【FP監修】家計簿が続かない。最低限の項目を押さえてシンプルな家計簿にしよう!

【FP監修】家計簿が続かない。最低限の項目を押さえてシンプルな家計簿にしよう!

家計簿は、家計の収支を把握するうえでとても有意義です。

継続的な貯蓄や投資をするためにも、家計の収支を把握しておかなければなりません。

しかし、「家計簿付けに何度もチャレンジしているが続かない」と悩んでいる方も珍しくないですよね。

家計簿の付け方にはさまざまな方法やポイントがあります。

この記事では、家計簿を付ける際に必須の項目や長続きするコツを紹介します。

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コラム監修者プロフィール

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今井 園美

子どもたちの教育資金に苦労した経験から2010年に2級FP技能士を取得。
得意分野は「住宅ローン」と「家計の見直し」。現在は家づくり学校にて、FP資格を生かした家づくりアドバイザーとしてお客様の住まいづくりをサポートしています。
ムダを省き、整理することが大好きなシンプルリストです。
家づくり学校HP:https://school.stephouse.jp/

家計簿が続かない理由と原因

家計簿が続かない理由と原因

はじめに、家計簿が続かない理由や主な原因を3つに分けて解説します。

家計簿付けが続かない方は、思い当たることが多いのではないでしょうか?

長続きするコツをつかむためにも、参考にしてください。

家計簿項目が細かすぎる

家計簿には、「食費」「居住費」「光熱費」といくつもの項目があります。

項目分けして家計簿を付ければ、何にどのくらいお金を使っているかわかりやすい一方で、どの支出がどの項目にあてはまるのか判断に迷って記録に時間がかかりがちです。

市販されている家計簿のなかには、項目がかなり細かく分かれているものもあります。

項目分けに慣れてしまえば良いですが、項目分けに時間がかかり、家計簿付けがストレスとなり続かなくなる方も多いことでしょう。

家計簿初心者は、できるだけ項目分けを少なくするほうがストレスなく家計簿付けができて続けやすくなります。

家計簿を付ける理由が曖昧

家計簿付けは、面倒な作業なので理由や目標、ゴールがないと続かなくなります。

何のために家計簿を付けているのかが曖昧なままだと、家計簿を付けることがストレスとなり続かない原因になりがちです。

「家計の支出を明確にするため」「月々決まった額を貯金するため」「家を購入する費用を貯めるため」など、明確な理由や目標を決めたほうが家計簿は続けやすいでしょう。

もちろん、家計簿を付ける目的は途中で変化しても構いません。

家計簿付けが続けられるように、モチベーションが上がる理由や目標を探してみてくださいね。

家計簿の種類と付け方が合っていない

家計簿というと、ノートにレシートを貼り付けて項目別に記入していくイメージがある方も多いのでは。

しかし、現在はスマホで記入できる家計簿アプリも豊富に揃っています。

レシートを写真撮影すれば、金額を項目分けしてくれるような便利な機能を持つアプリもあり、自分で使いやすいように機能をカスタマイズもできます。

家計簿は手書きで、と思い込んでしまうと面倒くさくなって続かない方でも、パソコンやスマートフォンなどで手軽に隙間時間で記入できるなら、モチベーションを保つことができるのではないでしょうか。

自分に合った家計簿の付け方に出会うことも大事です。

家計簿を長く続けるコツ

家計簿を長く続けるコツ

家計簿をできるだけ長く続けるコツを紹介します。

家計簿を長く続けているとライフスタイルの変化もわかり、経済面から見る自分史のようでとてもおもしろいです。

家計簿の付け方を見直す

そんな家計簿を続けるコツは、良い意味で「いい加減」になることです。

1円単位で収支を合わせようと何度も電卓を叩いたり、厳密に項目分けしようとしたりするとなかなか続きません。

100円単位で計算が合っていればOK、予算内に収支が収っていればOK、などざっくりしたマイルールを決めて家計簿を付けていきましょう。

また、昔ながらの手書き、Excelで自作、スマートフォンで家計簿アプリを活用など、自分に合った家計簿の付け方を選ぶことも大切です。

それ以外にも、隙間時間を活用する、毎日寝る前に付ける、週末にまとめて付けるなど、自分に合った負担感のない方法で習慣付けすることも大事です。

固定費から変動費の順で記録する

固定費とは、毎月決まった額の出費です。

家賃や住宅ローン、塾や習い事の月謝、保険料などが該当し、毎月変わらないので記入も簡単で楽です。

一方、変動費とは月々の金額が決まっていない支出で、食費や日用品、雑費などが該当します。

固定費から変動費の順で記録していけば、記入が楽で、時間もぐっと短縮できるでしょう。

また、変動費だけを固めて記入すれば、見直しも楽になります。

毎月、振り返る時間を設定

月末や月初などに、その月の家計簿を振り返る習慣を付けましょう。

支出が多くなってしまった月は、「何が原因か」「今月削れる出費はあるか」などと考えると、節約のモチベーションになります。

反対に、家計に余裕が出た場合は余剰金の使い道を考えると良いでしょう。

お金の使い道を考えるのは何かと楽しいものです。

お金の流れや使い道を考えることで、自然と節約もできて家計簿をつけるモチベーションも保てます。

さらに、1年の終わりにはこの1年で達成した貯金額や、前年度と比べてどのくらい節約できたのかを振り返るのもおすすめです。

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最低限の項目の決め方

最低限の項目の決め方 
家計簿には、「家賃」「光熱費」「食費」「交際費」などさまざまな項目があります。

前述したように、細かく項目分けするほど支出の行方は明確になるでしょう。

しかし、細かすぎると、どこに分類するか迷う時間も長くなり、家計簿付けが面倒になって続かなくなりがちです。

ここでは、家計簿が付けやすくなり、さらに家庭のお金の流れがわかりやすくなる項目の決め方を紹介します。

よく使用する10項目程度に分類

家計簿にある項目は、以下のようなものです。

  • 固定費(家賃・水道光熱費・通信費・保険料など)
  • 食費(食材購入費・外食費・酒代など)
  • 日用品(生活必需品・雑貨など)
  • レジャー費(冠婚葬祭費・娯楽費・交際費など)
  • 医療費
  • 交通費(車両費、車のローン・ガソリン代など)
  • 小遣い

しかし、すべての家庭に全部の項目が必須とは限りません。

20代の健康な方ならば、医療費がほとんどかからない方もいます。

子どもがいるご家庭なら「教育費」が項目にあると良いでしょう。

介護するご家族がいる方は、「介護費」を項目に設定すると確定申告の際に役立つこともあります。

各家庭のライフスタイルに合わせて、項目を足したり引いたりして10個程度にまとめるのがおすすめです。

固定費を設定する

家賃や通信費などは月々決まった額なので、固定費に分類しましょう。

固定費は毎月必ず決まった額なので、固定費をまとめておくと家計簿付けが楽になります。

子どもの塾や習い事の月謝も固定費の一種ですが、教育費に分類しても良いですね。

例えば、10項目のうち固定費が5~6項目ならば、レシートを見ながら付ける変動費は4~5項目で済みます。

できるだけ短時間で家計簿を付ける手段を考え、試行錯誤していきましょう。

項目は徐々に増やす

10個でも項目が多いと感じる場合は、もっと項目を大雑把に分けてもかまいません。

例えば、友達との外食が多い場合は交際費と食費も一緒にしてしまいましょう。

最初は「家計簿を習慣化」することが一番大切です。

家計簿付けに慣れてきたら、「もう少し項目を分けた方がお金の流れがよくわかる」と思えてきたりします。

食費がかかりすぎているなら、外食費や酒代、食材購入費などと詳細項目に分けてみるといったように、最初の1年間は大雑把な家計簿を付けてみて、2年目以降に項目を増やしていくのでもかまいません。

最初から完璧な家計簿を付けようと無理をしないことが長続きするコツです。

まとめ:合う方法で無理なく継続!

家計簿は仕事や商売で必要な帳簿とは違います。

このとおりに付けなければならないといった明確で厳密な決まりはありません。

家庭のお金の流れが自分で把握できればいいのです。

パソコンやスマートフォンで簡単に家計簿が付けられるソフトやアプリも多数発売されていて、選択肢が豊富です。

どの方法で付けるのが一番自分に合っているか試してみて、負担が少なく、長く続けられそうな家計簿付けにチャレンジしましょう。

一定期間継続できれば効果やメリットも感じられるようになります。

そうすれば「家計簿付けが続かない」と真っ白な家計簿を見てため息をつくことも減りますよ!

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