仙台駅が所在する仙台市青葉区は市の主要エリアであり、人口が多く賑やかな街です。
仙台市のなかでも広大な面積を誇り、温泉街や観光スポットも多く存在します。
この記事では、子育て支援制度や子育て環境などさまざまな面から、子育て世帯にとって住みやすい街かどうかを検証しています。
これから仙台市青葉区で暮らす予定の方は、ぜひ参考にしてください。
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仙台市青葉区の子育て環境
まずは、仙台市青葉区の子育て環境を見ていきましょう。
子どもの人口
2021年10月1日現在の仙台市青葉区の0~14歳の子どもの人口は33,800人です。
仙台市青葉区の人口全体の約11.5%に相当します。
教育施設の数
仙台市青葉区の教育施設の数は、下記のとおりです(2019年度時点)。
幼稚園 | 21園 |
---|---|
小学校 | 34校 |
中学校 | 22校 |
高等学校 | 12校 |
参考:e-Stat・政府統計の総合窓口-仙台市青葉区のデータ
なかでも音の光幼稚園は、音楽教育に力を入れている園です。
リトミックという音楽教育法を積極的に取り入れ、音楽を通じた情操教育、子どもの集中力を高めることなどを目的としています。
また音楽だけでなく、英語教育や体育教育も取り入れており、幼児期からさまざまな経験ができる幼稚園です。
参考:音の光幼稚園
青葉区にある病院
仙台市青葉区には約45ヵ所の小児科があります。
なかでも仙台市北部急患診療所は、夜間と日曜、祝日専用の診療所です。
夜間や休日の急な発熱などにも対応してもらえるため、子育て世帯にとって安心です。
参考:仙台市北部急患診療所
青葉区の買い物環境
仙台市青葉区にはスーパーが約55店舗、コンビニエンスストアが約210店舗あります。
また仙台駅の周辺には、ショッピングモールや商店街、飲食店街が立ち並んでおり、買い物環境はかなり充実しています。
駅のなかにもショッピングモールのS-PAL仙台があり、子ども連れでも買い物を満喫できるでしょう。
参考:NAVITIME
青葉区の治安状況
仙台市青葉区は人口が多く繁華街を有していることから、ほかの区に比べると犯罪件数が多い傾向にあります。
なかでも目立つのが、住居への侵入盗です。
普段から施錠を徹底し、防犯カメラを設置するなど、防犯意識を高めることを徹底しましょう。
仙台市防犯協会連合会では、普段から街のパトロールや市民への無料防犯講座などをおこなっています。
一人ひとりが意識を高く持つことが街の治安向上につながるでしょう。
青葉区にある公園
仙台市青葉区には、230ヵ所を超える公園があります。
なかでも自然に囲まれた台原森林公園は、家族でお出かけしたい公園の一つです。
大池や芝生の広場もあるため、ピクニックにも良いでしょう。
公園の敷地内には、アスレチック遊具があり、小学生以上の子どもでも楽しめます。
駐車場が完備されているため、家族連れで利用しやすい公園です。
参考:台原森林公園
仙台市青葉区の子育て支援制度
ここでは、仙台市青葉区が取り組んでいる子育て支援制度をご紹介します。
こひつじ文庫
子ども向けの絵本の貸し出しや、読み聞かせをおこなう団体です。
絵本の貸し出しのほかにも、折り紙や工作など子ども向けの手遊び活動もおこなっています。
月に2、3回程度、15時30分から17時まで活動しています(10月から3月までの間は、15時30分から16時30分まで)。
参考:こひつじ文庫
仙台ワーキングマザーの会
働いているママや育児休業中のママ、これから仕事をしようと考えているママのための交流の場です。
ママ同士の情報交換をはじめ、講師を招いて講座をおこなうこともあります。
仙台ワーキングマザーの会のブログに開催予定日が掲載されているため、参加を希望する方はチェックしてみてください。
参考:仙台ワーキングマザーの会
母親教室(両親教室)
妊娠中のプレママとその配偶者を対象とした教室です。
これから産まれてくる赤ちゃんを迎えるための準備として、さまざまな話を聞くことができます。
両親教室では配偶者の妊婦体験や沐浴のデモンストレーションなど、実際に体験できる内容が用意されています。
予約が必要なので事前に確認しておきましょう。
参考:母親教室(両親教室)
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仙台市の待機児童数
2021年4月1日現在での仙台市の待機児童数は44人です。
前年度から保育施設は13ヵ所増えており、待機児童数は47人減少しています。
2021年4月1日現在の調べでは、1歳児の待機児童数が23人と目立っており、市は今後も保育環境の整備や待機児童の解消に取り組むとのことです。
仙台市では保育施設の整備や保育士の確保など待機児童数ゼロに向け、さまざまな取り組みをおこなっています。
参考:令和5年4月1日現在の保育施設等の利用待機児童数について
仙台市青葉区で子育てにおすすめの施設
ここでは、仙台市青葉区にある、子育て世帯におすすめの施設をご紹介します。
川前児童館
川前児童館では、幼児親子を対象としたリトミック教室や、乳幼児親子を対象とした絵本の読み聞かせなど、子育て親子向けのイベントを開催しています。
小学生以上の親子を対象としたイベントもあり、幅広い年齢層の子育て世帯が利用しやすい児童館です。
参考:川前児童館
スリーエム仙台市科学館
スリーエム仙台市科学館は、自然のしくみや科学の不思議に実際に触れ、身近に感じることができる施設です。
小学生を対象としたプログラミング教室や、中学生以上向けの実験イベントなどが開催されています。
参考:スリーエム仙台市科学館
宮城県美術館
宮城県美術館では、歴史的な美術作品を展示しているだけでなく、子ども向けのイベントも開催しています。
毎月第一土曜日に「どようびキッズ・プログラム」と題した、子どもたちが身の回りのもので創作するイベントや、高校生向けのワークショップをおこなっています。
それぞれ開催日時が異なるため、参加希望の方はホームページで確認してください。
参考:宮城県美術館
仙台市の子育て支援制度一覧
ここでは、仙台市が取り組んでいる子育て支援制度をご紹介します。
子育てサポートブック「たのしねっと」
仙台市で子育てをしていくなかで必要な情報が、ほとんど載っているサポートブックです。
子どもの成長に合わせた定期健診などのカレンダーから、子育て支援・サポート制度までさまざまな情報が掲載されています。
産後ケア事業
産後ケア事業は、母体のケアや育児指導を目的に実施されている事業です。
仙台市在住で、子どもが生後4ヵ月未満の方が対象です。
主なサービス内容は、子育てに関する悩み相談や育児指導などで、宿泊型とデイサービス型があります。
利用料金は各世帯の課税状況によって異なるため、事前に確認してください。
参考:産後ケア事業
オンライン子育て支援
仙台市では新型コロナウィルス感染拡大防止のため、オンラインでの子育て支援を充実させています。
動画で沐浴方法や食育情報を発信したり、オンラインでの子育ての相談を受け付けたりと、安心して子育てに取り組める環境を作っています。
事前に予約が必要なものもあるため、詳しくはホームページを参考にしてください。
参考:オンライン子育て支援
まとめ
仙台市青葉区は、仙台市のなかでも主要なエリアであるため、買い物環境や医療環境が充実しており、子育て世帯も安心して暮らしやすい街です。
待機児童数などは心配な面もありますが、仙台市、青葉区ともに子育て世帯への支援が充実しており、子育てしやすい街でしょう。
これから仙台市に引っ越す予定がある方は、青葉区も候補の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
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