【感動エピソード】孫パワーで元気を取り戻したおじいちゃん

義父母をテーマにした漫画は何かともやもやとしたものが多く、「上手くやっていけるかしら……」と不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、ほっこりしたり、じーんとしたりする、お義父さんお義母さんとのエピソードを取り上げていきたいと思います。

今回は、重い病気で闘病中だったお義父さんが、孫に会いたい一心で元気を取り戻したという、A子さんの感動エピソードをご紹介します。

おじいちゃんエピソードマンガ①

おじいちゃんエピソードマンガ②

孫パワーで元気を取り戻したおじいちゃん A子さんのエピソード

余命わずかだった義父が孫に会いたい一心で元気を取り戻したという、A子さんの体験談です。

「孫に会いたい」とがんばった義父

結婚して5年目のことです。

お義父さんが病に倒れ、医師から余命半年と宣告されてしまいました。

手術の必要があり、大きな病院に入院することに。

お義母さんは、お義父さんがさみしくないように病院に通うため、一時的に病院の近くに引っ越しをしました。

その引っ越し作業の時。

何かいつもと違う感じがしたので病院に行きました。

なんと、赤ちゃんを授かっていたのです。

手術を前に緊張していた家族は、一転してお祝いムードに。

「絶対、赤ちゃんに会う!」

孫に会いたい一心で、お義父さんは難しい手術を受けました。

手術後もつらい闘病生活の日々でしたが、余命宣告された半年を過ぎた頃には、退院して自宅療養することになりました。

そして、赤ちゃんを出産すると、お祝いのためにお義父さんとお義母さんが病院に駆けつけてくれたのです。

小さな赤ちゃんを嬉しそうに抱っこするお義父さん。

その姿を見て、「産まれてきてくれて本当にありがとう」と心から思いました。

子育てをサポートしてくれた

初めての慣れない育児で、不安がいっぱいの毎日。

義実家に息子を連れて遊びに行くと、いつも大歓迎してくれました。

赤ちゃんの頃、息子は人見知りがとにかく激しく、パパとママ以外の人にはとにかく泣く。

おじいちゃんが抱っこしようとしても、大泣き。

けれど、大声で笑いながら、大泣きする息子を抱っこしてくれました。

離乳食期に移行すると、今度は息子の偏食に悩まされました。

義実家に息子を連れて遊びに行くと、お義父さんは息子が大好きなパンをいつも焼いて待っていてくれました。

お義父さんの焼きたてのパンを「ちょうだい!ちょうだい!」と言って、息子はお腹いっぱい食べさせてもらいました。

「この子、こんなにいっぱい食べるんだ」と感動しました。

しかも、「A子ちゃんが好きなやつもあるよ」と、私の大好きなパンも焼いてくれたのです。

余命宣告半年から、4年も生き延びたお義父さん。

もっともっと一緒に息子の成長を見てほしかったです。

(40代/1児の母)

まとめ

つらい闘病生活の中、孫パワーで元気を取り戻し、幼稚園入園までお義父さんは息子さんをたくさん可愛がってくれたそうです。

愛情いっぱいのおじいちゃんのパン。

今はパパが引き継いで、息子さんのためにパンを焼いてくれるそうです。

ママライタープロフィール

nob

小学5年生の娘を持つママライター(記事執筆時)。
塾講師など教育経験が長い、元大学教員の博士ママ。現在はフリーで活動中。
厳選した蔵書は300冊以上の絵本マニア。
絵本、ボードゲーム、勉強法など、子どもの学習のお悩みや子育てのヒントになる情報を発信しています。


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