正しいお米の保存方法って?おいしさを保つ方法や保存期間をチェック!

白米

お米をおいしく食べるには、正しい方法で保存することが大切です。

しかし、どのような保存方法が良いかわからず、買ってきた袋のまま保存していたり、常温でキッチンに置いていたりする方も多いのではないでしょうか?

お米の保存方法に疑問がある方は、この記事で紹介するお米の正しい保存方法をチェックしてみてください。

お米のおいしさを保つ方法や、保存期間の目安もご紹介します。

おいしさを保つお米の保存方法

米袋の山

お米はしっかり空気を抜いた状態で、冷蔵庫の野菜室に保存するのがおすすめです。

まずはお米のおいしさを保つ正しい保存方法をご紹介します。

密閉容器で空気を遮断

お米は密閉容器に入れ、空気が入らないようにして保存しましょう。

容器は冷蔵庫に入るサイズで、素材は水洗い可能なプラスチック製やガラス製のほか、密閉可能ならジッパー付きの袋でもOK。

より清潔にお米を保存するなら、煮沸消毒が可能な耐熱ガラス製もおすすめです。

お米を購入時の袋のまま保存している方も多いかもしれませんが、実は保存には向いていません。

袋には通気用の小さな穴が開いており、他の食材の匂い移りや空気に触れることで酸化が進んでしまいます。

お米の劣化を早めてしまうため、密閉容器に移し替えて保存しましょう。

冷蔵庫(野菜室)で保存

お米は冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。

お米の劣化を遅らせるには、湿気が少ない15度以下の環境で保存するのが適切だといわれています。

高温多湿の場所での保存はお米が湿気てしまい、虫やカビが発生しやすくなるため避けましょう。

直射日光が当たる場所も、お米が乾燥し劣化を早めてしまいます。

また、匂いの強いものがそばにあるとお米に移ってしまうため、香りの強い食材は近くに入れないようにしましょう。

お米は常温でシンク下などに置きがちですが、おいしさを長く保つためには、保存に適した冷蔵庫の野菜室がベストです。

お米の賞味期限・消費期限とおいしく食べられる保存期間

お米と稲穂

お米は賞味期限や消費期限の表示義務がなく、いつまで保存できるのかわからない方も多いのではないでしょうか。

おいしく食べられるお米の保存期間は、前述した正しい保存方法で春夏は1ヵ月程度、冬は2ヵ月程度です。

購入したお米の袋には精米年月日が記載されているため、精米した日を起点にした期間内で食べきるようにしましょう。

食べきるのに保存期間以上かかってしまいそうな場合は、小さめサイズのお米を小分けで買うのがおすすめです。

古くなったお米の見極めポイント

お米

お米は簡単に腐るものではないため、古くなっているかどうかわかりにくいこともありますよね。

ここからは、古くなったお米を見極めるポイントを紹介します。

精米日から半年以上経過

精米日から半年以上経過すると、お米の風味は大幅に落ちます。

保存状態によっては見えないカビが生えている可能性もあるので、できれば食べないほうが良いでしょう。

買ってきたお米を容器に移す前に、精米年月日をメモして貼っておくと良いですよ。

虫が湧いている

お米に虫が湧いていたらびっくりしてしまいますよね。

お米に付く虫は、コクゾウムシやメイガ、コナダニなどがいます。

これらの虫に毒性はなく、水洗いの際に取り除いて炊けば食べることは可能です。

しかし、虫が湧いたお米は虫の糞や卵が混ざっている可能性もあります。

糞や卵までは取り除けているか判断しにくいので、問題なく食べられても、できれば避けた方が良いかもしれません。

カビが生えている

カビが生えたお米は食べられないと判断しましょう。

お米にカビが生えると、色が黒やグレーに変色します。

見た目にはわからなくても、研いだときの水の色や匂いがおかしいと感じたり、炊きあがったときの匂いに違和感があったりする場合は、見えないカビが発生している可能性が高いです。

お米はカビが発生しやすいものではありませんが、高温多湿の環境など不適切な保存方法をしているとカビが生えることはあります。

異臭がする

お米から異臭がする場合は、空気に触れて酸化したことによる古米臭か、カビの臭いのどちらかであると考えられます。

古米臭は丁寧に洗うと臭いは軽減されますが、風味や食感は落ちている場合がほとんどです。

ただし、古米臭はカビが原因の臭いと見分けにくいため、異臭を感じたら食べないほうが良いでしょう。

炊いたお米の保存方法

炊きたてごはんをラップに包む

炊いたご飯の保存は、ラップで包む、タッパーに入れるなどさまざまな方法がありますが、おいしさを保つにはコツがあります。

ここからは、炊いたお米をおいしく保存する方法を見ていきましょう。

炊き上がったら冷凍保存

炊き上がったお米をおいしく保存するには、早めに冷凍保存するのがおすすめです。

炊き立てのお米は、冷めて水分が抜けていく過程でおいしさが落ちていきます。

炊飯器での保温や常温保存、冷蔵保存ではお米のおいしさが失われてしまい、再度温めても炊き立ての状態には戻りません。

お米が炊き上がったら、冷めてしまう前に冷凍するのがおいしさを維持するコツです!

温かいうちにラップに包む

炊いたお米はなるべく温かいうちに、湯気ごとラップで包みましょう。

冷めてからラップで包むとお米の水分が失われて、おいしさが損なわれてしまいます。

ラップで包むときは平らにすると、解凍時に均一に熱が加わり加熱ムラを防げますよ。

さらに、ジッパー付きの袋に入れて空気が入らないようにすると、お米の品質を保ちやすくなります。

1食分ずつ小分けにして冷凍すると、必要な量をすぐに取りだせるのでおすすめです。

粗熱が取れたら急速冷凍

炊き立てのお米をラップで包んだら、粗熱を取ってから冷凍保存します。

お米を熱々の状態で冷凍庫に入れると、庫内の温度が上がり他の食品を傷めてしまう可能性もあるため、粗熱が取れてから冷凍しましょう。

水分の蒸発を抑えるために、急速冷凍するのもポイントです。

急速冷凍機能がない冷凍庫の場合は、熱伝導率の高い金属トレーのうえに平らに置いたり、ラップのうえからアルミで包んだりすると良いですよ。

冷凍ご飯の保存期間

冷凍したご飯の保存期間は、1ヵ月程度を目安に食べきりましょう。

ただし、味は徐々に落ちていくため、おいしく食べるなら1週間くらいがおすすめです。

冷凍ご飯を解凍する際は、電子レンジの温め機能を使いましょう。

冷凍状態でしっかり加熱するとお米の水分が抜けずおいしく食べられるため、冷蔵庫での自然解凍や、電子レンジの解凍モードはNGです。

まとめ

秋の収穫 新米

お米のおいしさを保つためには、正しい方法で保存することが大切です。

購入した袋のままでは劣化は進んでしまうため、密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

お米は精米日から春夏で1ヵ月、秋冬で2ヵ月が保存期間の目安です。

お米は古くなると風味や食感が落ちたり、虫やカビが発生したりするため、なるべく早く食べきりましょう。

炊いたお米をおいしく食べたい方は、この記事で紹介した保存方法を参考にしてみてくださいね。

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