春を告げる桜の季節は、家族でお花見に出かける方が多いと思います。
「きれいな桜だね」と木に咲いた花を見上げます……しかし、その木は本当に桜でしょうか?
桜・梅・桃の花って、とてもよく似ていますよね。
今回は、お花見の豆知識になる桜・梅・桃の花の見分け方をご紹介します。
知っているとお友だちにも自慢できるので、ぜひ子どもにも教えてあげてください。
こちらの記事は本多るみ先生に取材し執筆しました。
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桜と似ている同じ仲間の花には何がある?
桜に似ている同じ仲間の花にはどのような種類があるのでしょうか。
春に白やピンクの花が咲いている木を見ると、桜が咲いてる!春だな!と考えてしまう方が多いと思います。
街路樹や庭木などのお花見用の桃の木は実が大きくなりませんし、同じ時期に桜によく似た花が咲きます。
他にみんなが桜と思って見ている木には、梅や桃の他にもりんごやあんずの木などがあります。
よく見ても植物に詳しい方しか、わからないかもしれません。
桜も梅も桃も「バラ科」梅・桃・桜の花の共通点とは
桜も梅も桃も、実は同じバラ科の植物で似た遺伝子をもっています。
大きな共通点は、花びらが5枚でガクが5枚あることです。
花の色は、白かピンクか紅(ローズピンク)があります。
八重桜など品種改良されている種類のなかには、上記のとおりではないものもあります。
バラ科の食べ物(果実)や花

バラ科の食べ物(果実)には、さくらんぼ・梅・桃・りんご・梨・プラム(すもも)・いちご・びわ・あんず・カリン・ラズベリー・アーモンドなどがあります。
バラ科の花には、バラ・山吹・ぼけ・花海棠・雪柳・こでまり・われもこう・リキュウバイ・ナナカマドなどがあります。
子どもに「梅といちごは同じバラ科なんだよ」と教えてあげるととても驚きます。
ふだん食べている果物がバラ科の植物で同じ仲間だとは、きっと大人でも知らない方が多いですよね。
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梅・桃・桜の見分けやすい5つのポイント
同じバラ科の他の果樹の花はよく似ていますが、桜・梅・桃は比較的見分けやすいです。
最近、インターネットでも桜・梅・桃の見分け方を調べると、花と葉で見分ける方法がでてきますが、これは近くで見ないとわかりにくいのでもっとわかりやすい見分け方をご紹介します。
花の時期・花のつき方・花の大きさで比較すると、遠目からでもわかりますよ。
花の時期
花が咲く時期は、関東で、梅1〜2月・桜3〜4月・桃3〜4月なので、開花の時期が早ければ梅だとわかります。
もちろん、個体差や種類で咲く時期がかぶるケースもあります。
桜と桃の花が咲く時期は他の木もみんな花が咲いているので、厳密には桜・梅・桃の3種なのかどうかわかりませんが、この3種の木が植わっている割合が多いです。
野生でもいっぱい咲いているのであまり深く考えずに、基本の梅・桜・桃で分けてみましょう。
正確に分類するより、まずは観察したり考えてみたりする行動が子どもの経験や体験につながります。
花のつき方
木の花のつき方でも桜・梅・桃の分類ができます。
木から柄が伸びて花が咲いていたら桜、木の柄に花が直接ついていたら梅・桃(厳密には桃には短い柄があります)です。
花の大きさ
花の大きさも、桜・梅・桃で異なります。
梅が1センチメートル前後と小さく、桜が2〜3センチメートル、桃が3〜4センチメートルとさらに大きめです。
花びらの形
花びらもそれぞれ特徴があってよく観察すると、とてもかわいいです。
梅の花びらの形は、ほぼまん丸です。
桜の花びらには切れ込みがあり、ハートのような形です。
そして、桃の花びらには切れ込みがなく、楕円形です。
葉の形
桜の葉の形は幅が広くて大きく、桃の葉の形は細長くて大きいです。
梅の葉の形は、幅が桜と梅の葉の中間で小さめです。
そして、葉が花と一緒にでているかどうかでも見分けられます。
梅は開花中には葉がでませんが、桜と桃は花が満開になると葉がでてきて葉桜になります。
見分けにくいタイプ

品種改良されたものには、前述した見分け方に当てはまらない場合もあります。
見分けにくいタイプもありますが、お花見の豆知識として話したり、実際に見分けて楽しんでみてください。
さらに、見分けにくいタイプも詳しくご紹介します。
八重咲
桜・梅・桃のいずれも八重咲種があります。
八重咲の桜には、八重咲の桃より大きな花もあるため、この場合は柄の有無で判断します。
また、一重の花でも大輪咲きの品種は、大きさでは見分けられません。
四季咲
日がでている時間や温度などに影響されず、周年花が咲く性質を四季咲といいます。
四季咲の桜は花の時期では判断しづらいので、柄と花びらで桜・梅・桃を判断します。
八重咲や四季咲のものでは、柄があったら桜、木に直接ぱっと咲いていたら桃です。
変わり咲き
花びらが菊のような見た目の桃を菊桃といいます。
また、1本の木からふつうは同じ色の花が咲きますが、桃には3色咲く咲き分けがあります。
なので、1本の木なのに花の色がミックスされていたら桃だなとわかります。
余談ですが、つつじやオシロイバナや椿にも咲き分けがあります。
また、変わった見た目でいえば枝垂れ木がありますが、こちらは桜・梅・桃のいずれにもあります。
小輪種、大輪種
一般的な桜の花の大きさは2〜3センチメートルですが、さくらんぼの花は小輪で1センチメートルほどで、陽光桜は大輪で4〜5センチメートルほどの大きさです。
花の大きさで見分けられないタイプは柄や咲く時期で判断しましょう。
このように型にはまらない場合もあり、完全に見分けるのは難しいですが、気にして見ていると違いがあるんだなとわかるようになります。
子どもは豆知識が好きですし、今までは素通りしていた植物に意識が向くと会話が弾みます。
そして、学校や通学路の花を見ながらお友だちと話せるのでちょっとした自慢にもなるようです。
同時期の同じバラ科の花
春に咲く同じバラ科の花には、ぼけ・花海棠・リンゴ・姫リンゴ・あんず・カリン・プラムなどさまざまな種類があり、地域によっても違います。
今まで、春に咲く白やピンクの花といえば桜という考え一択だった方は、この記事を読んで選択肢が広がったのではないでしょうか。
わからないことも子どもと一緒に花見をしながら楽しんでみましょう。
補足ですが、あんずとプラムは花も実もよく似ていてなかなか見分けがつきません。
また、りんごは上向き気味で花が咲いていて、花と葉が一緒にでています。
そして、花びらに切れ込みがないので、よく観察すれば見分けがつきます。
まとめ

桜・梅・桃の見分け方を知ると、じっと見るだけでも楽しくなります。
花を見かけたら、子どもと当てっこしてみましょう。
だんだん見分けられるようになってくるともっと楽しくなります。
「あれは桜だよ」「桃じゃない?」厳密な正解はわからないかもしれませんが、気にして見るとお花見の楽しみ方の幅がぐっと広がると思います。
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ママライタープロフィール

9歳の息子と6歳の娘を持つ京都出身、福岡在住のママ。(※原稿執筆時)
Webサイト制作を中心にフリーランスで活動中。
上級睡眠健康指導士、株好きのFP2級でもある。
趣味は旅行、読書、牧場巡り。
最近、長男がバスケを始めた。


































