【小学生】ゲームの課金は大丈夫?トラブル実例や注意点をチェックしよう!

【小学生】ゲームの課金は大丈夫?トラブル実例や注意点をチェックしよう!

オンラインゲームやスマートフォンでゲームを楽しむ小学生は少なくありません。

コロナ禍で自宅時間も長くなり、それに比例するように課金に関するトラブルや相談も増えています。

この記事では、小学生のゲーム課金やトラブルの実例・注意点、親が気を付けるべきポイントを詳しく紹介します。

大きな問題になる前に、親子でしっかり話し合って対策してくださいね。

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小学生の親からゲーム課金トラブル相談が急増!

小学生の親からゲーム課金トラブル相談が急増!

子どもたちが家でゲームをして遊ぶ時間が増えたことにともない、課金に関するトラブルも増加しています。

昨今のゲーム課金トラブルや相談が増えたこと、急増の背景にはどのような事情があるのか紹介します。

ゲーム課金トラブルとは?

ゲーム課金トラブルとは、スマートフォン端末や家庭用ゲーム機を利用中に、子どもが保護者の許可なくゲーム内でアイテムやスキルを購入し、あとで高額な請求があるようなトラブルです。

端末の設定によっては、数回タップするだけで簡単に支払いが完了してしまいます。

民法第5条第2項によると、未成年者が保護者の同意なくおこなった課金や契約は取り消せます。

しかし、親名義のスマートフォンやアカウントでログインしている場合、本当に子どもが勝手に課金したのかどうかの判断が難しく、返金手続きが容易ではないこともあります。

なかにはかなり高額の請求でも、取り消してもらえないケースがあります。

ゲーム課金トラブルで困ったら、まずは消費者センターへの相談をおすすめします。

ゲーム課金に関する相談が増加中

国民生活センターによるとゲームの課金に関する相談は、コロナ禍のおうち時間増加で大幅に増加しています。

2020年は小学生の子を持つ保護者からの相談が前年比で約1.6倍でした。

小学生・中学生・高校生からの相談件数のなかでも小学生からの相談が特に増えています。

参考:独立行政法人国民生活センター|オンラインゲーム
独立行政法人国民生活センター|「スマートフォンを渡しただけなのに…」「家庭用ゲーム機でいつの間に…」

ゲーム課金トラブル急増の背景は?

「おうち時間増加」や「GIGAスクール構想」で、小学生でもスマートフォンやタブレットの使用がより身近になりました。

「GIGAスクール構想」とは政府が進める政策で、オンライン授業やICT対策として1人1台のタブレット端末を配布する取り組みです。

ほかにも、コロナで休校や学級閉鎖があり、親がゲームを制限していた家庭でも、オンラインでの友達とのやりとりを許す家庭が増えたことも原因の一つです。

参考:文部科学省|GIGAスクール構想による1人1台端末環境の実現等について

小学生が課金してしまう原因や理由

小学生が気軽に課金してしまう大きな理由は、子ども自身にお金を支払う認識がないことです。

さらに、子ども自身が課金したことを理解できていないケースも目立ちます。

目の前でお金のやり取りがないので、支払いの義務が発生していることに気付かないのです。

ほかにも、「友達が課金しているから」「みんなやってるから大丈夫」という意識があるのも理由の一つでしょう。

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子どものオンラインゲーム課金、トラブル実例

子どものオンラインゲーム課金、トラブル実例

自分自身がオンラインゲームや課金のあるゲームをしない方の場合、どのような感じで課金トラブルが起こるのか想像しにくいのではないでしょうか。

ここでは、子どものオンラインゲーム課金のトラブルの実例を紹介します。

スマートフォンのキャリア決済で高額課金

小学生の子どもが友達から「キャリア決済を使うとお金がかからない」と教えられ高額課金をしていたケースがあります。

キャリア決済とは、スマートフォンのキャリア(通信会社)が通信料金や月額基本料などと一緒にまとめてゲームの使用料などの請求をするものです。

少額の場合は、通信料金がいつもよりかかったかな?と勘違いして見過ごしてしまうこともあります。

また、小学生の子どもによくあるのが、間違った知識を正しいと信じて友達に教えてしまうことです。

今回のトラブルは、パスワードの入力が不要で決済完了メールが来なかったことからお金を払っている認識がなかったようです。

参照:独立行政法人国民生活センター

親のクレカで150万円以上課金

家族で共有しているタブレットを使い、小学生の兄弟がオンラインゲームで150万円も課金していたケースもあります。

タブレット端末には、クレジットカード決算の情報が入っており、子どもでも簡単に課金できてしまいました。

オンラインゲームで150万円以上も課金していたものの、決済完了メールが子どもたちによって故意に削除されていたため請求が来るまで、気付くのが遅れてしまいました。

参照:独立行政法人国民生活センター

親のゲームアカウントで課金

小学生の子どもが、父親のアカウントを使って家庭用ゲーム機で遊び、クレジットカード決済で7万円ほど課金していたケースもあります。

ゲーム機には父親のクレジットカード情報が登録されていました。

ポイントを入手する方法は動画サイトで知って真似をしたものの、ポイントの購入が有料で、課金されていると認識はなかったようです。

あとで気付いた親がゲーム会社に返金を申し出たところ、このケースでは返金には応じられないという対応だったようです。

参照:独立行政法人国民生活センター

子どもの高額課金を防ぐ有効な方法は?

子どもの高額課金を防ぐ有効な方法は?

昨今の小学生は動画サイトでさまざまな情報を手軽に手に入れられるようになったものの、一方で勘違いしてしまったり、正しく理解できなかったりするケースが多々あります。

高額な課金を防ぐために見直すポイントを紹介しましょう。

課金について子どもと話し合う

課金についてのルールや条件を子どもと話し合うことはとても大切なことです。

課金をするとキャラクターが強くなったり、見た目を個性的に変えられたり、広告が出なくなってゲームがサクサク進んだりと、メリットがたくさんあります。

そのため、家族の同意を得て課金している友だちも少なくありません。

しかし、1回課金してしまうと「次も、また次も」と当たり前になってしまうことも心配ですよね。

「友達は課金してて羨ましい」「自分も課金して楽しみたい」と思う気持ちを否定するのではなく、まずは、お金がかかるのか、かからないのかをしっかりと子どもが理解することから始めると良いですね。

課金が必要な場合は「これは100円必要なんだよ」と数字を提示して「毎月〇円までなら」「お手伝いするならお小遣いの範囲で」など、条件付きで許可するなど話し合いをしてみましょう。

アカウントや決済の管理を見直す

親と共有のタブレットやスマートフォン、ゲーム機を使用する場合、アカウントや決済管理を見直す必要があります。

クレジットカードのナンバーは記憶させずその都度入力するようにしたり、クレジットカードを紐付けたアカウントからこまめにログアウトしたりする対策が重要です。

ほかにも、決済時にはパスワード入力が必要になる設定をし、パスワードは知られないようにするのもいいでしょう。

先ほどの事例で出てきたキャリア決済に関しても、上限額の設定を低めに設定しておくと安心です。

決済完了のメールが来なかったり、削除されたりする場合も考えられるので、クレジットカードの明細もよく確認するようにすると迅速にトラブルが発見できます。

ペアレンタルコントロール機能を設定

子どもがスマートフォンを持つときには、ペアレンタルコントロール機能を設定するのも一つの方法です。

ペアレンタルコントロールは、スマートフォンを使いすぎないように利用時間の制限や、不適切なサイトや動画の閲覧制限を保護者の端末から設定できる機能です。

アプリのダウンロード制限もできるので、利用しているゲームの確認も簡単です。

課金トラブルはもちろん、使いすぎの管理も簡単になるのでぜひ試してみてください。

ゲーム課金が発覚したら……?注意点は?

もし子どもが勝手に高額な課金をしてしまったら、まずは近くの消費生活センターもしくは消費者ホットライン「188(いやや!)」に相談してみてください。

未成年者が保護者の承諾なしに課金をしてしまった場合は、「未成年者契約の取消し」で支払いを取り消せる可能性もあります。

課金を頭ごなしに「ダメ」と言い切ってしまうのではなく、子どもの気持ちや考え、周りのお友達の状況なども見ながら課金について考えてみましょう。

そして、一緒に小学生の高額課金トラブルの原因を確認し、「課金したいときは毎回相談する」「トラブルが起きたら早めに相談する」など必要なルールを作っていくことが大切です。

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まとめ:子どもの気持ちも理解して対策を

小学生の場合、気付かずに課金してしまうことがあります。

家族で同じスマートフォンを共有する際には、端末の設定やクレジットカード情報などの管理には細心の注意を払いましょう。

小学校中高学年になると、ダメなことと知りつつも親の目を盗んでこっそり課金するケースもあります。

一方的にダメだと押さえつけるのではなく、防ぐ対策やルール作り・発覚した時の対応までセットで考えておくと安心です。

親子で話し合い、「課金したいときは相談する」「黙って悪いことをしない」という関係をしっかりと築けると良いですね。

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