小学生で二重跳びが上手にできるとかっこ良いですよね。
でも、縄跳びの練習はコツを知らないとなかなか思うように上達しません。
私の息子は、現在小学4年生。
最近、ミニバスケットボール(以下「ミニバス」と表記)を始めてチームの子どもたちが全員、ウォームアップで二重跳びをビュンビュン跳んでいたことに驚きました。
先輩ママと連続で二重跳びができる子どもたちに、かっこ良く跳べる縄跳び・二重跳びのコツを教えてもらいました。
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目次
子どもは縄跳びが得意?不得意?
息子がが通っていた保育園でも縄跳びや大縄でみんなで遊ぶ時間がありましたが、やはり得意な子・不得意な子がいました。
息子は年長さんの頃には、つたないながらも前跳びができていたと思います。
しかし、楽しそうには見えませんでしたし、聞いても「縄跳びは好きじゃない」と言っていました。
小学1年生から体育の授業で縄跳びがあるようで、授業参観のときに息子と同じ保育園だった女の子が前跳びや二十跳びを上手に跳び続けているのを見て驚きました。
【体験談】ミニバスの小学生、二重跳びがみんなできる!
さらに、息子が今年始めたミニバスの練習でチームの子どもたちがみんな、連続で二重跳びができている光景に衝撃を受けました。
しかも、すごいスピードで……!!
息子は4年生ですが、低学年、高学年関係なくビュンビュン跳んでいました。
縄跳びはミニバスのウォームアップのルーティンに入っていて、時間以内に前跳び、後ろ跳び、駆け足前跳び、駆け足後ろ跳び、二重跳びをするようです。
二重跳びができない理由・原因
一方息子は、体育の授業で二重跳びができるようになりませんでした。
家で一緒に二重跳びの練習をしていた時期もありましたが、息子はただ跳ぶだけの単調な練習に長時間集中できなかったようです。
そして、つたない前跳びができる程度のままで私もいつの間にか練習を忘れていました。
反対に、好きこそものの上手なれというように、元々縄跳びが好きな娘は自ら進んで跳びますが、そんなに乗り気でない息子と練習を続けるのは骨が折れます。
体育の授業で先生が一人一人子どもをサポートするのは難しいうえ、縄跳びの上達には子ども自身のやる気やモチベーションも大きく関わっていると感じました。
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二重跳びができるようになるには
縄跳びは、足を鍛えたり、道具をうまく使う能力を向上させることに役立ちます。
跳ぶことももちろん必要ですが、正しいタイミングで素早く縄を回さないといけません。
人間は自然にジャンプすると手は下から上に動きますが、縄跳びの場合は逆の動きになるのが難しいポイント。
親子で練習を続けてもなかなか二重跳びがうまくできず行き詰っていたので、二重跳びが得意な私の弟に練習方法を聞いてみました。
すると「二重跳びの練習は跳ばなくていい」と驚きのアドバイスが。
今まで家で練習するときはただ跳ばせているだけでしたが、それよりも縄を正しいタイミングで早く回すことが重要だそうです。
二重跳びの練習のコツ
ミニバスの先輩ママたちにも練習のコツを聞いてみました。
- 片手に縄跳びを持って縄を回す練習をする
- 脇をしめて手首で縄を回す
- 腕の位置は腰あたり
- 力まず軽い動作を心がける
- ひざはあまり曲げずつま先で軽く跳ぶ
- ジャンプしながらからだを2回たたきリズムをつかむ
- 前跳びを速く跳ぶ練習をする
- 縄は長すぎないようにする
実際に、二重跳びがきれいにできている子と息子を比べると、明らかに動作が固く力が入っていました。
【体験談】二重跳びができるようになる練習方法
二重跳びをいきなりしても、なかなかうまくいきません。
失敗を繰り返す練習時間は、子どもも見守る保護者も辛くなってしまいます。
まず二重跳びに挑戦する前に、前跳びはスムーズにできているでしょうか?
二重跳びは1回ジャンプをする間に2回縄を回さなければいけません。
前跳びの時点でぎこちなかったり、スピードが遅いなと思う場合は、前跳びをテンポ良くスムーズにできるようになるまで練習します。
縄跳びに慣れていない子どもは、少し重みがあるロープタイプの縄がおすすめです。
また、二重跳びをするときの縄は、少し短めのほうが跳びやすいようです。
二重跳びの練習は縄を正しいタイミングで回すことから
初めは、跳ばずに縄を片手で素早く回す練習から始めてみましょう。
息子は、縄を回す動作は疲れないので楽しい様子でした。
利き手は慣れてくると素早く回せますが、反対の手はなかなかぎこちなくて、これではまだ二重跳びはできないと気付きます。
シュンシュン!シュンシュン!と二重跳びをするときのテンポをイメージして素早く回しましょう!
また、軽くジャンプしている間に2回太ももを叩いてリズムをつかみます。
こちらと合わせて、なるべく速く前跳びができるように練習します。
具体的には、10秒間に20回以上跳べるようになれば二重跳びが成功しやすくなるようです。
子どものやる気を保つ方法
息子は、新しいもの好きの飽き性です。
自分が好きな読書や絵を描いているときの集中力はすごいですが、自ら運動はめったにしません。
なので、「ミニバスでみんな縄跳びできているから、家で練習しようか」と声をかけて動いてくれて感動しました。
でもやはり、家での単調な練習は続きませんし、上達しません。
それでも2週間ほど、時間を作って練習を続けました。
やはり、ムリなのでは?と諦めかけていましたが、前項でお話した“跳ばずに縄を素早く回す”“10秒間でなるべく速く跳ぶ”という練習をしたところ、1週間ほどでつたないながらも二重跳びが成功しました!
すごく感動しました。
このとき、10秒間で26回、前跳びができるようになっていました。
ゲーム感覚で練習すると、やる気を失わずに続けられます。
まず、10秒以内に跳べる数を数えてから「次は〇回跳んで」と、数を段々増やしてきたら褒めると、本人も成長を実感でき、モチベーションが高い状態で上達できました。
【体験談】二重跳びができるようになるまでの期間
ミニバスの先輩ママと6年生4人に、二重跳びができるようになるまでの期間やコツを聞きました。
自然なキレイなフォームで連続で飛べるようになるまでに、早くても2、3ヵ月から半年ほどかかったとのことでした。
縄跳びはミニバスのウォームアップでおこないますが、ほぼ毎日参加している子もいれば、そうでない子もいます。
それにしても、みんなキレイなフォームでかっこ良く跳べています。
そして、コツを教えていただく途中で3重跳びまで見せてくれました。
スゴい!
初めは前跳び後ろ跳びしかできなかった
縄跳びが得意な子の跳んでいる姿を見ると、無駄な動作がすごく少ないことに気が付きます。
見比べると息子は、まだまだ動作が大きく無駄が多いとわかります。
二重跳びを意識して高く跳ぶので着地も失敗が多いですが、できる子たちは手も腰あたりであまり動かず、跳ぶ高さも浅いです。
そんな彼らも、話を聞くと初めは前跳びや後ろ跳びしかできなかったとのことでした。
ミニバスに参加して、毎回練習しているうちにできるようになったそうです。
自然にできるようになった
みんな、特別に家で練習したというよりも、ミニバスのウォームアップを毎回続けるうちに自然にできるようになったようです。
決められた時間内に跳び続けていくうちに、二重跳びに必要な手の動きや速くスムーズに跳べるフォームが身についたのかなと思いました。
周りができて、自分もやらなくてはいけない環境にいると、縄跳びが苦手な子どもでも身につくんだなと感心しました。
ちなみに、バスケットボールをする前に縄跳びをすると、からだがあたたまり、シュートをするときに使う膝も上手に使えるようになるそうです。
終わりに
体験談から、二重跳びの練習方法をご紹介しました。
あらためて、子どもと私だけでずっと練習をしても、二重跳びはできるようにならなかったと思います。
なぜできないのかがわからないと、途中で諦めてしまう子も多いかもしれません。
まだまだ息子も練習中ですが、教えていただいた練習を取り入れて1週間ほどで、初めて二重跳びが成功しました。
二重跳びができない子もコツをつかめばできるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
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ママライタープロフィール

9歳の息子と6歳の娘を持つ京都出身、福岡在住のママ。
趣味は旅行、読書、牧場巡り。10年間、睡眠専門医療機関でSEを担当していたのでIT関連は得意。
上級睡眠健康指導士。デザインを学び、現在は開業してWebサイト制作を中心に活動中。株好きのFP2級でもある。
子どももクリエイティブなので一緒に絵を描いたりゲームを作りたい。最近、長男がバスケを始めた。
(※原稿執筆時)