ハロウィンの食べ物といえば「かぼちゃ」。
日本ではかぼちゃのグラタンやシチューなどが定番ですが、本場のハロウィンではどのような食べ物を食べているのか気になりませんか?
マンネリしがちなハロウィンメニューも、本場感が入れば一気にグレードアップしそうですよね!
本場の伝統的な食べ物、定番料理や簡単&おいしいアレンジレシピを紹介します。
ハロウィンの伝統的な食べ物といえば?
ハロウィンの起源はアイルランドの古代ケルト人のお祭りとされ、移民とともにアメリカへ伝わり、そこから世界中へ広まりました。
そのためハロウィンの伝統的な食べ物も、元祖アイルランドのものとアメリカで変化したものとでは違いがあります。
そもそも、ハロウィンの主役ジャック・オー・ランタンは「かぶ」で作られていたことを知っていましたか?
アメリカではかぶよりも、生産量が多く、馴染み深くて加工もしやすいかぼちゃを使うようになったそう。
現在でもアイルランドやスコットランドなどでは、かぶでジャック・オー・ランタンを作ります。
本場の伝統的な食べ物
アイルランドの伝統的な食べ物は「コルカノン(コルキャノン)」「バームブラック(バーンブラック)」「キャンディーアップル」「アップルサイダー」など。
アイルランドのハロウィンは日本のお盆のようなお祭りのため、上記のほかに収穫したりんごやナッツを食べながら、家族で妖精やおばけの話を聞いて静かに過ごすのが一般的です。
主食に近いじゃがいも、秋に収穫した作物や果物などを使った食べ物がメインで、かぼちゃはあまり食べません。
一方、アメリカでは「マカロニチーズ」「パンプキンパイ」「デビルエッグ」「キャンディコーン」などがよく食べられます。
かぼちゃを使ったパンプキンパイのほか、ハロウィン用に開発されたお菓子キャンディーコーンを食べるあたりがアメリカらしいですね。
マカロニチーズは、ハロウィンに限らずよく食べられる家庭料理の定番です。
かぼちゃを使ったハロウィン定番メニュー
アイルランドではあまりかぼちゃを食べないとはいえ、日本ではハロウィンといえばかぼちゃ。
素直にかぼちゃ料理でハロウィンに彩りを添えましょう。
ここでは、かぼちゃを使ったハロウィンの代表的なメニューを3つ紹介します。
市販品を活用すると作る手間が大幅に削減でき、時短&簡単に作れますよ!
レンジで簡単、かぼちゃレシピの記事もおすすめです。
かぼちゃのクリームシチュー
ハロウィンの食べ物といえば、定番中の定番なのはクリームシチューと次に紹介するグラタンではないでしょうか。
たっぷりの野菜を煮汁ごと食べられるシチューは、野菜のうまみや栄養を無駄なく取れる人気メニューです。
白いルーに色とりどりの野菜が浮かぶ様子は見ていてとてもキレイで、見た目でも楽しめますよね。
丸のままのかぼちゃを購入して中をくり抜き、具材としてだけでなく器としても使うとぐっと料理のグレードが上がります。
かぼちゃのグラタン
グラタンは、大人も子どもも大好きなメニュー。
アツアツのホワイトソースをハフハフしながら食べるのはおいしいですよね!
かぼちゃを使うと甘みとコクが増してスイーツのような味に仕上がり、普通のグラタンとはまた違った味わいが楽しめます。
かぼちゃは一口大に切って具材として使うほか、つぶしてマッシュかぼちゃにしたり、さらにマッシュポテトと合わせたりしてもおいしいですよ。
具材、ソースやトッピングなど、アレンジ次第で味わいだけでなく食べごたえも変わります。
かぼちゃのスープ
簡単でコク深いスープが作れるのは、かぼちゃ本来の甘さやコクがあるからこそ。
ミキサーやブレンダーがなくても作れます。
熱いかぼちゃをフォークやマッシャーなどでつぶしたあとヘラで捏ねて作ると、かぼちゃの食感が残っておいしいかぼちゃスープになりますよ。
独特な香りのバターナッツかぼちゃ、甘みが弱いがなめらかな触感のロロンかぼちゃなどを使うのもおすすめです。
家庭で楽しめるハロウィンアレンジメニュー
ハロウィンだからといって、かぼちゃにこだわりすぎる必要はありません。
日常的な料理でも、ちょっとしたアイデア次第でハロウィンメニューに早変わりします。
マッシュポテトのおばけ
マッシュポテトでおばけを作ると、子どもに大ウケのハロウィンメニューのできあがり。
紫キャベツやブロッコリーで不気味な森を表現すると、ハロウィン感がアップしますよ。
マッシュポテトではなく、マッシュかぼちゃでも良いですね。
必ずしも立体的でなくても良いので、型を使ってかぼちゃ、ねこ、おばけなどを作るのも良いでしょう。
大根おろしアートでミルフィーユ鍋
近年流行りの大根おろしアートでキャラクターを作り、ミルフィーユ鍋やみぞれ鍋にするのも良いアイデアです。
はじめてだと大根おろしアートで複雑なキャラクターを作るのは難しいかもしれないので、おばけやかぼちゃなど簡単な形のキャラクターを選ぶと良いでしょう。
おばけなら大根おろしそのままの色でできますし、子どもでも整形できるので子どもと一緒に作るのも楽しそうですね!
ハロウィンピザ
一見ハロウィンっぽくないピザも、チーズでお化けの形をつくったりバジルで森を描いたりすると一気にハロウィンメニューになります。
黄色みがあるチェダーチーズでかぼちゃを作ったり、ナスや海苔で帽子や魔女を作ったりするのも良いですね。
普通のピザ生地のほか、パンピザや餃子の皮ピザなども手軽でおすすめです。
ハロウィンはスイーツやお菓子が主役!
ハロウィンの主役は、かぼちゃ料理よりむしろ子どもたちがもらうお菓子かもしれません。
日本では「トリックオアトリート」と近隣の家庭をまわってお菓子をもらう機会はまだ少ないものの、ハロウィンはお菓子を楽しんでこそ。
時間がある場合は、手作りのハロウィンスイーツを作ってみましょう。
とはいえ、市販のお菓子をデコレーションするだけでも十分に楽しめますよ!
ハロウィンアイシングクッキー
かぼちゃ、おばけ、帽子やがいこつなどハロウィンモチーフのクッキーを手作り、もしくは市販品を購入し、アイシングを楽しむのもおすすめ。
クッキーを焼くところから親子で取り組んでも良いですし、アイシングを子どもにお願いするのも良いでしょう。
アイシングクッキーはプレゼントにも向いています。
パンプキンプリン
ハロウィンらしく、かぼちゃを使ったスイーツもおすすめ。
パンプキンプリン、カップケーキ、パウンドケーキやモンブランなど、かぼちゃはさまざまなスイーツに合いますよ。
普段からお菓子作りをしている、もしくは少し本格的なハロウィンを目指すなら、伝統菓子「バームブラック」に挑戦してみてはいかがでしょう。
まとめ:食べ物も楽しみなハロウィン
ハロウィンの楽しみは仮装やパレードだけではありません。
元々が収穫を祝うお祭りということもあり、食べ物で秋の味覚を堪能するのも良い楽しみ方です。
ハロウィンの時期はおいしい食べ物がたくさんあるので、家族みんなで楽しんでくださいね!
以下の記事ではお弁当のハロウィンアレンジをご紹介しています。ぜひご覧ください。