前回の東京オリンピックでは、バスケットボール女子日本代表チームが史上初の銀メダルを獲得。
海外のトップリーグNBAで活躍する日本人選手や、プロのBリーグ、漫画やアニメなどを見て、中学生になったら自分もバスケットボールをやってみたいと思う子も多いでしょう。
バスケ部では一体どのような物が必要になるのか、パパママは心積もりをしておきましょう。
この記事では、中学生で初めてバスケ部デビューをする方に向けて必要なバスケ用品を解説します。
小学校でミニバスの経験がある方も参考にしてください。
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バスケット部で必要なもの
学校や顧問の方針によっても異なりますが、新一年生の保護者に向けて、部活説明会が開催される場合があります。
そのときに、購入する用具の話が出るため、それまで待ってから買い揃えたほうが良いでしょう。
ここでは、最低限揃えるものを解説します。
顧問の先生や先輩に聞いたり、新一年生同士で相談してから揃えることをおすすめします。
バスケットシューズ
バスケは、スタート、ストップ、回転、ジャンプなど、前後左右上下に激しく動くスポーツです。
動きの特性に合わせたバスケットシューズなら、足の負担をやわらげ動きをしっかりサポートしてくれます。
脚や足首を固定して守ってくれるタイプを選びますが、履き口の高さが低いもの(ローカットモデル)から高いもの(ハイカットモデル)まであります。
メーカーやモデルによって硬さや動きやすさ、サイズ感や履き心地が異なるので、必ず店頭で試着してから購入してくださいね。
本入部直後は学校指定の体育館履きでも良いですが、購入するよう指示があればできるだけ早めに用意しましょう。
バスケットソックス
バスケット専用のソックスは、普通の靴下よりもやや厚手に作られています。
土踏まず部分のサポートや、足の裏のクッション性があり、足の指や爪を保護してくれるうえ、バスケットシューズの中で足が滑るのを防いでくれます。
防臭や抗菌タイプのものがおすすめです。
厚みのある部分が乾きにくいので、洗い替えに複数枚購入しておくと良いでしょう。
練習着
入部したての新一年生なら、練習着は体操服がメインかもしれません。
その後、チームTシャツを揃えることもありますが、基本的に自由なら吸汗速乾タイプの機能性Tシャツが便利です。
汗が乾きやすいので体にはりつきにくく、洗濯してもすぐ乾きます。
パンツは他の運動部より長めのバスケット専用のハーフパンツが主流です。
ただし、部活中は体操服のパンツやジャージを着用する場合もあるので、様子を見てから揃えても良いですね。
バスケを始めて身長が伸びる子が多いため、最初は連日の練習に必要な最低枚数を購入し、その都度サイズの合ったものに買い替えると良いでしょう。
タオル
運動部は汗拭き用のタオルが欠かせません。
手が濡れているとボールがうまくキャッチできず、シュートやパスのコントロールもできないだけでなく、床に汗が落ちて滑るとケガの原因になってしまいます。
普通のタオルでも構いませんが、バスケ部ならスポーツブランドのスポーツタオルがほしくなるのではないでしょうか。
防臭、抗菌、速乾、吸水性など、機能性や肌ざわりで選ぶと良いでしょう。
速乾タイプだと練習中にビショビショにならず、洗濯しても乾きやすいので便利です。
マフラータオルで保冷剤を入れるポケットが付いたタイプは、練習時の熱中症対策にもおすすめです。
水筒
新型コロナウイルス感染予防対策として冷水機の使用を停止し、授業中や部活動での水分補給として水筒を持参する学校がほとんどでしょう。
特にバスケは体育館で走り回るスポーツなので、夏は当然ですが、冬でもたくさん汗をかきます。脱水症や熱中症対策のためにも十分に水分を摂らなければなりません。
水筒は軽いものではスクイズボトル、シェイカーボトルなどが人気です。
また、保冷を重視するならステンレスボトルがおすすめ。
夏場の一日練習や大会などでは、2~3リットル程度のジャグボトルを持参する子もいます。
バスケット部であると便利なもの
ほかは、絶対に購入しなければならないものではありませんが、あれば便利な物です。
必要に応じて準備すると良いでしょう。
バスケットボール
中学校にあるバスケットボールは、ドッジボールやバレーボールと比べると、随分重たく大きく感じるものです。
小学校でミニバスケットをやっていた子は中学から一回り大きいサイズを使うため、最初の頃は慣れずに違和感を持つでしょう。
自宅にマイボールがあれば自主練習ができ、ボールの重さや大きさに早く慣れることができます。
ボールのサイズは年齢や性別で決められているため下表を参考にしてください。
年齢 | サイズ | 直径 | 周囲 | 重さ |
---|---|---|---|---|
男子中学生以上 | 7号 | 24.5cm | 74.9~78cm | 567~650g |
女子中学生以上 | 6号 | 23.2cm | 72.4~73.7cm | 510~567g |
ボールの素材により使える場所が異なるため、使いたい場所に適したものを選びましょう。
人工皮革(合成皮革)は天然皮革の試合球(検定球)に近い使用感で、試合球より安価なため部活の練習でよく使われています。
屋外のコートで使えるものもあります。
ゴム製のボールは耐久性に優れる素材のため、外のコートでハードな使い方をしても傷みにくく、長く使えるうえに安価です。
バッシュケース
練習試合や遠征、大会などでバスケットシューズを持ち運ぶときは、専用のバスケットシューズケースがあると便利です。
基本的にシューズが入るものなら何でも良いですが、大きすぎたりギュウギュウに押し込んだりすると、型崩れの原因になることがあります。
専用のケースならハイカットモデルのシューズでもちょうどよく収まり、荷物が多くバッグに入らず手持ちするときでも、ケースがあればかっこよく持ち運べます。
シューズのメーカーと合わせてもいいですし、別の好きなメーカーやデザインで選んでも良いでしょう。
ボールケース
バスケットゴールのある公園や練習場にマイボールを持ち運ぶときに、ボールケースがあると便利です。
バッグに付けられるタイプや、バッグ一体型もあるので使いやすいものを選びましょう。
収納ケース代わりにもなり、自宅で保管するときも使えます。
スウェット・ジャージ
冬は、半袖Tシャツなどの上にジャージやスウェットなどを着て準備運動をします。
体が温まったらすぐ脱げるよう、着脱のラクなものが便利です。
部活中は学校のジャージか、学年や学校単位で揃えて購入するケースもあります。
冬の遠征ではウインドブレーカーを揃える場合もあるでしょう。
自主練用なら好きなデザインのものが自由に選べますが、動きやすく伸縮性や吸汗性を重視して選ぶと良いでしょう。
インナーウェア
練習着やユニフォームの下に着用するアンダーシャツやインナーパンツは、中体連のユニフォーム規定に沿ったものを購入しましょう。
ほとんどが日本バスケットボール協会のユニフォーム規定に沿ったルールを採用しています。
寒い地域では冬のインナーに特例を設ける場合もあるでしょう。
基本的にはユニフォームからはみ出さないノースリーブや、ハーフパンツから見えない丈のインナーパンツを着用します。
アンダーシャツはスポーツブランドから、吸汗速乾素材、接触冷感、抗菌防臭などの機能性のあるタイプも出ています。
インナーパンツは、股関節や骨盤を支え、ケガ予防にもなり動きやすいのでサイズの合ったものを選びましょう。
リストバンド・アームバンド・ヘッドバンド
リストバンドやアームバンドは、顔の汗をぬぐったり、ボールが汗で滑らないよう手を拭いたりします。
ヘッドバンドは、頭や額から出た汗が流れ落ちて目に入るのを防いだり、邪魔な前髪を押さえたりするために使用します。
自主練習ならファッションとして楽しむのも良いですね。
ただし、公式大会ではチーム内で全員同色の単色にしなければならないと規定されています。
練習時に使用できるカラーは各学校や顧問の方針で異なるため、慌てて準備する必要はありません。
消臭グッズ
練習で汗をかいたあとの臭いが気になる子もいるでしょう。
体用の消臭スプレーや汗拭きシートなどの消臭グッズがあると、朝練のあとの授業や、午後練からの帰りも汗臭いまま過ごさずに済みますね。
部活帰りの靴下や足が臭うのは、バスケットシューズに臭いが染み付いている証拠です。
頻繁に洗えないからこそ、靴用の抗菌消臭スプレーや消臭剤でケアしましょう。
まとめ
バスケを始めるとどのようなものが必要になるのか、全体像が見えてきたのではないでしょうか。
購入時のポイントなどをぜひ参考にしてください。
我が子の部活デビューは、何かと気がかりなことも多いかもしれませんが、慌ててあれこれと買い揃える必要はありません。
先輩よりも高価なものを買ってしまうと、子どもも使いづらいでしょう。
子どもたちで相談して練習着を統一したり、学校の指定業者で一括して注文したりする場合もあります。
まずは本入部して学校からの説明会を待ちましょう。
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