子どもが自転車に乗る際に、どのようなヘルメットをかぶらせれば良いか迷っている保護者の方も多いでしょう。
ここでは、子ども用の自転車ヘルメットの選び方や、正しい装着方法をまとめました。
買い替えのタイミングや年齢別おすすめヘルメットも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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子どもの自転車ヘルメット着用は義務?

2023年4月1日から、自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されました。
そんななか、子どものヘルメット着用がなぜ必要なのか、また何歳からの着用が推奨されているかを紹介します。
ヘルメット着用は努力義務化?
2023年4月1日に、改正道路交通法が施行されました。
以前より13歳未満の子どもはヘルメット着用が努力義務とされていましたが、今回の改正で、13歳以上の子どもを含むすべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されます。
あくまで「努力義務」のため、罰則や強制力がともなうわけではありませんが、自転車乗車時の安全を考えると積極的にヘルメットを着用はしたいものです。
特に通学や通学で毎日自転車に乗る場合は、事故のリスクも高くなるためぜひヘルメットを着用しましょう。
なぜ子どももヘルメットが必要なの?
警視庁によると、自転車事故によって死亡した方の約7割は、頭部に致命傷を負ったことが原因とされています。
また、ヘルメット着用時と着用していない場合の致死率は、着用していない場合で2.3倍になることもわかっています。
万が一自転車事故に遭った際に大切な頭を守るためにも、ヘルメットの着用は大変意味のあるものといえるでしょう。
親が赤ちゃんと一緒に自転車に乗る際、抱っこやおんぶをした状態で自転車が転倒するシチュエーションの実験をおこなったところ、転倒の衝撃は、6ヵ月の赤ちゃんが骨折するとされる基準値の7〜17倍であることもわかっています。
大きな衝撃が加わるため、赤ちゃんと一緒に自転車に乗る歳は特に気をつけたいですね。
赤ちゃんを乗せるときはどうする?
赤ちゃんを自転車に乗せる際、抱っこ紐を使ったおんぶであれば道路交通法で認められています。
一方で、抱っこは足元が見えにくくなったり、バランスが取りにくくなったりして危険をともなうことから交通違反となるため注意しましょう。
ただし、おんぶであっても、1歳未満の赤ちゃんはヘルメットをかぶるのが難しいことから、安全性を考えると一緒に乗るのはできるだけ控えるのが望ましいとされています。
1歳を過ぎれば自転車のチャイルドシートに子どもを乗せられるうえ、ヘルメットもかぶれるため、できれば1歳を過ぎてから一緒に乗るのがおすすめです。
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自転車用ヘルメットの選び方やポイント

子ども用のヘルメットは、ベビー用やキッズ用などいくつかのサイズが販売されています。
安全に着用するためのヘルメットの選び方や、年齢別におすすめのヘルメットサイズを紹介します。
安全で使いやすいヘルメットを選ぼう
ヘルメットは重さを頭だけで支えなくてはならないため、常に首に負担がかかるもの。
子どもが小さいうちは特に、できるだけ軽量で頭の形にフィットするものを選ぶのが正解です。
国内メーカーのヘルメットは日本人の頭の形に合わせて作られているため、サイズのあったものを見つけやすくおすすめです。
また、SGマークがついたものなら一定の安全基準をクリアしているため、より安全に利用できるでしょう。
国内メーカーに気に入ったものがなく海外メーカーから選ぶ場合は、ヨーロッパ製ならCEやTUVマーク、アメリカ製ならULマークがついているものが安心の目安です。
ただし、海外製品はヘルメットの形と頭の形が合わないことも多いため、試着してからの購入をおすすめします。
インターネットで購入する際は、返品可能なサイトから購入すると良いでしょう。
ベビー用のヘルメット(1~3歳用)
保護者の自転車の前や後ろに子どもを乗せる際は、1歳以上を目安にヘルメットの着用が必要です。
3歳までの小さな子どもは特に、首への負担が少なく軽量でかぶりやすいソフトシェルタイプのヘルメットがおすすめ。
ソフトシェルタイプとは、内側が発泡スチロール、外側がポリカーボネイトやABSプラスチックでできており、軽量でありながら耐衝撃性に優れていることが特徴です。
キッズ用のヘルメット(4~6歳用)
自分で自転車に乗り始める頃は、それまで使っていたヘルメットではサイズが合わなくなることもあるため、買い替えを検討する時期です。
キッズ用はS・M・Lなどサイズが大まかに分かれていることが多いため、実際にお店で試着をしてから選びましょう。
なかには、ヘルメットのサイズを調整できるアジャスターバンドやインナーパッドがついたものもあります。
長く使いたい場合は、調整可能なものを選ぶのも一つの方法です。
小学生用のヘルメット(7~12歳用)
小学生になると、1人で自転車に乗る機会がグンと増えます。
1人で着脱できることを前提に、蒸れにくさや頑丈さを重視して選びましょう。
この時期は、分厚いABS樹脂でできているハードシェルタイプのヘルメットがおすすめです。
ソフトシェルタイプに比べ重いのが難点ですが、激しい衝撃を逃す構造になっているため、万が一の際に助かる確率が高くなることが期待できます。
また、他の自転車や車からよく見えるよう、明るい色のものや反射ステッカー付きのものを選ぶとより安心です。
子どものヘルメットのかぶり方や注意点

ヘルメットは適当にかぶれば良いわけではなく、正しく装着しなければいざというときに頭を守れません。
子どもが小さいうちは保護者がサイズを確認し、正しくかぶせてあげましょう。
また、子どもが自分で自転車に乗る年齢になったら、子どもと一緒に正しいヘルメットの装着方法を確認し、自分で身につけられるようにしてあげることも大切です。
ヘルメットの正しいつけ方
ヘルメット着用時におでこが出ていたり、グラグラしていたりすると転倒したときにしっかり頭を保護できず、大変危険です。
ヘルメットを着用したら、以下のポイントに気を付けて必ず調整をしてくださいね。
- 耳部分の三角形になった紐の間に耳がくるようにする
- あごのひもを閉めた際に指1本分の隙間をあける
- 頭にちょうどフィットするようにアジャスターを調整する
- ヘルメットの前のふちが眉毛の上あたりにくるよう調整する
- ヘルメットが水平になっていることを確認する
ヘルメットの定期点検をしよう
子どもの成長に合わせて、ヘルメットの定期点検も大切です。
チェックポイントは、ヘルメットの外側や内側に凹みがないか、ひもが外れていないか、サイズが小さくなっていないか、などです。
ヘルメットの劣化やサイズが合っていないことに気が付いたら、早めに交換してあげましょう。
ヘルメットを嫌がるときの対応や対策
小さい子どもは特に、ヘルメットをかぶりたがらないことも少なくありません。
できるだけ小さいうちから「自転車に乗る=ヘルメットをかぶる」という習慣を身につけさせてあげることが重要です。
子どもがヘルメットを嫌がらないようにするには、親子や兄弟でお揃いのものを買ったり、どのデザインが良いかを子どもに選ばせてあげたりするのがおすすめです。
また「似合ってるね〜!」と褒めてあげるのも効果的。
なかには、重さや通気性の悪さからヘルメットを嫌がってしまう場合もあるでしょう。
子どもが嫌がらずにかぶってくれるかを確認するためにも、ヘルメットを買う際は、できるだけ試着をしてから買うことをおすすめします。
購入時には助成金などもチェック!
自治体によっては、子どもにヘルメットを購入する際に助成金を出してくれるところもあります。
地域によってはヘルメットを寄付してくれる団体が存在する場合もあるため、購入前に役場のWebサイトなどで確認してみると良いでしょう。
まとめ:楽しく安全に自転車を楽しんで
子ども用のヘルメットは1歳頃から着用できるものが販売されています。
保護者と一緒に自転車に乗る場合も、自分で自転車をこぐ場合も、安全のためにぜひヘルメットをかぶって楽しく自転車に乗れるよう努めてみてくださいね。
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