共働き世帯の増加にともない、学童を利用する家庭も増えています。
この春、初めて学童を利用する方は、学童はどういう場所で、何時まで預かってもらえるのか、仕事が長引いてお迎えの時間に間に合わないときはどうすればいいのかなど、不安に感じているかもしれません。
そこでこの記事では、学童が何時までやっているのか、お迎えに間に合わないときの対処法などを詳しくご紹介します。
学童選びの参考にしてみてくださいね。
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学童保育の種類
学童は学校が終わったあと自宅に帰っても親が仕事で不在の子を預かる施設で、次のように大きく3つの種類に分けられます。
放課後児童クラブ
放課後児童クラブは、厚生労働省が管轄し、自治体が運営しています。
放課後に保護者が仕事で不在になる子どもを対象に、親が仕事を終えるまで子どもを預かります。
保護者には一定の就労条件が求められ、条件を満たさない場合は利用できません。
施設自体は小学校や児童館などに併設されることが多く、子どもが一人でも安心して行けるようになっています。
また、放課後児童支援員という有資格者が子どもを預かるので、親としては安心して預けられるのも特徴です。
放課後子ども教室
放課後子ども教室は、文部科学省が管轄する学童で、主に学校の空き教室が学童として利用されています。
放課後児童クラブとは異なり、放課後子ども教室は学習支援や体験活動、交流活動が目的です。
そのため、利用するための子どもや親の条件は特になく、親が在宅の子どもも利用できます。
なお、地域のボランティアや学生が子どもたちの指導にあたっています。
民間学童
民間企業やNPO法人が運営する学童です。
一般企業やNPOの職員が在籍し、子どもを預かります。
民間学童も放課後子ども教室と同様に保護者の就労条件はなく、親が仕事をしていなくても利用可能です。
子どもの学習サポートや、施設内で習い事教室の開催や子どもの送迎など独自のサービスが充実していますが、その分費用はやや高額になります。
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学童は何時まで預かってくれる?
学童が子どもを預かる時間は施設によって異なります。
ただ、放課後児童クラブは、平日は18~19時まで、休日や長期休暇は8~18時頃まで預かるところが多いようです。
放課後子ども教室はこれより早く17時くらいまでのところが多く見られます。
民間学童も施設によって時間は異なり、自治体が運営する学童よりも遅くまで預かってもらえるところもあり、夕食の用意をしてくれるところもあります。
正確な時間を知りたい方は、利用を検討している学童に確認してみましょう。
お迎えに間に合わない場合
子どもを学童に預けたものの、仕事が終わるのが遅くなりお迎えの時間に間に合わないときの対処法をご紹介します。
必ず連絡を入れる
保護者は、子どもを迎えに行く時間をあらかじめ報告しておく必要があります。
予定の時間より遅れるとわかった時点で、必ず学童に連絡を入れましょう。
その際、遅れることと到着予定時間をきちんと伝え、無断で遅れることがないようにします。
学童の閉所時間に間に合わないときは、多少時間を過ぎても指導員が待っていてくれるところもあるようです。
ただし、間に合うように迎えに行くのが当然なので、迷惑をかけることがないように、代理でお迎えを頼める方を探しておきましょう。
両親や友人にお迎えを頼む
どうしても間に合わないときは、近くに住む両親や親戚に子どものお迎えを頼んでも良いでしょう。
お迎えに間に合わないその日に頼むよりも、あらかじめ学童の場所と「もしものときはお願いしたい」と伝えておくことをおすすめします。
親しいママ友にお迎えを頼んでもいいですね。
「困ったときはお互い様」の精神でお互いにサポートしあえるママ友がいると、いざというとき心強いはずです。
ファミリーサポートセンターを利用する
ファミリーサポートセンター(ファミサポ)は、子どもの送迎や預かりを個人に委託する相互援助活動です。
援助を受けたい依頼会員と援助をしたい提供会員のマッチングがおこなわれ、子どもの送迎だけでなく、保護者が迎えに行くまでの預かりを有償で依頼できます。
利用にあたってはあらかじめファミサポに会員登録しておき、学童にもお迎えが間に合わないときはファミサポの会員が迎えに来ることも忘れずに伝えておきましょう。
子どもだけで帰宅させる
基本的に学童は保護者のお迎えが必要ですが、場合によっては子どもだけで帰宅するケースもあります。
お迎えが遅くなることがわかっている場合は、暗くなる前に子どもだけ帰宅させて、親が帰宅するのを待ってもらっても良いでしょう。
ただ、子どもが自分で鍵を開けて留守番をすることになるため、鍵の管理や家で一人で過ごすことに慣れていないと難しいかもしれません。
間に合わない場合は民間学童を検討
公立の学童の閉所時間にお迎えが間に合わない可能性がある場合や、残業で間に合わない日が多くなりそうな場合は、遅くまで運営している民間学童の利用も一つの手です。
ほとんどの民間学童は公立の学童よりも遅い時間まで子どもを預かっています。
送迎サービスがある学童の場合、自宅から多少距離があっても安心して通えるうえに、習い事もできるところなら放課後の時間を有意義に過ごせます。
公立の学童で、お迎えに間に合わなかったり仕事に支障が出たりするよりは、費用は高額になっても民間学童に預けたほうが保護者も時間に追われず、気が楽になるのではないでしょうか。
まとめ
子どもの学童の開所時間や種類、間に合わないときの対応をご紹介しました。
学童にも種類があり、預かる時間や費用が異なります。
特に民間は、公立の学童とは違い教育方針やサービスの内容が特徴的で、はじめは学童選びに迷うかもしれません。
子どもを預かってもらえる時間を確認したうえで、学童を選べると良いですね。
その際、保護者の仕事の都合だけでなく、子どもの希望も考慮して学童選びをしてみてはいかがでしょうか。
ぜひ参考にしてみてください。
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