小児科受診は何歳まで?中高校生は小児科に行ってもいいの?

小児科の看板と青空

小児科は何歳まで受診できるのでしょうか。

筆者は子どもが中学生になったとき、小児科と内科のどちらにかかれば良いのか悩んだ経験があります。

今回は、小児科受診に年齢制限はあるのか、そして実際に我が子が内科へ受診先を変更した際の体験談を紹介します。

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小児科への受診は何歳まで?

聴診器を当てる写真

小児科は、子どもを専門とした科です。

発熱や咳など病気の症状から予防接種、乳児検診まで、子どもに関することを総合的に診てくれます。

筆者の子どもたちも、赤ちゃんの頃から小児科へお世話になっていますが、小児科は一般的に何歳まで受診可能なのでしょうか。

成人までが対象

日本小児科学会によると、小児科が診療するのは子どもが成人するまで、としています。

筆者は漠然と中学生くらいまでかなと考えていたので、驚きました。

同じように思っている方も、多いのではないでしょうか。

しかし、受け付けているのは中学生までのところがあるため、一度かかりつけの小児科に確認をしてください。

参照:日本小児科学会

親も受診できる?

子どもたちがお世話になっている小児科は、親子で一緒に受診できます。

筆者が子どもの風邪をもらい鼻水や咳の症状があったとき、一緒に診療してもらえて、とても助かりました。

また、インフルエンザワクチンも親子で接種できるため、一度に終わらせることができます。

日々忙しく、自分のことをあと回しにしてしまうママにはありがたいですよね。

特に子どもがまだ小さく大変な時期は、大きなメリットです。

親子で受診できるか、かかりつけの小児科に相談してみると良いでしょう。

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小児科へ行ってよかったこと

お薬手帳と軟膏の写真

我が家の息子たちは中学生になってからも、小児科で診てもらいました。

ここでは、小児科へ行ってよかったと思うことを、実際の経験も含めて紹介します。

慣れていて相談しやすい

小さい頃から行き慣れているので、安心して診療を受けられます。

医師や看護師も比較的穏やかで優しく、子どもが怖がらない点もメリット。

また、内科以外の症状も診てもらえ、その他にも子どもの成長に関する悩みや不安を相談できます。

たとえば、風邪の症状と皮膚の症状が同時にある場合、小児科と皮膚科をはしごせずに済み、親子の負担を減らせます。

我が家の次男は肌が弱く皮膚科にかかっていますが、症状がひどくないときは小児科で診てもらい保湿剤の処方をお願いしていました。

幼少期から長期的に診てくれる

生まれつきの持病や幼少期からの持病がある場合、長期的に診てもらえます。

長男は喘息の症状があり、幼少期に何度も吸入器のお世話になりました。

咳がひどくなるたびに不安で心配でしたが、小児科の先生は小さな症状を見逃さず、すぐに対応してくれて、とても心強かったことを覚えています。

中学生以降は症状が落ち着いて小児科へ行く回数も減っていますが、小さい頃だけでなく成長してからも診てもらえるのは、親も安心しますよね。

小さい頃からの持病があり、中高生になっても経過を診ていく必要がある場合、可能なら引き続き小児科に行くことをおすすめします。

小児科へ行くのが難しいと感じたこと

病院で吸入している写真

当時中学生だった長男と小児科へ行った際に、感じたことを紹介します。

子どもが恥ずかしいと感じてしまう

小児科は乳児〜小学生くらいの年齢層が多い場所です。

診療の順番を待つあいだ、小さい子どもたちと一緒に待合室で過ごすことになるので、中学生になると、その場にいるのが恥ずかしいと感じてしまうことも。

実際、長男が中学生のころ、小児科の待合室で順番を待っていたとき、居心地の悪さを感じている様子でした。

診療時間に間に合わない

中高生になると授業や部活で帰宅時間が遅く、病院へ行く時間がなかなか取れません。

また、部活を休むのを嫌がったり、約束した時間に帰って来れなかったりします。

診療時間に間に合わないため、小児科に行くのは難しいなと感じました。

小児科から内科へ変えるタイミングはいつ?

カルテに書き込む手元

小児科は成人するまで受診可能とはいえ、中学生になったらどのタイミングで内科へ変えようかと、迷っている方もいるのではないでしょうか。

ここでは中高生の息子が、内科へ受診先を変えたきっかけをお話しします。

長男は中学生まで小児科を受診

先述しましたが、小さい頃から喘息持ちだった長男は、中学生になっても小児科に行きました。

咳が出るときは、聴診器で胸の音を確認してもらうと安心でき、小さい頃からのカルテを診ながら総合的に診てもらえるからです。

また、かかりつけの小児科では数年前から、一般の大人も診療を受け入れているようでしたので、当初は高校を卒業するまではお世話になろうと考えてました。

コロナがきっかけで内科を受診

コロナ禍のある日、高校生の長男と中学生の次男が立て続けに発熱。

先に長男が発熱しコロナが疑われた際、小児科へ行くか迷いました。

コロナ禍以降、事前予約があたり前になり、しかもかかりつけの小児科は人気でいつも人が多く、予約が取れそうになかったからです。

一応小児科へ問い合わせたところ、当日は予約がいっぱいで、あらためて明日以降に電話で予約をしてくださいとのこと。

長男の熱も高く、一刻も早く診てほしかったため悩んだ末、近くの内科を探して予約を取りました。

翌日次男が発熱した際に長男が行った内科に問い合わせると、中学生は受け付けておらず、また別の内科を探すことに。

次男が行った内科は、中学生も受け入れていたため、とても助かりました。

今回はあわてて内科を探すことになりましたが、もっと事前に情報を集めて内科を探しておけばよかったと感じ後悔しました。

今まで小児科しか選択肢がないと思い込んでいましたが、この件以降、状況によって内科と小児科を使い分けています。

子どもの持病を考慮し状況の変化も把握しておこう

小児科は新生児〜中学生までのイメージがありますが、成人するまで診てもらえるところも。

小児科と内科、どちらにするか迷ったときは、子どもの持病や年齢を考慮し、病院の場所やそのときの状況も把握したうえで決めるのがおすすめです。

筆者の子どもたちがお世話になっている小児科は、高校生や大人も受け入れをしています。

しかし小児科によっては、中学生までが対象のところもあるため、何歳まで受診可能なのか事前に確認しておくことが大切です。

またこの先、子どもが内科を受診する場合を考え、事前に内科を探しておき、こちらも受診する前に受け入れ年齢を確認すると良いでしょう。

小児科から内科へ変えるタイミングに決まりはないので、子どもにあった選択をしてくださいね。

ママライタープロフィール

sono

高2の長男を筆頭に3児を子育て中のママです。(※原稿執筆時)
春からお弁当作りがスタートしたので、時短&簡単レシピに興味があります。
趣味はフルート。もう少し子育てに余裕ができたら、以前習っていたフルートのレッスンを再開したいです。


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