バレンタインデーに友達同士でチョコレートを贈り合う友チョコの習慣は、イベントとしてすっかり定着しています。
小学生くらいの子ども同士はバレンタインにどのようなチョコレートをプレゼントしているのでしょうか。
小学生の友チョコ事情や簡単に作れるレシピを紹介します。
小学生のバレンタイン:友チョコとは?
小学生はバレンタインデーをどのように過ごしているのでしょうか。
そもそも友チョコとは何なのか、手作りするのか市販のものを購入するのか、小学生のバレンタイン事情を紹介します。
バレンタインの友チョコとは?
友チョコとは、女性や女の子の友達同士で贈り合うチョコレートのことをいいます。
友チョコを渡す習慣は、小学生くらいから社会人まで、幅広い年代に浸透しています。
友達同士でチョコレートを贈る習慣は以前からありましたが、「友チョコ」として習慣が確立するようになったのは2000年頃からです。
友チョコは、いつも仲良くしてくれている友達に対して、ありがとうと感謝の気持ちを伝えるためのアイテムにもなっています。
小学生のバレンタイン事情、友チョコは?
アクトインディ株式会社が小学生の子どもの保護者736人を対象におこなったアンケート調査によれば、バレンタインにプレゼントをあげた子どもは41%、あげなかった子どもは55%でした。
全体で見ればあげなかった子どもが多かったものの、今やバレンタインは小学生の間でも根付いているイベントといえそうです。
プレゼントをあげた相手は親、兄弟姉妹、祖父母などの身内が最も多く68%、2番目が女の子の友達で39%、3番目が男の子の友達で34%の順でした。
友チョコは手作り?市販?
上記のアンケートで友チョコの準備をどうしたかの問いに対しては、親子で一緒に手作りしたという答えが約6割と圧倒的に多く、市販品を購入したと答えた約3割を大きく上回りました。
小学生の友チョコは手作りで準備することが主流といえそうです。
子ども向けのバレンタインの友チョコレシピ
バレンタインをきっかけに初めてお菓子作りに挑戦する子どもも多いのではないでしょうか。
小学生の子どもでも挑戦しやすい、バレンタインの友チョコとしてプレゼントするのにぴったりのおすすめのレシピを紹介します。
デコってかわいい型流しチョコ
材料は板チョコ100gのほか、デコレーションに使うカラースプレーやアラザン、チョコペン、オレンジピールなどを用意します。
チョコレートはナイフやフォークなどで細かく刻み、耐熱ボウルに入れて600Wの電子レンジでラップをかけずに約1分半加熱しましょう。
チョコレートをスプーンで混ぜて均等に溶かします。
チョコレートが温かいうちにアルミホイル型にスプーンで流し、上にカラースプレーやアラザン、オレンジピールなどをお好みで飾りましょう。
チョコレートが固まったらチョコペンで好きなデザインを描きます。
絞り出しクッキーにチョコをトッピング
絞り出しクッキーの材料は、食塩不使用バター100g、グラニュー糖40g、卵白2分の1個分、薄力粉100gです。
この材料で直径3.5cmのクッキーが45~50個分できます。
バターをボウルでクリーム状に練ったら、砂糖を入れてすり混ぜましょう。
そこに卵白を入れてよく合わせ、薄力粉をふるい入れてゴムベラでさっくりと混ぜます。
口金を付けた絞り出し袋にクッキー生地を入れ、天板に間隔をあけて絞り出しましょう。
180度に余熱したオーブンに入れ、約12分ほど加熱します。
焼きあがったら網にとって冷ましましょう。
溶かしたチョコレートにクッキーをつけ、ダイスカット状のアーモンドを上から散らします。
チョコレートが固まったらできあがりです。
転写シートでおしゃれチョコ
転写シートとは、色付けした植物油脂を用いて模様が描かれたもので、チョコレートやクッキーを手軽にデコレーションできるアイテムです。
100円ショップの手作りコーナーにも売られており、手軽に購入できます。
転写シートは使う部分より少しだけ大きめにカットしましょう。
溶かしたチョコを形作ったら、チョコレートが固まらないうちに転写シートを乗せます。
ざらついているほうが転写面なので間違えないように乗せましょう。
転写シートを乗せたらパレットナイフなどでよく密着させます。
チョコレートが固まったら転写シートを剥がせばできあがりです。
かわいいコーティングトリュフ
材料はガナッシュ用のミルクチョコレート200g、生クリーム100ml、コーティング用ホワイトチョコレート・ストロベリーチョコレート・セミスイートチョコレートをそれぞれ100gずつ、サラダ油大さじ3、トッピング用アラザンなどです。
生クリームを小鍋に入れて沸騰直前まで温めます。
ガナッシュ用チョコレートはあらかじめ細かく刻んでおき、そこに温めた生クリームを加えてから、とろりとしたクリーム状になるまでよく混ぜます。
混ぜ終わったらラップをかけて冷蔵庫に入れ、約30分冷やしておきます。
その後、スプーンですくって半円状に形づくり、クッキングペーパーを敷いたバットに並べて15分ほど冷蔵庫で冷やしましょう。
コーティング用のチョコレートはそれぞれ細かく刻んで湯せんで溶かし、サラダ油を入れてよく混ぜます。
ガナッシュをフォークに乗せてコーティング用チョコレートにくぐらせて、網の上に乗せて固まるまで置きましょう。
余ったコーティングチョコレートでトリュフの上に線状に模様を付け、アラザンなどでデコレーションします。
おしゃれなオレオポップ
材料はオレオ6枚、ホワイトチョコレート90g、チョコペン、ミニミンツなどの飾りです。
オレオは2枚を剥がして分けます。
溶かしたホワイトチョコレートにスティックをつけてオレオの上に置き、剥がしたもう一枚のオレオをその上に置いて、スティックとオレオが固定されるまで冷蔵庫で冷やしましょう。
オレオにコーティングチョコレートをつけて、上にミニミンツなどを振ってデコレーションし、固まればできあがりです。
ミニサイズのタルトチョコ
タルト台は100円ショップでも手に入ります。
お菓子作りが初めてでも挑戦できる簡単レシピです。
材料は、5cmのタルト台12個分でミルクチョコレート150g、生クリーム50ml、有塩バター30g、カラースプレーやミニミンツなどです。
チョコレートは細かく刻みます。
生クリームを小鍋に入れて弱火にかけ、沸騰直前で火を止め、チョコレートと有塩バターを入れてとろりとした状態に溶かしましょう。
タルト台にチョコレートを流し入れ、カラースプレーやミニミンツなどを乗せます。
冷蔵庫に入れて2時間以上冷やしてできあがりです。
スティックチョコレートケーキ
18×18cmの角型1台分で約12本のスティックケーキができます。
材料はミルクチョコレート150g、無塩バター75g、上白糖130g、塩小さじ2分の1、卵2個、薄力粉100g、ピュアココア20g、ベーキングパウダー小さじ2分の1です。
チョコレートは細かく刻み、バターと一緒にボウルに入れて50~55度のお湯で湯せんします。
薄力粉、ピュアココア、ベーキングパウダーは合わせてふるっておきましょう。
型にオーブンシートを敷いておきます。
溶かしたチョコレートに上白糖、塩を入れてよく混ぜ合わせましょう。
割りほぐした卵を1個分ずつ加えてその都度かき混ぜます。
ふるった粉類を入れてゴムベラでさっくりと混ぜたら型に流し、180度に余熱したオーブンに入れて30分焼きましょう。
焼き終わったら型からはずして粗熱を取ります。
縦半分にカットしてからそれぞれを6等分しましょう。
コーティング用のホワイトチョコレートを溶かし、カットしたケーキに線状にデコレーションし、ミニミンツなどを飾り付けてできあがりです。
まとめ:おしゃれなチョコを大量生産!
転写シートやトッピング用のアイテムを使うと、簡単で見栄えのするおしゃれなチョコレートを大量生産することも可能です。
ラッピングにもこだわって、友達に渡すまでのワクワク感も味わえると良いですね。