【ニット帽の洗い方】伸び縮みさせない!自宅でできる洗濯&干し方とは

【ニット帽の洗い方】伸び縮みさせない!自宅でできる洗濯&干し方とは

自宅に置いてあるニット帽は一見きれいに見えることも多く、「洗わなくても良いのでは?」と考えている方も少なくないかもしれません。

実は、目立つ汚れがなくてもニット帽は意外と汚れているものです。

他の服と同じように定期的に洗いたいところですが、頻繁に洗うと伸びたり縮んだりして使えなくなってしまうため注意が必要です。

ここでは、ニット帽の適切な洗い方や干し方を紹介します。

ニット帽は洗濯できる?頻度や洗濯方法

ニット帽は洗濯できる?頻度や洗濯方法

そもそもニット帽は洗濯しても良いのでしょうか。

自宅で洗濯する場合のおすすめ頻度や洗濯方法を紹介します。

ニット帽はどのくらい汚れる?

ニット帽は素材の性質上、細かい汚れを吸着しやすいのが特徴です。

室内ではちりやほこり、屋外では花粉や土ぼこり、排気ガスなどの汚れが知らず知らずのうちに付着しています。

また、空気中の汚れだけでなく頭皮や髪の毛、首などに触れる際に汚れることもあります。

汗や皮脂、大人の場合はワックス、ヘアスプレー、おでこのファンデーションなどの汚れがつきやすく、空気中の汚れよりも落ちにくく臭いもつきやすいので注意が必要です。

洗う頻度は?洗えないときのお手入れ方法

ニット帽の洗う頻度は1ヵ月に1回程度がおすすめです。

スポーツで使用する場合や、保育園や小学校などで子どもが毎日使う場合は、洗濯頻度を上げることも検討しましょう。

ただし、毎日洗濯してしまうと繊維が劣化してクタクタになる原因となります。

長持ちさせたい場合は除菌消臭スプレー+陰干しなどで対応し、できるだけ清潔に保てるよう努めましょう。

洗濯表示で洗濯方法を確かめよう

ニット帽が自宅で洗濯できるのかを確認する簡単な方法は、帽子の裏側などに付いているタグの洗濯表示を確認することです。

洗濯機のマークや手洗いのマークがついていれば洗濯可能のサインです。

2016年からは洗濯表示の絵がJIS規格からISO規格に変わり、家庭洗濯のマークは「洗濯おけ」になりました。

購入した年月によって洗濯表示の絵が異なるため、覚えておいてくださいね。

自宅での洗濯が難しい場合は、クリーニング店での相談をおすすめします。

なかにはドライクリーニング禁止のニット帽もあるため、間違って出してしまわないよう確認しておきましょう。

アクリルやウールなど素材別の洗い方

ニット帽の素材によっても洗濯方法は異なります。

ウールやカシミヤなど動物繊維の場合は、洗濯機での洗濯はできないことが多く、手洗いなど別の方法を考える必要があります。

アクリル素材の場合は、洗濯ネットに入れれば洗濯機に入れて回しても大丈夫な場合が多いです。

ニット帽の洗濯可否は洗濯表示にしたがうのが基本ですが、わからない場合は素材で見極めるのも一つの方法です。

ニット帽の洗い方や干し方

ニット帽の洗い方や干し方

ニット帽は手洗いが基本ですが、洗濯機でも洗うことができます。

洗い方や脱水方法、干し方、注意点をまとめて紹介します。

基本は手洗い!柔軟剤で仕上げて

ニット帽は素材がデリケートで伸び縮みしやすいため、基本は手洗いで洗濯します。

まず、洗面台や洗面器、おけなどにぬるま湯を貯め、おしゃれ着用の洗剤を溶かします。

そこへニット帽を入れ、やさしく押し洗いをしてから洗剤を落とす目的で2回ほどすすぎましょう。

最後に、柔軟剤を溶かしたぬるま湯につけ、よく染み込ませたら水を切ります。

洗濯機でのニット帽の洗い方

アクリルなど洗濯機で洗える素材のニット帽の場合、洗濯ネットに入れれば他のものと一緒に洗濯も可能です。

刺繍やロゴが入っている場合は、裏返しにして小さく丸めてからネットに入れるときれいない状態を保てます。

使うネットはギリギリサイズではなく、ニット帽よりも少し大きいくらいがベストです。

脱水方法:洗濯機での脱水もOK

手洗いの場合、大きめのタオルに洗ったニット帽を乗せ、やさしく包み込むようにして水分を取ります。

型崩れを起こさないようそっと扱うことがポイントです。

ニット帽は洗濯機での脱水も可能ですが、回転が激しいので最後まで回してしまうとニット帽が伸びる原因に。

洗濯機で脱水する場合は1分程度で止めるのがおすすめです。

ニット帽の干し方を解説

ニット帽は伸びないよう、乾燥させる際は平干しが基本です。

100均などで売られている、吊るすタイプや置くタイプなどの平干しグッズを使うのが一番簡単でしょう。

平干しネットがない場合、洗濯ネットの上にニット帽を平らに置いた状態で、ネットの四隅をハンガーピンチで挟んでも同様に乾かせます。

ニット帽を直接ピンチで挟んで干してしまうと、型崩れの原因になるので気をつけてくださいね。

伸び縮みさせない注意ポイント

ニット帽は40度前後の洗濯液で洗うのがベストです。

40度以上やそれよりも冷たい水で洗うと、縮む可能性があるため注意しましょう。

また、シミを落としたいからといって塩素系漂白剤を使用するのはおすすめしません。

ファンデーションや汗などを予洗いしたい場合は、色落ちしにくい酸素系漂白剤を使い、こすらずやさしく洗うことがポイントです。

繰り返しになりますが、干し方は平干しを基本とし、型崩れを防ぐためにもピンチに挟んで干すのは避けましょう。

ニット帽の保管方法

ニット帽の保管方法

洗ったあとのニット帽はどのように保管すれば良いのでしょうか。

シーズン中とシーズン後に分けて紹介します。

ニット帽の型崩れしない保管方法

ニット帽はカビや匂いの発生を防ぐため、風通しが良く湿気の少ない場所で保管します。

シーズン中はワイヤーラックに吊るしたり、バスケットにふんわりと重ねたりして、ニット帽が伸びないよう配慮しながら管理することがポイントです。

100均などで売られている、壁かけタイプの帽子用フックを活用するのもおすすめ。

使わないシーズンは、箱や紙袋など通気性の良い素材のものか、プラスチックの衣装ケースに除湿剤や防虫剤と一緒に入れて保管するのも良いでしょう。

劣化を防ぐため、日の当たらない涼しい場所で保管してくださいね。

まとめ:お気に入りのニット帽も長持ち!

ニット帽は意外と汚れがつきやすいため、定期的な洗濯が大切です。

手洗いを基本とし、平干しで乾燥させることを徹底しましょう。

お気に入りのニット帽はこまめにお手入れをして、できるだけ長く清潔に使い続けられると良いですね。

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