京都市は子育てしやすい?環境や子育て支援制度などをご紹介

京都府京都市

京都市は、子育て支援が充実しています。

妊娠中から子育てに関する情報を得られるほか、各種相談できる窓口も設置されているのが特徴です。

また、京都市には歴史的な景観が数多く残されており、伝統文化に触れながら子育てできるのも魅力といえるでしょう。

この記事では、京都市の教育施設の数や周辺環境、子育て支援制度をご紹介します。

各区の子育て支援制度も併せて参考にしてください。

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京都市は子育て支援に力を入れている

京都市では、京都市はぐくみプランに基づいて、幼児教育・保育の無償化や待機児童ゼロの継続などの子育て支援が整っています。

ここでは、京都市の子育て支援の概要を解説します。

参考:保育所等及び学童クラブ事業における利用児童等の状況について

子育ての情報提供が充実している

京都市では、子育ての情報提供が充実しています。

例えば、京都市子育て応援パンフレットでは、妊産婦やひとり親家庭、障害のある子どもを含めたすべての子どもへの支援策、各種相談窓口などを掲載しています。

また、京都市における子育て支援施策については、京都市子ども若者はぐくみウェブサイトにわかりやすく掲載されているため、自身が活用できる制度はないかチェックしやすいでしょう。

京都はぐくみアプリを活用すれば、子育てに関する情報をいつでも手軽に確認できます。

アプリを入手しておけば、外出先でおこなわれているイベント情報を確認できたり、授乳やおむつ替えができるスペースを検索できたりと、子育てに役立つ情報を得られるのが特徴です。

プッシュ通知機能を活用すれば、自動的に子育てに関する情報が届くため、大切な情報を見逃しにくくなるでしょう。

ほかにも、日記機能や緊急連絡先機能なども搭載しており、情報管理も併せておこなえます。

参考:京都市子育て応援パンフレット・子育て応援マップ

歴史的な景観が残っている

京都市には、世界遺産をはじめ数多くの歴史的資産があります。

例えば、寺院や庭園、町並みなど、市内の至る所で歴史的景観を見られるでしょう。

そのため京都市では、歴史的景観の保全に関する取り組みをおこなっています。

世界の宝ともいわれる京都らしさを支えるだけではなく、地域の環境を向上させることにもつながるのです。

そのような京都市内で子育てをおこなえば、日本の伝統文化に触れながら歴史を肌身で感じて学ぶことができるでしょう

京都市の子育て環境

京都市の子育て環境をご紹介します。

子どもの人口

2024年4月1日時点で、京都市の0~14歳の人口は137,958人です。

これは京都市の総人口の約9.59%にあたります。

参考:京都市 -「推計人口 年齢別データ」

教育施設の数

京都市の教育施設の数は、下記のとおりです(2024年度時点)。

幼稚園113園
小学校165校
中学校90校
高等学校54校

参考:e-Stat・政府統計の総合窓口

京都市には、多くの教育施設が点在しています。

なかでも、下京区にあるときわ幼稚園は、1901年に創立した歴史ある幼稚園です。

8000人以上の卒園児を輩出し、日本幼児教育のなかでも屈指の伝統を誇っています。

ときわ幼稚園は、京都市駅前にあることから交通の便が良く、遠足や探検、山登りなどの活動を積極的におこなっているのが特徴です。

ほかにも、1年を通して体力作りにも取り組んでいます。

また、未入園児を対象とした親子ふれあい教室を開催しているのも魅力の一つです。

参考:ときわ幼稚園

また、京都市の図書館や博物館の数は、下記のとおりです。

図書館20館(2024年時点)
博物館35館(2024年時点)

京都市には、数多くの図書館や博物館があります。

なかでも、中京区に位置する京都文化博物館は、京都の歴史と文化をわかりやすく解説している博物館です。

近代洋風建築物として重要文化財の指定を受けた別館もあり、歴史的な景観も眺められます。

参考:e-Stat・政府統計の総合窓口-京都市のデータ
参考:京都市内の登録博物館・博物館相当施設について

周辺環境

京都市の周辺環境をご紹介します。

犯罪情報の確認

京都市では、犯罪・交通事故情報マップを活用することで、犯罪情報を地図上で確認できます。

犯罪が発生した時間や犯罪の種類などで表示方法の変更や絞り込みがおこなえるため、防犯対策に活用しやすいでしょう。

また、小学校区別の犯罪発生状況も確認できるため、子どもの通学にも役立てられます。

参考:京都府警察 -「統計資料(犯罪)」
参考:犯罪・交通事故情報マップ

交通事故の多い場所を確認

京都市では、犯罪・交通事故情報マップを活用することで、交通事故の多い場所を確認できます。

犯罪情報を確認するときと同様に、表示方法を選択できるため、必要な情報のみをチェックできるのが特徴です。

また、交通事故が多発しているエリアが確認できる分布図機能や、統計をグラフ表示できる統計機能などもあります。

参考:犯罪・交通事故情報マップ

防災情報の確認

京都市では、京都市防災マップ(水災害・地震・土砂)を活用すれば、防災情報を確認できます。

例えば、京都市内の災害時協力井戸マップを参照すれば、災害時に協力井戸として利用できる井戸の場所を地図上でチェックできます。

また、災害時帰宅困難者支援マップ?あなたの家まで経路を探しますを利用すれば、公共交通機関が使えなくなっても自宅までの道のりを把握できるでしょう。

万が一のときのために、事前に確認しておくのもおすすめです。

ほかにも、避難所・広域避難場所・避難救助拠点マップを活用すれば、京都市内の避難所などを確認できるため、災害が発生したときに役立ちます。

参考:京都市防災マップ(水災害・地震・土砂)

スーパーや医療機関の数

京都市には約260ヵ所のスーパーがあります。

なかでも、南区にあるイオンモールKYOTOは、銀行やドラッグストア、飲食店など、さまざまなショップが揃う大型のショッピングセンターです。

日常的な買い物だけではなく、休みの日には子どもと買い物を楽しめます。

動物病院やペット関連ショップもあるため、ペットを飼っている方にもおすすめです。

参考:イオンモールKYOTO

また、京都市には、病院が約100ヵ所、一般診療所が約1590ヵ所あります(2019年10月時点)。

なかでも、中京区にある京都市立病院は、総合内科や小児科、脳神経外科など、さまざまな科目を診てもらえる総合病院です。

ロボット支援手術もおこなっており、高度な医療を受けられます。

参考:京都市立病院

ファミリー世帯が押さえておくべき賃貸の周辺環境については、以下の記事で詳しく解説しているため、併せて参考にしてください。

>>ファミリー世帯が押さえておくべき賃貸の周辺環境とは

京都市のファミリー向け賃貸物件を見る

京都市の主な子育て支援制度

京都市の主な子育て支援制度を3つご紹介します。

新生児等訪問指導事業(こんにちは赤ちゃん事業)

新生児等訪問指導事業(こんにちは赤ちゃん事業)とは、生後4ヵ月までの乳児がいる家庭を対象に、保健師や助産師、保育士の資格を持つスタッフが訪問する事業のことです。

赤ちゃんの発育状況だけではなく、お母さんの産後の体調、育児や生活などに関する相談を受け付けています。

そのため、赤ちゃんが生まれたら、できるだけ早く出生通知書を提出しましょう。

里帰り出産をした方も対象です。

参考:新生児等訪問指導事業(こんにちは赤ちゃん)

子ども医療費支給制度

子ども医療費支給制度とは、保護者が支払う医療費の一部を市が負担する制度のことです。

所得制限はなく、子育て世帯の経済的な負担軽減を目的としています。

対象となるのは、京都市内に在住しており、健康保険に加入している0歳から中学校3年生までの子どもです。

保護者が負担する金額は、以下のとおりです(1ヵ月1医療機関あたり)。

通院入院
0~2歳200円200円
3歳~小学生200円200円
中学生1,500円200円

なお、子ども医療費支給制度を活用するには、手続きが必要です。

参考:【福祉医療】子ども医療費支給制度

地域子育て支援ステーション

地域子育て支援ステーションとは、子育てに関する情報提供や子育て講座の開催など、子育て世帯に向けて、さまざまな取り組みをおこなっている事業のことです。

京都市内のすべての保育園や認定こども園、児童館が地域子育て支援ステーションに認定されています。

地域子育て支援ステーションを活用すれば、子育て支援に関わる機関とつながれたり、子育てに関する悩みを相談できたりします。

参考:地域子育て支援ステーション
参考:京(みやこ)あんしんこども館

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京都市の子育て支援制度一覧

京都市内には、各区それぞれの子育て支援制度があります。

ここでは、各区の子育て支援制度の一部をご紹介します。

上京区

上京区には、上京☆えんじぇる応援団があります。

上京☆えんじぇる応援団とは、すくすくステッカーを掲示した店舗にえんじぇるカードを提示することで、さまざまなサービスを受けられる事業です。

>>古くから京都の中心地として栄える京都市上京区!環境や子育て支援制度などをご紹介

下京区

下京区には、たんぽっぽと呼ばれる下京はぐくみだよりがあります。

保育園や幼稚園などの園庭開放、子育てサークルに関する情報などを掲載しています。

>>京都駅のある京都市下京区は子育てしやすい?環境や子育て支援制度などをご紹介

左京区

左京区では、乳幼児健診を4ヵ月・8ヵ月・1歳6ヵ月・3歳3ヵ月の4回実施しています。

乳幼児健診を受けることで、子どもの発育状況を確認できるほか、育児に関する相談もおこなえます。

>>京都市左京区は京都大学など多くの大学を有するエリア!環境や子育て支援制度などをご紹介

中京区

中京区では、プレママ・パパ教室が開催されています。

2021年度は1講座全3回おこなわれており、妊娠中の過ごし方やお口の健康といった妊娠中に役立つ情報を学べます。

ほかにも、出産後の過ごし方も教えてもらえるため、イメージトレーニングしやすくなるでしょう。

>>京都市中京区は子育て世帯におすすめの街!住環境や子育て支援制度などをご紹介

東山区

東山区では、ショートステイ・トワイライトステイを実施しています。

保護者が病気や冠婚葬祭、出産などで育児が困難になった場合、一時的に子どもを施設に預けられる事業です。

小学校6年生までの子どもが対象で、原則7日まで預けられます。

>>京都市東山区は子育て世帯へのケアが充実!住み心地や子育て支援制度などをご紹介

まとめ

京都市は、子育て支援が充実している地域です。

京都市はぐくみプランに基づいて、さまざまな制度に取り組んでいます。

また、京都はぐくみアプリを活用すれば、子育てに関する情報を手軽に集められるほか、子どもの成長記録を残せます。

京都府でどのエリアが子育てに良いのか悩まれている方は、この機会に京都市を検討してみてください。

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