いざ引っ越しを決断したくても、子どもの保育園をどうすれば良いのかと悩んでいる人もいるでしょう。
引っ越しが理由の入園・転園は通常の入園と違って、特別な手続きが必要になることもあります。
転園で入れる保育園がないため、退職になってしまったという人も少なくありません。
今回の記事では、転園に必要なポイントやベストタイミングを紹介します。
転園先が見つからない場合、引っ越しても保育園を変えたくない場合など、さまざまなケースも見ていきましょう。
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目次
引っ越しによる保育園の転園事情
保育園に入るのも大変だったのに、転園はもっと難しそうなイメージはありませんか?
でも、事前のリサーチをしっかりと行って、転園するタイミングを間違えなければスムーズに転園することは可能です。
そのためには、引っ越し先の自治体にある子育て課に問い合わせ、必要な書類を入手したり、空きのある保育園を調べたり、待機児童がどれくらいいるのかも調べて、計画的に手続きを行いましょう。
年度中でも空きがあれば入れる
まずは引っ越し先の自治体に問い合わせて、保育園にどのくらい空きがあるか確認し、選択肢があるなら問題ありません。
希望に合いそうな保育園に問い合わせて、空き状況や必要書類を聞いて、事前に用意しておきましょう。
保育園の空きがない場合は要注意です。
できるだけ早く住民票を移して、点数を上げておくと入園しやすくなります。
住民票がすぐに動かせない場合は、引っ越しや申し込みのタイミングをずらすなど、あらゆる選択肢を広げておくことも考えましょう。
認可外保育園や幼稚園を検討することも検討しておくと良いでしょう。
保育園の転園、ベストタイミングは?
保育園に転園するときにベストなタイミングを見計らうのも大切です。
保育園によっては、転園先に申し込む期限が設けられていることもあります。
いつでも受付している園もありますが、入園したい前月の10日が期限になっているところも多いので事前に調べて申し込みをするのがおすすめです。
役所へ行って、直接話を聞いて、直談判で入園できたというケースもあります。
具体的な対策を練るための最新情報を入手して転園に備えましょう。
4月(年度初め)が成功しやすい
4月は保育園の定員数に動きが出やすい時期です。
引っ越しや転勤もこの時期に行われることが多いため、空きが出ることがあります。
また、競争率が激しい地域などは新しい保育園ができていることもあるので確認しておきましょう。
ただし、4月は空きが出やすいとはいえ、申込者も増える時期でもあります。
引っ越し先の自治体に連絡をして、最新の保育園事情を早め早めに聞いておき、申し込み期限までに必要書類などを用意しておくのが大切です。
また、ゴールデンウィークのある5月や10月も転勤が出やすい時期になります。
このタイミングも保育園に空きが出やすいので、狙い目といえるでしょう。
引っ越しによる転園は不利?
残念ながら引っ越しによる転園が不利に働くことも多々あります。
特に保育園は基本的に自治体の住民を優先するので、住民票を移していない保活は不利になってしまいます。
一方で、引っ越し先が救済措置を行なっている場合もあるので、自治体にまず確認して事前に住民票を移動する方法も考えておくと良いでしょう。
ただ、やはり転園となると「空きがあるかどうか」が1番の鍵になります。
たまたま空いていればすんなり転園できますが、何年も空きが出ない保育園があるのも事実です。
引っ越し先によって事情は大きく異なるので、一概に「こうすれば転園できる」とはいえません。
運任せのところもあるので、必要書類や点数を稼げるところはないかなど可能性を上げる努力をするのがおすすめです。
引っ越し先で保育園に入れない場合はどうする?
いざ引っ越しして、保育園に申し込みをしたものの落選してしまった場合、あるいは保育園に全く空きがない場合はどうすればいいのでしょうか?
困って途方に暮れるのはまだ早いです。
保育園に入れなくても、子育てしながら働く時間を確保する方法がいくつかあるので、一つずつ見ていきましょう。
3歳以上なら幼稚園を検討
保育園に転園できなかった時の選択肢として、幼稚園を選ぶのも一つの手です。
多くの幼稚園は朝から昼過ぎまで子どもを見てくれますが、園によっては預かり保育が充実しているところもあります。
保育園よりも安価な幼稚園もありますし、就労のチェックが厳しくないのも利点といえるでしょう。
また、朝はバスなどで送迎してくれる幼稚園も多く存在しています。
近くまで子どもを送り迎えをしてくれるので、保育園と比べて便利という声もあるほどです。
ただし、申し込みが保育園は早めのケースがあるので注意しましょう。
さらに、前年10月ごろに願書を提出する園もあり、入園児の年齢も満3歳だったり、2歳から入園できたり、色々な選択肢があります。
また幼稚園は教育方針や園庭や施設、課外教室が充実していることもあり、それぞれの希望に合わせて選べるのも魅力です。
保育園に転園できなかったとしても、新たな世界が広がるでしょう。
認可外保育園(無認可保育園)、シッターを検討
保育園に入れなかった場合、自宅や職場に近い認可外保育園を検討するのも良いでしょう。
自治体によっては補助金が出るところもありますし、3歳以上は無償化の対象になるので、出費も抑えられます。
さらに、認可外保育園やシッターさんは保育時間や保育内容が、保護者のニーズに答えてくれる園が多いのも魅力です。
保育理由を問われず、在住や在勤地域に関わらず受け入れてくれるところがほとんどなので、引っ越ししてからしばらく利用するのも良いでしょう。
また、保育時間や延長保育にも柔軟に対応してくれるところが多く、残業が多い仕事や夜間の仕事に就いている保護者にとっては心強い存在となるはずです。
アットホームな雰囲気で、親との距離感も近く、敢えて認可外保育園を選ぶ保護者も最近増えています。
口コミなどもしっかり事前に調べて、選択肢として考えておくのも一つの手です。
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引っ越しても保育園をそのまま変えたくない場合は?
せっかく子どもたち同士で仲良くなったのに、親の都合で引き離してしまうのが心苦しいという声もよく聞きます。
引っ越しをしても転園せずに住む方法はあるのでしょうか?
自治体の多くは、保育園のある地域に住民票がなければ通えないことが多いのですが、隣接する地区なら通園を認める場合があります。
現在通っている園に相談したり、自治体窓口に問い合わせてみましょう。
転勤やその他の理由で、やむを得ず引っ越しをするなかで、保育園の転園が重なるとさらなるエネルギーを消費します。
転園があまりにも大変なので、同じ自治体内での引っ越しを検討し、転園を避ける人も多くいるのも事実です。
もし融通が効くようであれば、転園をせずに引っ越しできる方法を探すのが苦労が少ないと言っても過言ではありません。
事前によく検討してみましょう。
引っ越しに伴う保育園の転園の手続き
いざ転園が決まったものの、どんな手続きがあるのか気になりますよね。
現住所と同じ市区町村内で引っ越しする場合は、自治体のwebサイトや窓口でどんな手続きが必要か聞いてみましょう。
同じ自治体で、別の保育園に転園する場合は、ほとんどの場合新規入園と同じ手続きが必要になります。
一方で、同じ保育園に通園し続けることも可能な場合は、家庭状況等の変更を届け出る書類があるケースが多いです。
引っ越しが決まった段階で、できるだけ早く自治体に確認して、スムーズに転園できるよう準備をしておきましょう。
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保育園に引っ越しの報告や挨拶はいつ?
引っ越しが決まってから、どのタイミングで保育園に報告するのが良いのでしょうか?
転園の手続きでついついおざなりになってしまいがちですが、保育園ごとに退園申告の期限が決まっている場合がほとんどなので注意しましょう。
退園申告が遅れてしまうと1ヵ月分余分な費用を請求されることもあるので、引っ越し予定日が決まり次第、保育園に伝えておくと間違いありません。
退園に必要な手続きなども確認して、早めに行動をしておくのがトラブルを未然に防ぐコツです。
保育園事情は地域差も大きいのでリサーチを
保育園の入園もさることながら、転園もなかなか一筋縄ではいかないのが正直なところです。
また、自治体によって保育園事情はさまざまです。
待機児童の有無、保育園の数などを事前にリサーチして、もし可能であれば引っ越しの検討材料の一つと考えておくと良いでしょう。
引っ越しを決めてから保育園を探すと、タイミングが遅すぎる場合があるので注意してください。
計画を練って手続きを進めるのが転園成功のコツです。
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