【ガス代】4人家族の平均はいくら?ガス代が高くなる原因もご紹介

【ガス代】4人家族の平均はいくら?ガス代が高くなる原因もご紹介

最近ガス代が高くなったと感じている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、参考として4人家族のガス代の平均額の紹介をはじめ、ガス代が高くなる原因、節約術などをまとめて紹介します。

ガス代を安くしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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4人家族のガス代は平均いくらかかる?

4人家族のガス代の支払額の平均はどのくらいなのでしょうか。

総務省統計局の家計調査をもとに、季節別・地域別に分けて紹介します。

出典:総務省統計局|世帯人員別|二人以上の世帯|<用途分類>1世帯当たり1カ月間の収入と支出(2021年)総務省統計|都市階級・地方別 単身世帯|<用途分類>1世帯当たり1カ月間の収入と支出(2021年)

4人家族の平均ガス代を紹介

総務省統計局の家計調査(2021年)によれば、4人家族の平均的な1ヵ月にかかるガス代は4,840円です。

家計の総支出額の平均が1ヵ月320,090円であることから、ガス代は総支出額の約1.5%を占めていることがわかります。

参考までに他の水道光熱費の内訳を紹介すると、上下水道料が約6,105円、電気代が約10,243円、その他の光熱費が480円で、水道光熱費全体の平均支払額は21,668円となっています。

【季節別】4人家族の平均ガス代

春を3〜5月、夏を6〜8月、秋を9〜11月、冬を1〜2月とした場合の、季節ごとの4人家族のガス代の平均は以下のとおりです。

  • 春:6,114円
  • 夏:3,988円
  • 秋:3,617円
  • 冬:5,809円

ガス代は冬から春にかけて、多くの家庭で高くなりやすいことがわかりました。

調理時やお湯を沸かす際に使用するガスは、寒い時期に特に使用頻度が高くなることが理由の一つでしょう。

一方で、気候が安定し過ごしやすい秋は、ガスの消費も少なくなるようです。

【地域別】4人家族の平均ガス代

ガス代は、地域によっても平均的な月の支払額が変わります。

各地方別のガス代のコスト構造を踏まえたうえで算出すると、4人家族でガス代の支払いが最も多かった地域は関東地方でした。

反対に、ガス代の平均支払額が最も少なかったのは九州地方です。

ちなみに、コスト構造とは固定費と変動費を合わせたものを指し、ガス代でいうと、基本料金+従量料金(原料費調整額を考慮した金額)により構成されています。

都市ガスとLPガスでもコスト構造は異なるため、同じ条件になるようにして計算した結果が表示されています。

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ガス代が高くなる原因は?

ガス代が高くなる原因は?

ガス代が高くなる原因として考えられるものを2つ紹介します。

お風呂の追い焚きに注意!

家庭では、調理とお風呂の給湯の際にガスを多く使用します。

なかでも、お風呂の給湯は使用する水の量も多く、お湯張りの頻度が高い家庭ではガス代が高くなりやすい傾向にあります。

家族が多い場合や、家族がお風呂に入る時間帯にばらつきが出る家庭では、追い焚き機能を使用する頻度も多いでしょう。

追い焚き機能はお湯が冷めても簡単にお風呂を温めることができ便利ですが、ガス代の面からみると負担が大きいです。

追い焚き機能を使用しない工夫をすると、ガス代が安くなる可能性があります。

家族でまとまった時間にお風呂に入るなどして節約を試みましょう。

ガス料金の値上げ

先ほども説明したように、ガス料金は基本料金と従量料金で構成されています。

そのうち、ガス料金変動の鍵を握っているのが、従量料金に含まれる原料費調整額というものです。

原料費調整額は為替レートや原油価格の変動によって金額が左右されるため、家庭でのガス使用量に関わらず値上がりしてしまうことがあります。

2020年頃からは新型コロナウィルス蔓延の影響、2022年に入ってからは情勢不安など、複数の原因が重なり、ガスの原料となるLNGやLPGの価格が高騰しています。

原料費調整額の高騰によるガス代の値上がりは、2022年11月現在ではいつまで続くか予測できていないのが現状です。

ガス代の節約方法や削減対策は

ガス代の節約方法や削減対策は

各家庭でガス代を削減するためにできる対策を3つ紹介します。

お風呂の入り方を工夫する

先ほども紹介したように、ガス代が高くなりやすい原因の一つにお風呂の追い焚き機能の使用が挙げられます。

できるだけ家族が続けてお風呂に入ったり、浴槽にフタをして熱を逃さない工夫をしたりして、追い焚き機能を極力使用しないようにしましょう。

また、シャワーを流している時間もガス代は発生するため、1日1分でもシャワーを出す時間を短くする方法も有効です。

キッチンのガス代を節約するには?

食器洗いや調理の際に使用するガスも節約対象になります。

例えば、食器洗いをするときは給湯器の温度を低温に設定したり、ガスコンロの炎を弱〜中火にしたりすることでガス代を節約できます。

食器洗いの際は不要な水を流さないよう、節水も考慮すると、自ずとガスの使用量も少なくなるでしょう。

ただし、キッチンで使用するガスはお風呂のお湯を沸かすために使用するガスに比べると消費が少なく、労力の割にそれほど節約にならないこともあります。

ストレスのない範囲で、楽しみながら節約に取り組んでみてくださいね。

お得なガス会社のプランに切り替えを検討

ガス料金はガス会社によっても異なるため、場合によってはガス会社を変更してお得なプランに切り替えることも有効です。

ガスと電気のセットプランを提供している会社なら光熱費全体を安くできる可能性が高まるため、お住まいの地域で選べるガス会社を探してみてはどうでしょうか。

また、現在プロパンガスを契約している家庭なら、都市ガスに切り替えると料金が安くなることが多いのでおすすめです。

ただし都市ガスに対応していない地域もあるため、事前に確認しておきましょう。

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まとめ:オール電化にすることも検討

まとめ:オール電化にすることも検討

ガス代が高くて困っている場合、オール電化にするのも一つの方法です。

オール電化の料金プランは電気代とガス代を合算した金額よりも安く設定されていることが多く、光熱費全体の節約につながります。

オール電化にするには電気給湯器をはじめとする設備にも費用がかかるため、初期コストを考慮したうえで検討すると失敗が少なくなります。

ガス代だけでなく、さまざまなものの値段が上がり家計を圧迫する状況が続いていますね。

今後の見通しもわからず不安も多いですが、日々の節約や契約会社の見直しなどをおこない、家族で力を合わせて乗り越えていきましょう。

賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、チャットでお客様のご相談を24時間受け付けております。

ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。

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