【赤ちゃん】予防接種の途中で引っ越し!必要な手続きやスケジュールの決め方

予防接種を受ける赤ちゃん

引っ越しを控えたママにとって、子どもの予防接種がどうなるのかということは、不安の一つでしょう。

特に赤ちゃんのうちは接種回数も多く、途中で引っ越しすることでスケジュールに遅れが出ないのかと心配になりますよね。

この記事では、引っ越し前に知っておくべき予防接種関係の手続きやスケジュールの決め方、かかりつけ医の探し方も含めて説明します。

必要な準備を事前に把握して、引っ越し先でも安心して予防接種を進めていきましょう。

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【予防接種関連】引っ越し前後にやるべきこと

引っ越し準備をしている女性

子どもと一緒に引っ越しをすると、予防接種の途中で医療機関を変えることになります。

ここでは、引っ越し前後に必要な手続きを見ていきましょう。

かかりつけ医から紹介状をもらっておく

健康であれば必須ではありませんが、子どもが通院中、もしくは持病がある場合には、かかりつけ医より紹介状を書いてもらいましょう。

引っ越し先の医療機関では体の状態や病歴を何も知らない状態で予防接種を受けることになります。

紹介状があれば、これまでの子どもの状態を伝えることができるため、安心して予防接種に臨むことができるでしょう。

ただし、紹介状の費用は自費となります。

医療機関によって値段は異なりますが、一般的に3,000円ほどかかると考えて準備してください。

予防接種券(予診票)の発行申請をする

予防接種の接種券や予診票は、住んでいる自治体でしか使うことができません。

引っ越し後は、新しい接種券や予診票を発行してもらう必要があります。

電話、Web、窓口など、手続方法は自治体によって異なるため、事前に引っ越し先の市区町村に確認しておきましょう。

また、乳幼児健診の健診票も一緒に手続きしておくことをおすすめします。

健診の時期、回数、受診場所も自治体によって異なるため、合わせて確認しておきましょう。

引っ越し先の自治体の予防接種情報を確認する

予防接種券や予診票を発行する際、合わせて引っ越し先の自治体での予防接種のスケジュールを確認しておきましょう。

自治体のホームページや窓口で確認できます。

特にBCG接種は、自治体によって集団接種か個別接種かが異なります。

近年では他の予防接種と合わせて個別接種化が進んできていますが、集団接種をおこなっている自治体もあるため注意しましょう。

予防接種が受けられる病医院を調べる

引っ越し先でスムーズに予防接種を再開するため、協力医療機関を事前に調べておきましょう。

自治体のホームページや冊子などで、協力医療機関のリストを確認できます。

また、急な発熱やケガをしたときに備えて、近所の小児科の情報は早めに確認しておくことが大切です。

厚生労働省が提供する医療情報ネットでは、各都道府県の診療科目、診療日、診療時間や対応可能な疾患、治療内容などの医療機関の詳細を調べることができるため、ぜひ活用しましょう。

医療機能情報提供制度(医療情報ネット)について |厚生労働省

引っ越し後の予防接種スケジュールの決め方

スケジュール帳をつけているママ

引っ越し後に予防接種のスケジュールを組み直す場合、どのような点に気をつけると良いでしょうか。

ここでは、主なポイントを紹介します。

まずは引っ越し作業を優先する

予防接種のスケジュールを決めることは重要ですが、まずは引っ越し作業や片付けを優先しましょう。

引っ越しは子どもにとってもストレスフルで落ち着かない状況ですので、新しい環境に慣れることが先決です。

日常生活が落ち着いてから、予防接種のスケジュールを決めることをおすすめします。

今後受けるべき予防接種の種類を確認する

子どもの予防接種の全体スケジュールをあらためて確認し、今後受けるべき予防接種の種類を把握しましょう。

また、母子手帳の記録を見て、これまでに受けた予防接種の履歴に間違いがないかも確認してください。

定期、任意、臨時の予防接種それぞれのスケジュールは国立感染症研究所のホームページから確認できます。

事前にこれらの情報をまとめておくことで、引っ越し後のスケジューリングに役立ちます。

日本の予防接種スケジュール│国立感染症研究所

保育園に通っている場合は流行っているものを優先する

保育園に通っている場合、流行中の感染症対策が重要です。

保育園で特定の感染症が流行っている場合には、その予防接種を優先的に受けなければなりません。

これから保育園に通う予定であれば、保育園の先生や医療従事者に相談したうえで、事前に受けられる予防接種は受けておきましょう。

遅れている場合は医師に相談する

これまでの予防接種が遅れている場合には、医師に相談して予防接種を進めていきましょう。

医師からは、何を優先すべきか、急いだほうがいいのかアドバイスをもらえます。

同時接種ができる予防接種もあるので、検討してみましょう。

引っ越し作業と並行でおこなうのは大変ですが、予防接種のスケジュールを組み直すチャンスにもなります。

この機会に遅れを取り戻しておくことをおすすめします。

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引っ越し先でかかりつけ医を探すときのポイント

診察を受けている赤ちゃん

子どもの予防接種や乳幼児健診は、新しい引っ越し先でかかりつけ医を見つける良い機会になります。

一度予防接種や乳幼児健診を受けたとしても、他に良い医療機関があれば別の場所に変更しても問題ありません。

大切なのは、ママと子どもが信頼できるかかりつけ医を見つけることです。

以下のポイントは、かかりつけ医を決める判断材料になるでしょう。

家から近い・行きやすい

かかりつけ医は家から近くて行きやすい場所にあることが望ましいですね。

子どもが体調不良のときは、急な症状の悪化を防ぐためにも、すぐに診察を受けられる場所が良いでしょう。

特に、家にママ一人の場合でも、自力で子どもを連れていく手段があるかどうかは重要です。

事前にホームページなどを確認し、自宅からの距離や交通の便、駐車場の有無、診療時間などを把握して見込みをつけておきましょう。

説明がわかりやすい・質問しやすい

かかりつけ医は、わかりやすく質問しやすい先生を選ぶと良いでしょう。

子どもの体調や予防接種のこと、薬の疑問など、説明が丁寧で相談しやすい先生を選ぶと安心です。

口コミサイトはリアルな声を知ることができて参考になりますが、周りの評判が良くても、自分にとっては信頼できると思えない場合もあります。

また、怖くて聞きたいことが聞けない雰囲気だと、長くお世話になるには向いていないかもしれません。

そのため、かかりつけ医を決める前には、一度医療機関を訪れて雰囲気を確認すると良いでしょう。

小児科専門医である

小児科専門医は、子どもの成長や発達を専門的に診る医師です。

内科医でも子どもを診療できますが、小児科専門医のほうが子どもの体や心の特徴を理解しているため、より適切な診療を受けることができます。

また、予防接種に関しても、小児科専門医は日常的におこなっているため、安心して任せられますよね。

なお、複数科標榜している場合、最初に書いてある科がその医師の専門になるため、よく確認しましょう。

夜間・休日の受診先も探しておく

非常時に備えて、夜間や休日に受診できる医療機関を事前に探しておくことも大切です。

子どもは急な病気やケガをすることもあるため、いざというときにすぐに受診できる場所を知っておくと安心です。

また、受診を迷ったとき、どこで診てもらえるかわからない場合は「子ども医療電話相談(♯8000)」を活用しましょう。

このサービスは、休日・夜間などに利用できる、小児科医・看護師が対応する電話相談です。

症状に応じた対処法や、受診先のアドバイスを受けることができます。

※参考:
子ども医療電話相談事業(♯8000)について

まとめ

子どもと一緒に引っ越しをする場合、自治体への予防接種券の申請や新しい医療機関への予防接種の予約など、やるべきことが数多くあります。

そのため、予防接種のスケジュールやかかりつけ医の検討など、事前に調べられるものは準備した状態で引っ越し当日を迎えられると良いでしょう。

引っ越しは、子どもにとっても新しい環境に慣れるために少なからず影響が生じるものです。

親子ともに安心して引っ越し後の健康管理ができるよう、早めに情報を集めておくことをおすすめします。

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