今回は、小学校の授業参観に行ったとき、チェックするポイントを紹介します。
参観は、学校内に入れる良い機会。
授業のほかにも、見どころがいっぱいです。
学校の雰囲気や子どもの様子を知ることで、親子の会話もはずみますよ。
参観当日のスケジュールも、ぜひ参考にしてください。
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授業参観のメリットとは
授業参観の主な目的は、子どもの授業の様子を見ることです。
その他、どのようなメリットがあるのでしょうか。
①子どもの様子がわかる
子どもが学校で普段、どのように過ごしているのかを、実際に見ることができます。
授業が始まる少し前に教室へ行くと、廊下や教室で一緒に過ごしているお友達との様子も知ることができるのでおすすめ。
「お友達との様子はどうかな?」、「授業前の準備はきちんとしているかな・・・」といった、いつも気になっていることが確認できますよ。
家とはまた違った、子どもの表情や新たな一面を発見したりできるのも授業参観ならではですね。
また、我が家の場合、子どもに聞いてもわからないことは、参観で実際に見るようにしました。
たとえば、高学年になりペンケースタイプの筆箱がほしいと言われて、どのようなものを買えば良いかわからない場合、参観で他の子どもが使っている筆箱をチェックします。
教室内が寒いという子どもに、どのような服装をさせて良いか迷うときは、まわりの子どもの服装を確認できますよ。
子どもに聞いても要領を得ない時は、実際に見て、それでもわからない場合は、先生に直接確認するのがおすすめです。
②学校の雰囲気が把握できる
校舎内の様子をいろいろと見て、雰囲気をじかに感じることができます。
子どもが毎日過ごす環境を見ておくことは、とても大切です。
外から見ただけではよくわからないことも、校舎内に入るとわかることがありますよ。
たとえば、教室に行くまでのことを考えてみましょう。
下駄箱から入り、靴がきれいにそろっていると気持ちが良いですよね。
階段や廊下ですれ違うたび、生徒たちがあいさつをしてくれると、すがすがしい気分に。
校舎内が整理整頓されていると空気が澄んだ感じがしませんか。
教室に行くまでの間、少しだけでもまわりを意識しながら歩いてみましょう。
③先生や保護者と交流できる
懇談会は、先生や保護者と直接会って話したり、学校の情報を直接聞けるチャンスです。
懇談会とは、クラスごとに先生と保護者とが集まり、意見交換をおこなう場で保護者会とも呼ばれています。
わが子の学校では、クラスの様子や学校からのお知らせ、各委員からの報告などが毎回の流れです。
その他、不審者情報や登下校の危険な箇所、SNSのトラブルなどの情報共有をすることもあります。
新学期の懇談会では保護者の自己紹介タイムがあり、子どもが家でどのような様子なのか、悩みや好きなことなどを話すことも。
他の保護者の悩みに共感できることがたくさんで、うちの子だけではないんだと少し安心したり、対応策なども聞けて参考になることもあります。
また、子ども同士が親しくしている保護者と挨拶をして、連絡先を交換するのもおすすめです。
懇談会後は、先生と話したい保護者が何人か残っていることも。
先生と直接話せる機会なので、電話や連絡帳で聞くほどではないけれど・・・というようなちょっとしたことを聞いておきたい場合は、声をかけて見ても良いかと思います。
気になることがあり、じっくりと相談したい場合は、事前に連絡帳や電話でアポイントをとり、別の日に時間を作ってもらうのが良いでしょう。
懇談会は大人でも緊張すると思いますが、毎回ほぼ同じ保護者が出席していることも多いです。
顔見知りを増やせるということもメリットなので、勇気を出して出席してみてはいかがでしょうか。
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授業参観|チェックしたいポイント
学校の門から教室に行くまで、チェックしたいポイントを紹介。
わが家の体験を盛り込みながら紹介します。
ポイント①落とし物コーナー
落とし物コーナーに、子どもの忘れ物がないかチェックしましょう。
子どもが通う小学校は、げた箱横のスペースに落としものコーナーがあります。
テーブルには赤白帽子やハンカチ、水筒、うわ着といった忘れ物が置いてあり、自分のものを見つけたらそのまま持って帰って良いことになっています。
長男は赤白帽子やハンカチ、絵本バッグなど、しょっちゅう忘れ物をしていました。
落とし物コーナーで探して、持ち帰ったことが何度もあります。
記名しておくと見つけやすくなるので、持ち物には必ず名前を書いておきましょう。
ポイント②階段や廊下の展示物
子どもの作品が展示してあるか、確認しましょう。
階段の踊り場や廊下の壁に、絵や日記、書写といった作品が展示されています。
わが子の作品を見つけると、成長を感じてうれしい気持ちになりますよね。
筆者も毎回、子どもの名前を探してチェックするようにしています。
また、わが子の学校は教室前の廊下に、絵の具や習字道具、国語辞書など、これから必要になる購入物の見本が置いてあることも。
長子の場合、どのようなものを購入すれば良いか迷うので、実際に見ることができ、とても参考になりました。
ポイント③授業中の様子
子どもがしっかりと授業を受けているか、観察しましょう。
先生の話を聞いているか、手を挙げて発表できているか、ノートはきちんととっているかなどを見ます。
先生が大切な所を話している時に板書の書き写しをしている、もしくは下を向いている、横の友達と話をしたり足をぶらぶらして落ち着かないなど、気になる点がいろいろと見えてきます。
また、先生の授業の進め方も観察します。
授業の進め方のスピードや、声の大きさなどをチェック。
その他、子どもとの接し方や声かけ、子どもが発表したあとのフォローがあるかも見ておきましょう。
帰宅後に夕食時など機会を見つけて、子どもと参観の話をし、授業中の良いところはほめて、よくないと思ったところは、アドバイスできると良いですね。
子どもの話を聞いて、授業中に困っていることがあれば、後日先生に相談しましょう。
ポイント④教室後方の掲示物
早く教室に着いた時や授業後に、教室の後ろ側の掲示物もチェックしましょう。
習字の作品や自己紹介カード、係の紹介などを掲示しています。
なかでも自己紹介カードに名前と顔写真がある場合、子どもとの会話に出てくる、お友達の名前や顔がわからない・・・といったときに、確認できるので助かります。
また、今学期に頑張る目標や係りの目標を見て、子どもの考えや頑張りを知ることができますよ。
参観日のスケジュール | 兄弟がいる場合
小学校に兄弟で通っている場合、同じ日に参観があることも。
わが家も日程が重なった時は、どのようにクラスを見てまわるか毎回、考えていました。
ここでは、3人兄弟のわが家の対策を説明します。
参観順序は長子優先で考える
まず、長男を優先しました。
最初の子どもなので、新しい学年になると、いろいろとわからない部分が多いからです。
授業の前半に長男のクラス、後半に次男と長女のクラスを半分ずつ行くというまわりかたをしていました。
また、その日の授業内容によって、まわる順番を変えることも。
たとえば、クラスで1人ずつ発表する、学年全体で合同発表会がある、というような授業内容の場合は、その子どもを優先的にみるようにします。
もし、時間内に3人とも見てまわるのが難しいときは、見ることができなかった子どもを、次の参観時に優先させてください。
その際、子どもにまわれなかったこと、次回は一番最初に見にいくことを、きちんと伝えておきましょう。
その日の授業内容を確認する
授業中の発表時間を把握することで、兄弟間のまわる順番を調整できます。
班ごとや1人ずつ発表するなど、授業内容が事前にわかっている場合は、どのタイミングで発表の時間を設けるのか、だいたいの時間帯と発表する順を先生に確認しておきましょう。
とはいっても、だいたいの時間帯なので発表時間が前後することも。
わが家も、事前に聞いていたにも関わらず、兄弟間を行き来するうちに子どもの発表が終わってしまったということがありました。
子どもの発表を必ず見ておきたいときは、その日だけは発表する子どもの参観を優先した方が良いでしょう。
参観と懇談会のどちらかに出席する
参観と懇談会は同じ日にあることが多いので、トータルで考えるのもおすすめです。
わが家は、長男と次男の参観をまわり、長女だけ時間が足りずにまわれなかったら、長女のクラスの懇談会に出席するということもありました。
また、仕事や下の子の幼稚園のお迎えなどで、どうしても参観の時間に間に合わないときは、懇談会だけ出席するということもできます。
しかし、懇談会は子どもの授業が終わったあとなので下校時間と重なり、場合によっては難しいかもしれません。
懇談会に行けないと不安になるかも知れませんが、心配しなくて大丈夫。
後日、懇談会時に配布されるプリントを持ち帰ってくるので、内容を確認しておきましょう。
先生によっては、その日どのようなことを話したか、要点を記入したものを配布してくれますよ。
授業参観は見どころがいっぱい!学校や子どもの様子を知るチャンス
授業参観が平日にあると、仕事や用事でどうしても都合がつかない場合がありますよね。
すべて出席するのは難しくても、何度か行ってみることをおすすめします。
学校で普段、子どもがどのように過ごしているのか、実際に見て感じることができますよ。
コロナ禍以降、授業参観がなかった期間もありましたが、やはり直接見て先生と話し、保護者間で顔を合わせるのは大切なことだと感じます。
ぜひ、時間に都合をつけて、授業参観へ出席してみてはいかがでしょうか?
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ママライタープロフィール
高1の長男を筆頭に3児を子育て中のママです。(※原稿執筆時)
春からお弁当作りがスタートしたので、時短&簡単レシピに興味があります。
趣味はフルート。もう少し子育てに余裕ができたら、以前習っていたフルートのレッスンを再開したいです。