引っ越しは、荷造りをはじめとして手配や手続きなどやることがたくさんあります。
特に、家族で引っ越しする場合は全員の協力が不可欠です。
しかし「夫が何もやってくれない」とイライラしている方も多いのではないでしょうか?
引っ越し作業中に夫婦喧嘩になることも珍しくありません。
今回は、引っ越し作業中に夫婦喧嘩が多くなりやすい理由や対処法を紹介します。
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【引っ越し準備中】の夫婦喧嘩の原因と解決法
はじめに、引っ越しの準備中に夫婦喧嘩が起こりやすい原因や、その解決方法を紹介します。
普段ならば聞き流せることも、引っ越し準備中は気になって言い返してしまう方も多いでしょう。
その原因も解説するので、夫についイライラしてしまう方も参考にしてください。
片方が梱包や手続きを何もしない
昨今は共働きも増えているのに、引っ越し作業を妻がすべてして、夫が何もしないと喧嘩になりやすいものです。
妻から見れば「夫は口だけでなにもしない」「手も動かさないでえらそうに」と思うことも多いでしょう。
一方、夫側も「何を手伝っていいかわからない」「妻のほうが時短やパートなどで余裕があるはず」「仕事から帰ってくるのに、疲れてやる気がしない」といった言い分があるでしょう。
妻が夫の態度にイライラしているときに、夫が「まだ片付かないの?」と不用意な一言をいえば、あっという間に喧嘩になるかもしれません。
このような場合、お互いに主張があるので話し合いをしても平行線をたどりがちです。
休日に一緒に片付けるなど、一緒に作業できる時間を探しましょう。
片方の段取りやスケジュールが甘い
引っ越しは、荷造りや荷解き以外にも電気・ガス・インターネットなどの手続き、市役所での手続きとやることがたくさんあります。
引っ越し初日からスムーズな生活をするには、すべての手続きを荷造りしながらおこなわなければなりません。
その大変さは経験しないとわからないことも多いでしょう。
しかし、傍目からみると「段取りが甘い」「もうちょっと要領よく動いたら」と思ってしまいがちです。
それを何も考えずに口に出してしまって、喧嘩になるケースもよくあります。
段取りやスケジュールは引っ越しが決まった時点で組んでしまいましょう。
夫婦で協力して情報共有し、お互いにできることを役割分担してやっていきます。
一人では決められないものが多い
物件探しや引っ越し会社決め、家具や家電の買い換えなど一人では決められないことが多いのに、夫が「全部君に任せる」と丸投げしてしまうと妻は大変です。
それなのに、決めたことに対してあとで文句を言われると、イライラが爆発することもあるでしょう。
このような場合、引っ越しが決まったら夫婦で決めなければならないことを最初にピックアップしておきます。
そして、できるだけ早い時期に夫婦で話し合いの時間を持ちましょう。
それができない場合は、夫に「全部一人で決めるので文句を言わないように」と宣言しても良いでしょう。
そうすれば、夫も自分で決めなければならないことに向き合ってくれるでしょう。
【引っ越し中】の夫婦喧嘩の原因と解決法
やっと準備を終えて、さあ引っ越しというときでも、夫の言動が原因でイライラして喧嘩になるケースは珍しくありません。
ここでは、引っ越しの最中に喧嘩になりがちな原因と解決方法を解説します。
やることが多すぎてイライラ……
引っ越しの最中は、分刻みのスケジュールで動くことも珍しくありません。
また、子どもが小さいと急激な環境の変化でぐずったりわがままになったりする場合もあるでしょう。
やることは多いのに夫がのんびりしていると、妻のイライラはピークに達してついに爆発するケースもよくあります。
このような場合、事前に夫に何をするかスケジュールを入念に伝えておきましょう。
いっそのこと子どもを連れて公園にでも行ってもらったほうが良い場合もあります。
また、子どもが小さいときはできるだけ余裕のあるスケジュールを組むのも大切です。
引っ越し会社のお任せパックなども利用してみましょう。
当日の作業分担で抜けがある
引っ越し当日はやることがたくさんあるので、夫婦で手分けして作業を分担するケースもよくあります。
しかし、夫がやるべきことをやっていなかったり、分担もれがあったりするとそれが喧嘩の原因になりがちです。
引っ越し前日、二人で当日やるべきことを確認して分担もれがないかチェックしましょう。
また、万が一分担もれがあった場合の対処法を決めておくと、ムダにイライラせずにすみます。
このほか、手続き関係はすべて妻、夫は荷運びに専念するといった得意分野での分担方法もおすすめです。
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【引っ越し後】の夫婦喧嘩の原因と解決法
やっと引っ越し作業が終っても、まだ喧嘩の火種は残っています。
最後に、引っ越しのあとに喧嘩の原因になりがちなことや解決方法を紹介します。
物が壊れたり失敗が発覚したりする
荷物を開けてみたら梱包したものが壊れていたり、やったと思っていた手続きがやっていなかったりするケースは珍しくありません。
家族の引っ越し、特に子どもが小さかったりすると何事も完璧にはいかないでしょう。
それなのに、夫が「なんでもっとしっかりしないんだ」と心ない一言を言うと、あっという間に喧嘩になりがちです。
引っ越しは、一つくらい失敗するものと思っておきましょう。
また、引っ越し翌日すぐに二人ともフルタイムで仕事といった無理なスケジュールを組まないことも大切です。
余裕があれば、失敗は十分にリカバリーできます。
荷解きのスピードや家具の配置で揉める
引っ越しは片付けが大変です。
なかなか荷解きが終らなかったり、家具が所定の位置に設置できなかったりするケースも多いでしょう。
夫が激務で頼れなかった場合はなおさらです。
それなのに、「まだ荷解きが終らないのか」と夫に言われると、喧嘩になってしまいます。
このような場合、妻はなにもかも一人で背負い込んではいけません。
次の休日にまとめて片付けるなど、夫婦で協力し合うことが大切です。
また、必要最低限、生活に必要なものはすぐに取り出せるようにしておきましょう。
まとめ:良い関係で新生活スタートを
引っ越しは、夫婦仲が悪化しがちなこともあれば、困難を乗り越えて絆がより強くなる場合もあります。
イライラして喧嘩になることは珍しくありません。
喧嘩になってもいいですが、その後に仲直りできる方法を考えておきましょう。
そうすれば、喧嘩したまま冷戦状態が続くことにはなりません。
なるべく良い関係をキープして新生活をスタートできると良いですね。
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