【お守りの処分方法7選】正しい捨て方やタイミング、注意点をチェック!

【お守りの処分方法7選】正しい捨て方やタイミング、注意点をチェック!

初詣や観光、お参りで神社やお寺に行く際には、自分の願いに合うお守りが欲しい方も多いのではないでしょうか。

「開運」や「厄除け」から、「合格祈願」や「安産祈願」「病気平癒」などその時々の願いをこめる場合も。

神社やお寺参拝の記念として授けてもらう場合もあれば、お守りを親しい誰かが気遣って贈ってくれたり、お土産としていただいたりする場合もありますよね。

しかし、お守りは長い間手元に置きっぱなしにするものではなく、特に願いが叶った場合は、すぐに処分したほうが良いといわれることも。

この記事では、お守りの処分方法やタイミング、処分する際の注意点を紹介します。

お守りの処分方法7選

お守りの処分方法7選

開運や厄除け、合格祈願や安産祈願など、さまざまなお守りがあります。

お守りは、厄除けや願いが叶うように神様や仏様にお願いする縁起物です。

お守りは買うものではなく授かるものなので、厳密にいえば「処分する」のではなく「お返しする」のが適切な表現です。

ここでは、願いが叶った後のお守りのお返しの方法を適切な順序でお伝えします。

お守りの処分の仕方に困ったときは、ぜひ参考にしてください。

神社・お寺に返納し、お焚き上げ

最も適切な処分方法は、お守りをいただいた神社やお寺への返納です。

願いが叶う叶わないに関わらず、授かったお守りを持って「見守ってくださった神様への感謝の気持ち」を伝えるようにしましょう。

多くの場合、神社には「古神札納所(古神符納所)」、お寺には「納札所」が設けられてあり、お守りを返納すればお焚き上げのうえ供養してもらえます。

ただし、いつでもお焚き上げをお願いできるわけではなく、初詣の際など期間を限定して設置している場合もあります。

直接神社やお寺に持っていく場合、返納にお金がかからないことがほとんどですが、せっかくなので感謝の気持ちを込めてお賽銭を納めると良いですね。

遠方の神社・お寺なら、郵送でお焚き上げも

いただきものや旅行で立ち寄った場合など、遠方で直接お礼に伺えない場合もあります。

郵送で返納を受け付けている神社やお寺もあるので調べてみましょう。

しかし、お焚き上げを郵送でお願いする場合でも、無断で送りつけるようなことはしてはいけません。

事前に郵送での受付ができるか確認し、封筒に「お焚き上げ希望」などその旨を書き、「お焚き上げ料」を同封するようにしましょう。

「お焚き上げ料」の金額が設定されていない場合、「お気持ちで」と伝えられることがあります。

その場合、金額はいくらでも問題はありませんが、おふだと同じくらいで1,000〜1万円の間で同封すると良いでしょう。

どんど焼きでお焚き上げ

小正月に各地でおこなわれる行事に「どんど焼き」があります。

毎年1月15日頃に、しめ縄や書き初め、松飾りなどお正月で使った縁起ものを神社のほか地域の広場や公園などでお焚き上げするものです。

お守りもどんと焼きに持っていくと一緒にお焚き上げしてもらえる場合があります。

その場で火にくべるので、ビニールなどのカバーは外しておきましょう。

ただし、開催する自治体によってそれぞれ決まりが異なるため、お守りも処分してもらえるか確認してからにすると良いですね。

場所が違う神社や寺に返納は可能?

お守りをいただいた神社やお寺以外でも、返納を受け付けてくれるところもあります。

しかし、気を付けたほうが良いポイントもいくつかあります。

例えば、神社でいただいたお守りは神社へ、寺でいただいたお守りはお寺へと区別したほうが良いです。

ほかにもお寺の場合、可能なら同じ宗派に揃えたほうが失礼が少ないです。

「納札所」や「古神札納め所」などに納める前に、「違う宗派でも受け付けているか」「お寺と神社が混在していても問題はないか」なども事前に確認したほうが良いでしょう。

「お焚き上げキット」を使うサービスも

神社や寺院と提携し、お守りやお札などを適切に供養・焼却する手続きをしてくれるサービスもあります。

「お焚き上げキット」にお焚き上げしてほしいものをまとめて入れて郵送できるので、とても気軽に利用できます。

サービスの一般的な手順を紹介します。

  1. インターネットで「お焚き上げキット」を申し込む
  2. 必要な個人情報を入力し、決済方法を選択して購入する
  3. お焚き上げ用のキットが届く
  4. 指定の封筒にお守りを入れて返送する
  5. 神社やお寺でお焚き上げがおこなわれる
  6. お焚き上げ完了を知らせるメールや証明書が届く

お焚き上げ専門のサービスにお守りを送ると、全国どこからでもお焚き上げをしてもらえます。

お焚き上げをしてくれる神社やお寺、価格や供養の仕方、決済方法などはサービスによって異なります。

いくつかのサービスを比較検討してみると良いでしょう。

忙しくて神社やお寺に行く時間のない方や、何らかの事情でお守りをいただいた神社やお寺が返納を受け付けていない場合、あるいはクレジット決済を希望する人におすすめのサービスです。

サービスによってはお守りだけではなく、人形や故人の写真などのお焚き上げの依頼も可能です。

自宅でのお焚き上げは塩と一緒に半紙で包んで

庭に火を使える広さや環境があれば、自宅でのお焚き上げも可能です。

自宅でのお焚き上げをする手順を紹介します。

  1. 水を入れたバケツを用意する
  2. 半紙など広い紙を広げ、ひとつまみの塩と一緒にお守りを包む
  3. 感謝の気持ちを込めて半紙に火をつける

火を使う際には、周りに燃えやすいものがないか確認するなど、安全には十分注意しましょう。

燃えるゴミとして処分も可能?

お守りは燃えるゴミ、もしくは不燃ゴミとして処分もできます。

自宅でのお焚き上げ同様、白い半紙に納めるお守りとひとつまみの塩を一緒に包むようにしましょう。

その後、封筒や紙袋などに入れてから処分してください。

燃えるゴミか不燃ゴミかは、自治体のルールを確認し、それに準じた方法で処分します。

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お守りの処分のタイミングや注意点は?

お守りの処分のタイミングや注意点は?

お守りを処分するタイミングや注意点をまとめて紹介します。

お守りを授けてもらうなら知っておきたいマナーやルールを一つずつ詳しく説明します。

お守りはいつまでに処分すべき?

お守りに期限などはないものの、最大1年を目安に返納するのが一般的です。

願いが叶ったときや効力を感じたとき、受験や出産など願ったイベントが終わったときに、お務めを果たしたと思って処分してくださいね。

お守りを長く持ち続けると、不浄なものが溜まりやすくなるといわれています。

そのまま持ち続けていることは、神様や仏様に失礼などの考え方もあります。

ただし、必ず返さなくてはいけないわけではないので、持ち続けたい場合は無理に返却しなくても問題はありません。

お守りの保管場所や身につけ方

自宅で保管するお守りは、お守り袋やケースに入れて目線よりも高くきれいな場所に置いておきましょう。

お守りは神様や仏様が宿るものなので、できれば風通しの良い明るい場所がふさわしいです。

身につけておくときは、心臓に近い位置もしくはカバンに入れておくと良いでしょう。

まとめ:感謝の気持ちを持って返納を

まとめ:感謝の気持ちを持って返納を

お守りは本来、神様や仏様が宿る神聖なものです。

役目を終えたお守りは感謝の気持ちと一緒に、神社やお寺に返納するようにしましょう。

返納する方法はもちろん重要ですが、それ以上に感謝の心を持ち、神様や仏様に返すことを意識することが大切です。

祈願した願いが叶ってもそうでなくても、感謝の気持ちを持って返納するようにしてくださいね。

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