自然災害が少なく、砂丘や山、川など豊かな自然に恵まれた鳥取県。子育てをするにあたり、どのような制度や施策があるのでしょうか。
この記事では、鳥取県で子育てをする際に知っておきたい県の取り組みや、鳥取県ならではの取り組みを3つピックアップしてご紹介します。
これから子育てを鳥取県でする予定のある方、今まさに子育てをされている方はぜひ参考にしてみてください。
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豊かな自然を活かした自然保育が魅力！鳥取県の子育て支援制度
森のようちえん「風りんりん（ふうりんりん）」
森のようちえん「風りんりん」は、県の認証を受けた自然保育を行う施設・サービスです。鳥取県初の「園舎のある企業主導型保育園」であり、鳥取市内にある14のフィールドに出かけて、主に屋外での「見守り保育」「自然保育」を行っています。
自然の中でのびのびと遊ぶことにより、自主性を育むことを大切にしています。「森のようちえん」と言っても森だけでなく、川や畑、海など、その土地ならではのさまざまな自然体験ができるフィールドで保育を行います。
対象年齢は0（6ヶ月）～5歳児で、利用条件は「従業員枠」と「地域枠」の2種類に分かれそれぞれの条件により保育料の有無が変わってきます。開園日時は月曜から土曜の7～19時（土曜は18時まで）となっており、希望者にはバスの送迎（片道：1,500円／月、往復：3,000円／月）を行っています。入園説明会や利用条件などの詳細については、下記公式HPをご確認ください。
参考：鳥取・森のようちえん「風りんりん（ふうりんりん）」（NPO法人鳥取・森のようちえん・風りんりん）
とっとり自然保育認証制度
とっとり自然保育認証制度は、県の豊かな自然を活用し、自然体験活動を行う保育所・幼稚園などの施設を認証する制度です。
県の定めた基準に合った施設を認証・支援することで子どもたちを健全に育成することを目的としています。主な認証基準は「園の活動方針、指導計画等に自然体験活動に関する事項を入れ、計画的に実施すること」「3歳以上児に係る自然体験活動の時間が、園あたり平均して週6時間以上とすること」「活動内容が県内での自然体験活動（森の中の散策、生き物観察、川・雪遊び、農業体験等）であること」などとなっています。
認証を受けた事業者は、自然体験活動を行うために必要な経費を1/3補助する「自然に学び、遊びきれ、とりっこ事業補助金」を申請することができます。
参考：保育所、幼稚園等とっとり自然保育認証制度（鳥取県）
参考：子育て王国とっとり（鳥取県）
鳥取市「とりっこカード」
鳥取県で交付している「とっとり子育て応援パスポート」のほか、鳥取市では小学校入学前の子どもを含む3人以上の子どもを育てている方（3人目を妊娠中の方も含む）に「とりっこカード」を交付しています。
とりっこカードは市内の協賛店などで提示すると、商品の割引や授乳室の貸し出しなど、子育てに役立つサービスを受けられます。
カードの交付を受けるには、事前に市役所または各支所の窓口、インターネットから申込みを行う必要があります。詳細や協賛店舗については下記公式HPをご確認ください。
自然保育に注力！市独自の取り組みも目立つ鳥取県
豊かな自然を活かした子育て支援の取り組みが多い鳥取県。
「とっとり自然保育認証制度」では、子どもの健やかな成長を願い自然体験活動を行う保育園・幼稚園を認証しています。また、類似の制度である「とっとり森・里山等自然保育認証制度」など、自然を活かした保育が行われています。
その他にも「子育て応援パスポート」に加え「とりっこカード」を交付など、鳥取独自の取り組みもあります。他にも各自治体によってそれぞれ取り組みが異なるため、気になる方はぜひ公式HPをご覧になってみてはいかがでしょうか。
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