転勤を覚悟していたものの、いざ内示があると慌ててしまいますよね。
家庭によりさまざまな事情があるため、単身赴任でパパだけ行ってもらうか、転勤先に家族全員で引っ越すか、悩んでしまうケースも多いようです。
ただし、期限があることなので結論は早めに出さなければなりません。
急いで結論を出して後悔しないためにも、どのように考えてどう行動するのが良いのか、考え方のポイントやメリット・デメリットを参考に一緒に考えてみましょう。
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単身赴任か家族で引っ越しかを考えるときのポイント
単身赴任か家族で引っ越すかの二者択一で迷っている場合、以下のポイントを踏まえて考えていくことで最適な結論が導き出せるでしょう。
転勤の期間
あらかじめ転勤の期間がわかっている場合や、転勤の期間が短い場合は、割り切って単身赴任の形をとっても良いでしょう。
しかし、転勤の期間が未定の場合や長くなりそうな場合は、はたして妻や子どもと離れた生活でいいのか、二重生活で金銭的な問題はどうかなど、期間が長くなるほど不安を感じるのではないでしょうか。
さまざまな事情を踏まえて、長い目で将来を視野に入れつつ検討していくことをおすすめします。
現在の家
社宅や民間の賃貸住宅なら、家族で引っ越すとしても、賃貸契約を解除して期日までに引き払うだけなので何の問題もありません。
これが一転、持ち家の場合は早急に結論を出すことは難しいでしょう。
家を売却するか賃貸で貸すにしても不動産会社に委託することになり、ある程度の準備期間が必要になります。
引っ越し準備や各種の手続きに加えて、持ち家の相談も同時に進めるのでは時間的な余裕がなく、かなりの負担になるでしょう。
空き家にしておく選択肢もありますが、定期的に家のメンテナンスが必要です。
持ち家のほうが家族で引っ越すハードルが高く、止むなく単身赴任を選ばざるを得ないケースもあります。
子どもの年齢
子どもの年齢も無視できません。
子どもが小学生なら、学年によっては転校が大きな負担になります。
例えば、近隣の学区外への引っ越しの場合、6年生なら元の学校への学区外通学が認められるケースがあります。
6年生は、1年間だけ新しい小学校に通うのもかわいそうですよね。
それなら、せめてみんなが新入生である中学校入学を機に引っ越すほうが納得がいくでしょう。
しかし、中学受験を目指しているなら、単身赴任を選び家族は残ったほうが無難です。
新しい学校や環境に慣れるまで勉強に身が入らない可能性もあり、子どもに負担となってしまいます。
未就学児なら新天地で小学生になり大きな影響はないので、家族での引っ越しを考えても良いでしょう。
ママの仕事
ママも仕事をしている場合、リモートワークができればいいですが、職種によってはそうもいきません。
正社員としてキャリアを積み、会社の人間関係も良ければ、そう簡単に諦められないママもいるでしょう。
ママが今の仕事を続けたい場合は、パパに単身赴任をお願いするしかありません。
ただし、ハパの転勤先の地域に支社や関連会社があって異動ができるなら、家族での引っ越しが可能です。
単身赴任を選ぶメリット・デメリット
単身赴任といっても、頻繁に家族と会えるか会えないかで大変さは異なるでしょう。
しかし、今ならスマートフォンやパソコンなどで画面越しに顔を見ながら会話ができるので、一昔前のような寂しさは感じずに済むかもしれません。
単身赴任の検討材料として、以下のメリット・デメリットを参考にしてください。
【メリット】子どもへの影響が最小限で済む
単身赴任なら子どもが転校・転園する必要がありません。
友達関係や習い事などを今のまま継続でき、生活環境などもほぼ変わらないので、子どもにとっての負担を最小限で抑えられます。
しかし、家庭内を考えると、やはりパパと離れてしまう寂しさはあるため、ビデオ通話などで密なコミュニケーションが欠かせません。
【メリット】ママの家事が楽になる
単身赴任でパパがいないと、ママは基本的には子どもと自分のペースで生活ができます。
パパの帰宅を待って起きていたり食事を温め直したりすることがなくなるので、そのぶんの負担がなくなります。
世話をする対象が子どもだけになるので、多少家事の手を抜いたり好きなようにやったりでき、時間の余裕も生まれます。
【デメリット】経済的な負担が大きくなる
単身赴任手当や家賃手当などがあるにしても、家族が2ヵ所で生活する以上、生活費が二重にかかります。
一人暮らし用の家具や寝具、家電やカーテンなども必要です。
単身赴任先と自宅を行き来する交通費もバカになりません。
パパの会社からの家賃補助なども含め、それぞれの家でかかる費用をあらかじめ計算しておき、収入内でやりくりできるよう調整が必要です。
【デメリット】パパが羽目を外す可能性がある
単身赴任をしているパパは家族と離れて寂しい反面、独身時代に戻ったような気楽な開放感を覚えるパパもなかにはいるようです。
一人暮らしの家にいる時間を少なくしようとして頻繁に飲み歩いたり、女性問題などを起こしたりするケースもあります。
離れているからこそ子どもやママと積極的に関わってほしいですが、羽目を外しやすい環境であることは否めません。
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家族での引っ越しを選ぶメリット・デメリット
家族で引っ越す場合、今の居住形態が賃貸でも持ち家でも、それぞれメリット・デメリットがあります。
どこを重視するかで、単身赴任か家族で引っ越しかの判断が分かれるでしょう。
【メリット】夫婦・家族の絆が強くなる
知り合いがいない慣れない土地では、自然と夫婦や家族の絆が強くなります。
周囲との人間関係を一から構築しなければならず、当面は頼れるのはお互いだけのような状況だと、家族のありがたみが一層身に染みるでしょう。
パパとママの大変な姿や助け合う姿を見ることは、子どもにも良い影響があります。
できるだけ自分のことは自分でやろうとするなど、自立心が芽生えるきっかけになるでしょう。
【メリット】家賃収入を得られる(持ち家の場合)
住んでいたマイホームを賃貸として貸し出す場合は、家賃収入が得られます。
その分を自分たちの生活費の補填や貯蓄に充てられます。
また、パパの会社から家賃補助が出れば、さらに生活費の負担が軽くなりますね。
ただし、住宅ローン返済中の場合、自宅に住んでいない間は住宅ローン控除は適用外になるので気をつけてください。
【デメリット】慣れるまでは家族みんながストレスを抱える
右も左もわからない不慣れな土地で暮らすことは、それだけでかなりのストレスを抱えることになります。
国内の引っ越しとはいえ、言葉や風習の違いでカルチャーショックを受けることも少なくありません。
そのような環境下で人間関係を新たに築いていくのですから、親も子どもも引っ越してしばらくは心身ともに疲れるでしょう。
早く土地になじむための積極的な努力が必要です。
【デメリット】ママの仕事にも影響がある
前職を辞め、新たな土地でママが仕事を始める場合は、引っ越し後に仕事探しをすることがほとんどでしょう。
これまでの職場で積んできたキャリアが途切れることになり、喪失感を持つ方もいるかもしれません。
家計のためにも早く働きたいと思っても、しばらくは子どもも不安定でフォローが必要な時期なので、すぐには動き出せない可能性もあります。
まとめ
単身赴任か家族で引っ越すかで迷うということは、どちらでも構わないという気持ちが少なからずあるのではないでしょうか。
もっとも転勤族の場合、数年ごとに点々と移り住むことも珍しくないため、心の準備はできていたかもしれません。
しかし、持ち家を購入したとなると、悩んでしまう家庭も多いことでしょう。
その際の判断の決め手となるのが、上記で解説したポイントです。
一時的な感情で決めるのではなく、着目ポイントやそれぞれのメリット・デメリットを踏まえ、先を見据えて結論を出すことをおすすめします。
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