小学生の筆箱といえば箱タイプ、というイメージがあります。
箱タイプを指定する学校もあるほどで、特に小学1年生には箱タイプの筆箱がおすすめです。
子どもの小学校入学を心待ちにしているママパパは、ポーチタイプの筆箱がいけないのはなぜなのか、疑問に感じているのではないでしょうか。
そこで、この記事では小学生に箱タイプが良い理由や、筆箱選びのポイント、買い替えるタイミングを紹介します。
子どもと一緒に筆箱を選んで小学校への入学準備を楽しんでくださいね。
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小学生に箱タイプの筆箱がピッタリな理由
箱タイプの筆箱は、なかに何が入っているのか一目でわかるため、小学生でも文具の収納や出し入れがスムーズにできます。
一目瞭然で中身がわかる
箱タイプの筆箱は、フタを開けると何が入っているかが一目でわかります。
学校の準備をするときに、必要なものは揃っているか?削り忘れた鉛筆はないか?消しゴムは入っているか?なども見るだけで確認できます。
入学して間もないうちは、親も一緒に確認してあげる必要がありますが、チェックも一目で終わるので、親にとっても箱タイプのほうが簡単ですね。
何をどこにしまうかわかりやすい
箱タイプの筆箱には、鉛筆や消しゴムを入れる収納スペースがあります。
必要なものを指定の場所に入れるだけなので、低学年の子どもでも扱いやすいのが箱タイプのメリットです。
小学生、特に低学年の子どもは、授業で使うものを自分でそろえられるようになるまで、ある程度は練習しなければなりません。
しまう場所が決まっていると、入れ忘れてもすぐに気付けるので忘れ物防止になります。
落とし物をして失くした文具があっても、子ども自身で気付けますね。
中身を出し入れしやすい
文具を使うときには、蓋を開けるだけで必要なものをすぐに取り出せるのも箱タイプならではのメリット。
例えば、授業中に先生から「赤鉛筆を出しましょう」と言われたときも、蓋を開けるだけで探すことなくサッと出せます。
「鉛筆を片付けてください」と言われれば、指定の場所にすぐにしまえるので1年生でも簡単です。
シンプルな動作で出し入れができるほうが、低学年の子どもには扱いやすいでしょう。
文具の出し入れに時間を取られず、授業にも集中できます。
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小学生の筆箱を選ぶときのポイント
小学生の筆箱を選ぶときには、学校の決まりを確認してから子どもと一緒に選ぶなど、知っておきたいポイントを紹介します。
学校の決まりを守る
小学校によっては、筆箱に関するルールが決まっていることもあります。
筆箱に関するルールで多いのが、キャラクター禁止や鉛筆削り禁止、箱タイプ指定などです。
なかには、持っていく鉛筆の本数を指定されることもあるので、筆箱を買う前に学校の決まりを確認しておきましょう。
小学校では入学前に説明会を実施して、必要なものやルールなどを伝えてくれます。
ルールにあった筆箱を買うためにも、筆箱の購入は学校説明会が終わってからが良いでしょう。
子どもと一緒に選ぶ
親が買うとはいえ、あくまでも筆箱は子どもの持ちものです。
子どもが喜ぶものを、少しでもいいものを、と思っても、筆箱は親が勝手に買わないようにしましょう。
同じ箱タイプの筆箱でも色やデザインはさまざまです。
学校のルールを一緒に確認しながら、決められた範囲のなかで子どもの好きなものを選ばせてあげることをおすすめします。
毎日使う筆箱が自分好みのものなら、使うのが待ち遠しくなり小学校へ行くのも楽しみになりますよ。
汚れが落としやすい素材を選ぶ
筆箱は毎日使うものなので、いくら大切に扱っていても徐々に汚れていくのはやむを得ません。
小学生は、ときには落書きをしてしまうことだってあるでしょう。
新品のうちは気持ちも新たに机に向かっていた子どもも、汚れた筆箱では勉強する気分も下がってしまうかもしれません。
筆箱を購入するときには、汚れが落としやすい素材を選ぶのもポイントです。
合皮やビニール素材なら汚れても拭き取りやすいので、ほかの素材よりも長くキレイな状態を保つことができます。
筆箱を買い替えるタイミング
小学校入学から使っていた箱タイプの筆箱は、蓋のしまりが悪くなった、汚れてきたなど買い換えのタイミングがあります。
蓋のしまりが悪くなった
蓋のマグネットが弱くなって、ランドセルのなかで勝手に開いて中身がバラバラに……となってしまうと、せっかく準備をしたのに嫌な気持ちになってしまいますよね。
また、ふとしたときに蓋が開いて中身をバラまいてしまうかもしれません。
箱タイプは蓋のしまりが悪くなったときが買い換えの目安です。
また、蓋はしっかりしていても材質がプラスチックの筆箱は、劣化すると一部が欠けたり割れたりすることもあります。
ケガをすると危ないので、気付いたら早めに買い替えるようにしましょう。
収納力が足りなくなった
小学校では、学年が上がるにつれて勉強に必要な文房具が増えていきます。
入学当初は鉛筆や消しゴム、定規などの少ない文具で済むので、箱タイプでも収納できますが、学年が上がると分度器やコンパス、ハサミなどが加わるため収納力が不足してきます。
箱タイプに文具が入らなくなったら、ファスナー付きなど容量の大きいポーチ型に移行すると良いでしょう。
3年生からは算数でコンパスを使うようになるため、3年生くらいを目途にたくさん入るものに買い換えを促してあげてください。
汚れてきた
買い替えるタイミングでわかりやすいのは、筆箱の内側、外側ともに汚れが目立ってきた時期です。
見た目も良くありませんが、内部まで汚れていると新しい文房具を入れてもすぐに汚くなってしまいます。
あまりにも汚れがひどくなってきたら、子どもが言い出さなくても「新しいのに買い替えよう」と声をかけてあげましょう。
毎日使っている子どもは、筆箱が汚れているのに気付かないこともあります。
汚れるまで十分使えたことを褒めてあげて、新品を購入して新たな気持ちで勉強してもらいましょう。
子どもがポーチタイプを欲しがった
上級生がポーチタイプの筆箱を持っているのを見て、自分も欲しいと言い出すようになってきたら買い換えのタイミングです。
お友達がポーチタイプを使い始めると欲しがる子もいます。
ただし、学校によっては「2年生までは箱型を使うこと」などの決まりもあります。
上級生を見てポーチタイプの筆箱を欲しがったとしても、買い替えるときには学校のルールを確認して守るようにしましょう。
好みの変化で新しい筆箱を欲しがっているようなら、「3年生になったら好きなのを買おうね」など、ポーチタイプがOKになるまで待たせても良いかもしれませんね。
まとめ
小学校低学年には、一目で中身が見えて出し入れしやすい箱タイプの筆箱が向いています。
「1年生は箱タイプ指定」などの決まりがある学校もあるため、学校説明会で入学準備品の説明を聞いてから買いに行きましょう。
学年が上がって文房具が増え、箱タイプでは収納しきれなくなったときは、筆箱買い替えのタイミングです。
ポーチタイプがOKならポーチタイプもいいですね。
筆箱は、学校でも家でも毎日使うものなので、ぜひ子どもが気に入る筆箱を一緒に選んであげてください。
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