空手を習いたいと考えたときに、まず迷うのは、伝統派空手と呼ばれるような寸止めの空手にするか、フルコンタクト空手にするかではないでしょうか?
どちらを選ぶかは、空手を習う目的や目標によって変わります。
我が家では8歳の息子が空手を習っていますが、フルコンタクト空手を選択しました。
なぜフルコンタクトを選んだのか?実際にやってみてどうか?
我が家の体験談をご紹介します。
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空手を習う目的は何か?
空手を習う目的としては、一般的に次のようなことが考えられます。
- 試合や大会で強くなりたい
- 護身術を身につけたい
- 礼儀作法を身につけたい
空手は身体を鍛えるだけでなく、ルールやマナー、集中力や忍耐力などの精神面も鍛えることができるスポーツです。
我が家が空手を習う目的
我が家としては「護身のため」が一番の目的でした。
何が起きるかわからない世の中なので、自己防衛能力を高めておいて損はありません。
護身目的の意味では、最初は少林寺拳法や合気道も検討していましたが、競技人口が多く、選べる道場も多い空手のほうにシフトしていきました。
他にも、身体を鍛えることや、保育園や学校以外に楽しめるサードパーティ的な場所を見つけることも目的と考えていました。
空手は何歳から始めるのがいい?
空手は3,4歳から入門できるところが多いようですが、我が家では、話が聞けて、ある程度理解ができるようになった5歳からスタートしました。
空手は何歳からでも始めることができます。
大人や高齢になってから始める方も多いスポーツで、年齢に関係なく最初は誰もが白帯からスタートし、技術や型が身につくと徐々に昇段していくのも公平性があって好ましいと感じます。
子どもの場合は本人が判断することは難しいので、保護者が子どもの体力や理解力ややる気に応じて、いつスタートするべきか判断が大切ですね。
伝統派空手か?フルコンタクト空手か?
伝統派空手とフルコンタクト空手のどちらを選ぶかは、空手を習う目的や、子どもの性格、資質によっても違ってきます。
伝統派空手は、正しい姿勢や呼吸法、技術が重視され、型や組み手の練習を通じて、身体能力だけでなく精神的な成長や礼儀作法を身につけることが期待できます。
試合形式には「型」と「組み手」があり、道場によっては「型」のみを練習するところもあります。
「組み手」では相手と組み合いますが、相手にダメージを与えることは禁止されており、寸止めが基本です。
一方、フルコンタクト空手は、試合での実戦を意識しており、直接打撃を加え相手にダメージを与えます。
全身を使った攻撃技術や、スピードや反射神経などの身体能力が鍛えられ、試合を通じて強靭な精神力や競技力を身につけることが期待できます。
決め手は昔ヤンチャだった友人の一言
伝統派かフルコンタクトかは我が家でも迷っていましたが、昔ちょっとヤンチャで喧嘩が強かった友人の言葉が決め手となりました。
その友人は、最初に少林寺拳法をやっていて、そのあとフルコンタクト空手をやった経歴の持ち主です。
その友人に相談した時に出た「寸止めは実践的じゃない。殴られた痛みをわかったほうがいい。」という言葉を聞いたことで、我が家はフルコンタクト空手に決めました。
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まずは通える範囲の空手道場で体験
通える範囲の空手道場の情報をインターネットでチェックし、道場ごとの方針や特色、何歳から始められるかなどの基本情報を確認しました。
我が家から通えるフルコンタクト空手の道場は、正道会館、極真会館、新極真会、白蓮会館などがあり、その中から我が家に合いそうだと感じた道場に体験を申し込みました。
我が家の場合は、紹介者がいたわけではなく、口コミがあったわけでもなく、道場のホームページを確認したのみで、いわば飛び込み状態だったので、体験でしっかりと道場の雰囲気を確認する必要がありました。
体験時のチェックポイント
体験時には、以下のことをチェックしました。
- 指導者の雰囲気、子どもとの相性、生徒に対する態度や姿勢
- 生徒同士の関係、教室の雰囲気
- 練習内容
- 通いやすさ、費用
そして大切なのは、子どもが「ここで空手をやりたい」と感じるかどうかです。
体験一箇所目で道場を決めた
我が家は体験一箇所目で道場を決めました。
我が家が決めたのは白蓮会館。
まずインターネットでの情報収集時点で、道場の方針がとてもわかりやすい言葉で綴られていて、共感できるものでした。
突き蹴りを中心とした剛法のほかに、関節の逆をとったり投げるなどの柔法と呼ばれる護身の技術を練習する点も我が家の目的と合っていました。
実際に体験に行ってみて、指導者の子どもに接する態度や話す内容が好ましく、道場生たちがしっかりと目を見て挨拶してくれたり、上の子が小さい子へ指導している様子も見ることができ、良い教室だと率直に感じました。
何が決め手となったか?
やはり決め手は子どもの判断です。
親が良いと感じても、子どもがそう感じなければ習い事は続きません。
空手の指導者は厳しいイメージがありましたが、怒鳴ることもなく親しみやすい雰囲気で子どもも怖くないと感じたようです。
道場生たちが和気あいあいとして仲が良いこと、体験時から上の子が丁寧に指導してくれたことも子どもにとって良かったようです。
そして空手の練習内容も楽しかったようで「やってみたい」につながりました。
2回体験できたことで、じっくり判断できたことも良かったです。
空手を始めてみて
5歳から始めて今年で3年目になりました。
練習に行くことを嫌がる日もあるけれど、空手の練習や指導者、道場の仲間達が好きなようで、行くと楽しそうです。
「今年の目標は?」とか、「将来の夢は?」と聞かれると、「空手の試合で優勝すること」「空手で黒帯になること」と空手を絡めた答えが返ってくることが増えてきました。
空手が生活の一部になりつつあるようです。
目標を持って続けやすい
空手には昇段試験があり、段位に応じて帯の色が変わります。
帯の色は常に目に入るので、「早くあの帯の色になりたい」と目標を持ちやすいようです。
また頻繁に試合があり、試合に出場するかどうかは自分の意思で決めることができます。
「次の試合までに、この練習をしよう」「次の大会では3位以内に入りたい」といった目的意識や目標を持てるので、習い事として継続しやすいと感じます。
身体が鍛えられる以外のメリットが大きい
試合に出場した後は、他の道場生の前で試合結果や反省点などを発表する場があり、とても良いと感じています。
「次はどうすれば勝てるか?」「あなたに勝った相手はどこまで勝ち進んだか?」と具体的に問われます。
自己分析する力、他者を分析する力、人前で発表する力、負けた人を馬鹿にしない心など精神が鍛えられます。
まとめ
空手にはさまざまな種類があるため、空手に興味を持ちつつも敷居が高いと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
我が家もそうでした。
一歩踏み出してインターネットで調べたり、経験者の友人に相談することで体験に申し込むという行動につながりました。
子どもの性格や資質に合った道場が、通いやすい立地にあるのはとても恵まれています。
我が家の子どもが通う道場は車での送迎が必要ですが、家族で納得して決めました。
今のところ楽しく続けているし、とても良い選択をしたと思っています。
我が家が迷いながらも空手道場を決めた経緯をご紹介しました。
少しでも空手に興味を持っている方の参考になれば幸いです。
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ママライタープロフィール
小2の息子、年長の娘を持つママライター。(※原稿執筆時)
ズボラな性格も相まってライフハックが大好きです。
食べることも好きで、簡単でおいしいレシピを集めています。
キャンプや野外フェスなど、アウトドア活動を好みます。デジタルイラスト練習中。