こたつは、日本全国で使われているポピュラーな暖房器具です。
夏はテーブル、冬はこたつに使える商品もあり、主要な暖房器具として大活躍しているご家庭も多いことでしょう。
その一方で、こたつはいつしまうかタイミングがつかみにくいものです。
「こたつはいつしまえばいいのか、いつも悩んでいる」という方も多いでしょう。
この記事では、こたつをいつしまうのが良いのかや、こたつをしまう際のポイントなどを紹介します。
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こたつはいつしまう?片付けタイミングを紹介
江戸時代には、「こたつ開き」という習慣があり、毎年「亥の月の亥の日」にこたつを使い始めると火事に遭わないといわれていました。
亥の月は旧暦の10月で、新暦では11月です。
亥の日は年ごとに変わりますが、だいたい11月の前半になることが多いです。
一方、こたつをしまうタイミングは、特に決まりはありません。
この項では、こたつを片付けるタイミングを解説します。
最低気温が15度前後になったら
外気温の最低気温が15度前後になると、暖房器具はほぼ必要なくなります。
全国平均では4月の後半が該当しますが、東京は5月の初め、GWあたりになるでしょう。
花粉の飛散もおさまり、こたつ布団を洗って外に干すこともできます。
こたつ布団の洗濯までいれると、こたつの片付けは半日ほどかかるでしょう。
GWの休みを利用してこたつを片付けるのも一つの目安です。
遅くても梅雨入り前には片付けよう
地域によっては、GW中も冬は冷え込んでこたつが欲しくなるところもあるでしょう。
しかし、GWが過ぎるとじきに梅雨がやってきます。
梅雨に入ると湿度が高まり、カビも生えやすくなります。
こたつ布団を洗っても乾きにくいので、遅くとも梅雨入り前にはこたつを片付けましょう。
肌寒い日は、ヒーターなど別の方法で暖を取るのがおすすめです。
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こたつを片づける際のポイントとお手入れ方法
一冬使ったこたつは、かなり汚れています。
こたつ布団を洗うだけでなく、ヒーターなどのお手入れも必要です。
ここでは、こたつを片付ける際にすませておきたいお手入れの種類やポイントを紹介します。
ヒーターのお手入れ
こたつのヒーターは、使っているうちにホコリが付着し、そのまましまうと、臭いの原因にもなるでしょう。
スイッチを切って30分以上は冷まし、ヒーターが完全に冷めた状態でお手入れを開始します。
こたつのテーブルからヒーターをはずして掃除機でホコリをすいとってください。
ヒーターはテーブルに付いていますが、プラスドライバーでネジを外せば取り外せるものもあります。
天板(テーブル)のお手入れと収納・保管方法
天板はそのままテーブルに使うこともできますが、しまっておく場合は中性洗剤で天板の上を拭いて汚れを落としましょう。
そのままにしておくと、汚れがシミになって残ってしまいます。
しまっておく際はこたつにホコリが付着しないように、カバーをかけておくのがおすすめです。
こたつ布団の洗濯方法と収納・保管方法
こたつのなかで最もお手入れが大変なのがこたつ布団です。
一冬使ったこたつ布団は汚れているので、必ず洗濯しましょう。
なお、こたつ布団の寿命は10年前後で、こたつ布団の裾のほうがほつれてきたり破れてきたりしたら、替えどきです。
また、こたつカバーはもう少し寿命が短く、取れない汚れがついたら買い替えるのがおすすめです。
こたつ布団の洗濯方法
こたつ布団はとても汚れやすく、特に、こたつを食卓として利用している場合、食べ物のシミなどが付いてしまいがちです。
伝統的なこたつ布団は、なかに綿が入っており、一度洗うと乾かすまでに時間がかかりました。
しかし今は、軽く温かく丸洗いできるこたつ布団が増えています。
こたつ布団が汚れたら、小まめに洗濯機で洗いましょう。
布団用の大型の洗濯ネットに丸めて入れて、「毛布コース」で洗えば大丈夫です。
汚れがひどい場合は、その部分だけつまみ洗いをしたり中性洗剤を賭けたりしたあとで、洗濯してください。
小まめに洗っておけばしまうときも楽です。
干すときは2本の物干し竿の間に「M」字型で干せば中に風が通って乾きやすくなりますよ。
コインランドリーやクリーニングもおすすめ
対応容量7kg未満の洗濯機では、こたつ布団の丸洗いが難しいです。
家で洗濯ができない場合、コインランドリーやクリーニングを利用しましょう。
コインランドリーでは乾燥までおこなえ、洗濯に500~700円前後、乾燥に500円前後が相場です。
一方、クリーニングの場合は2,000~5,000円が相場となっています。
ただし、クリーニング店のなかには冬まで布団を預かってくれるサービスを提供している店舗もあるので、こたつ布団をしまうスペースがない場合はおすすめです。
こたつ布団の収納・保管方法
こたつ布団は、布や不織布でできた保管カバーをかけて湿気が少ない場所に保管しておきます。
圧縮袋に入れれば、収納スペースを節約できます。
保存袋の中には防虫剤を入れて虫喰いを予防しましょう。
また、湿気が残っているとカビの原因になるので、保存袋に入れる前にはこたつ布団を完全に乾かしておきます。
まとめ:思い立ったときが片付けどき!
こたつの片付けはなかなか面倒なものです。
しかし、こたつをいつまでも清潔に心地よく使うには、こたつはシーズンオフになったら必ず片付けましょう。
日差しが暖かくなり、窓を開けても寒さを感じなくなったら片付けどきです。
家族の協力もあおいで一気に片付けられると良いですね。
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ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。
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