保温できるお弁当箱の選び方や使い方のコツをご紹介。
寒い季節、冷たいお弁当を食べるのを嫌がる子どももいます。
そんなときは温かいご飯が食べられる、保温弁当箱が便利です。
この記事では大きさや形などさまざまな種類からどれを選べば良いのか、筆者の選んだ商品を紹介しながら説明します。
学校や塾での食事を、温かいお弁当でほっとひと息つける時間にしてあげましょう。
保温できるお弁当箱にはどのような種類がある?
保温弁当箱は、ご飯やおかずを温かい状態で持ち運ぶことができるお弁当箱です。
縦に重ねるタイプや丼の形をしたものなど、さまざまな種類があるのでどれが良いのか迷うことも。
ここでは、保温弁当箱の種類を説明します。
ランチジャータイプ
ステンレス製の保温ケースのなかにご飯やおかず、汁物を入れて持ち運べるタイプの保温弁当箱です。
筒型の保温ケースに重ねて入れることで温かさをキープ。
汁物入れはこぼれないように蓋を回して締めるようになっています。
容量が大きいサイズを選べば、食べ盛りの高校生や大人も温かいご飯をたっぷりと食べることができます。
また、みそ汁やスープなどと一緒にお弁当を食べたい方にもぴったりです。
丼タイプ
丼のような形で本体と蓋が真空二重構造になったステンレス製のお弁当箱です。
ご飯容器の中におかず容器を重ねて入れる2段構造で、ご飯とおかずを分けて入れることが可能。
ご飯容器に深さがあるので牛丼やあんかけ丼、そして麺料理など、ご飯にかけて食べる料理を入れるのに便利です。
ご飯ジャータイプ
ご飯容器のみ保温になるタイプです。
ご飯容器をステンレス製の保温ケースに入れることで、温かい状態をキープ。
ご飯容器だけ持ち運べるタイプやおかず容器とセットになったタイプがあります。
おかず容器がセットになったタイプは、傷みやすいおかずを常温のまま一緒に持ち運ぶことが可能。
おかず容器は2個ついているものが多く、片ほうはおかずを入れて、もう片ほうは、くだものを入れたりと使い分けができるので便利です。
スープジャータイプ
スープジャーは真空二重構造になったステンレス製の容器です。
密閉性や保温性など機能面も優れており、中に入れた料理を温かい状態で持ち運べます。
サイズを選ぶことで、お弁当のおかずとしてだけでなく、いつものお弁当にスープを足したりとバリエーションを楽しめるのが特徴。
保温調理もできるので時短にもなり、スープジャーにおにぎりといった簡単メニューが楽しめます。
保温弁当箱の選び方
保温弁当箱を選ぶ際には以下3つをチェクしましょう。
- 容量
- 携帯性
- 洗いやすさ
容量
お弁当の容量は年齢や性別、使う人がどのくらい食べるのかを考慮して選ぶ必要があります。
以下はお弁当箱の容量の目安です。
食べる量は個々で違うので参考程度にしておいてください。
500mlまで | 小学低〜中学年の子どもサイズ |
---|---|
500ml〜800ml | 小学高学年〜中高生や成人女性 |
1000ml〜 | ガッツリと食べたい中高生や成人男性 |
携帯性
持ち運びのしやすさも確認しましょう。
選ぶ種類や容量によってはお弁当箱全体が大きくなり、そのぶん重量も増します。
また、お弁当箱を手提げタイプの保温バックに入れて持って行くのか、それともリュックやトートバッグの中に入れて持って行くかによっても選ぶタイプが変わってきます。
毎日のことなので、自分が一番持って行きやすいタイプのものを選ぶことが大切です。
洗いやすさ
お弁当箱の洗いやすさもチェックします。
お弁当箱の形はフチの部分が丸くなっているほうが洗いやすいのでおすすめです。
また、食洗機で洗えるタイプを選べば、しつこい油汚れもすっきりと落とすことができます。
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温かさをキープさせるコツ
※筆者撮影画像|画像左:保温ケース・画像右:ご飯容器
保温弁当箱は、ひと手間を加えることでさらに温かくなります。
容器を温めておく
ご飯や汁物を入れる容器を温めておきましょう。
ご飯ジャーの場合は熱々のご飯を入れたら、電子レンジでさらに温めて保温容器に入れると、温かさがアップ。
丼タイプやスープジャーは容器にお湯を入れてしばらく経ったらお湯を捨て、その中にご飯を入れてください。
断熱構造のバッグに入れる
保温弁当箱はそのまま持ち運ぶよりも断熱構造のバッグに入れるのがおすすめです。
内側にアルミの断熱素材を使っているので温かさが持続します。
単体でご飯ジャーやスープジャーを持ち運ぶ際も、断熱構造の収納バッグに入れるようにしましょう。
また、ランチジャータイプは外側のケースが保温性の高いステンレス製の真空二重構造になっているので、そのまま持ち運ぶことが可能です。
筆者おすすめの保温弁当箱を紹介
※筆者撮影写真
ここでは筆者が選んだおすすめの保温弁当箱を紹介します。
容量や大きさ、使いやすさなどを考えて決めたので、ぜひ参考にしてください。
保温弁当箱に求める条件
今回、保温弁当箱に求める条件は以下のとおりです。
- 容量700〜900ml程度のもの
- 形状は縦型でかさばらない大きさ
- 収納バッグ付きでお箸ケースが入るもの
- 食洗機対応のもの
高校生男子が使用するので、容量は700ml以上が希望です。
子どもはお弁当箱をリュックに入れて持って行きたいというのですが、リュック内で空いているスペースは教科書横のほんのわずかな空間。
縦型のお弁当箱なら入りそうなので、縦型で横幅が14cm以内のものを探すことに。
また、収納バッグにお箸ケースが入るか、ご飯容器やおかず容器は食洗機で洗えるかもチェックしました。
以上の条件で今回購入したのはこちらの保温弁当箱です。
※筆者撮影画像|商品名:アスベル ステンレス保温ランチボックス HLB-T820N(820ml)
容量 | ごはん 360ml おかず 230ml×2個 |
---|---|
サイズ | 幅21.0×奥行11.8×高さ12.5cm |
その他 | 保温バッグ、お箸付き |
参考:アスベル ヤフー店
※筆者撮影画像|画像左:500mlの水筒・画像右:お弁当箱を保温バッグに入れた状態
さまざまな候補の中から選んだのは、アスベルのステンレス保温ランチボックスです。
上記画像のように500mlの水筒とほぼ同じ高さで、縦に収納可能。
横幅も12cm程度でとてもコンパクトです。
※筆者撮影画像|お弁当箱を横にして入れた状態
お弁当箱は上の画像のように横に収納できるのもポイント。
バッグの蓋部分のメッシュポケットにお箸が収納できるので便利です。
保温弁当箱を使用した感想
選んだのは、ご飯ジャータイプの保温弁当箱ですが、お昼にほかほかのご飯が食べられるので、子どもにも好評です。
おかずは温かくなりませんが、容器は蓋をとれば電子レンジで温めることができます。
ご飯容器、おかず容器ともに食洗機の使用ができるのでとても便利。
手洗いする際もフチが丸くなっているのでスポンジが入りやすく洗いやすいです。
※筆者撮影画像
おかず容器が2個付いているので、片ほうはメインのおかずを入れ、もう片ほうに卵焼きやミニトマトなど細かいおかずを詰めるようにしています。
蓋はシリコンゴムなのでやわらかく、開け閉めもスムーズ。
先におかずを詰め、最後にご飯を温めて保温ケースに入れるといった順番がおすすめです。
まとめ:寒い季節は保温弁当箱がおすすめ
保温弁当箱はご飯を温かい状態で食べることができるので、寒い季節にぴったり。
容量や大きさもメーカーによってさまざまなので、まずは誰が使うのかを決めたあと、容量やタイプなどを決めて保温弁当箱の候補を絞りましょう。
そして、携帯性や洗いやすさなどもチェックしてください。
こちらの記事を参考にぴったりなものを探してみてくださいね。
ママライタープロフィール
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高1の長男を筆頭に3児を子育て中のママです。(※原稿執筆時)
春からお弁当作りがスタートしたので、時短&簡単レシピに興味があります。
趣味はフルート。もう少し子育てに余裕ができたら、以前習っていたフルートのレッスンを再開したいです。
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