テラスハウスの特徴!賃貸するメリット・デメリットを解説

テラスハウスの特徴!賃貸するメリット・デメリットを解説

集合住宅でありながら戸建てのようなイメージで住めるのが、テラスハウスの特徴です。

テラハウスには外装・内装がおしゃれな物件が多いなどのメリットがあるものの、デメリットもあります。

この記事では、テラスハウスの特徴やそのメリット・デメリットを解説します。

内見のときにチェックすべきポイントや、どのような方が向いているかもご紹介するため、これから賃貸物件への引っ越しを検討中の方は参考にしてください。

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テラスハウスってどのような物件?

はじめに、テラスハウスがどのような物件なのかをチェックしましょう。

テラスハウスの特徴は、以下のとおりです。

  • 戸建てがくっついて並んだような集合住宅で、2階建ての長屋のようになっている
  • メゾネットになっており、室内の階段で1階から2階に移動できる
  • エントランスや廊下、階段、エレベーターなどを他人と共有しない
  • スタイリッシュな物件が増えている
  • 戸建てとの違いは、隣の家とくっついているため壁を共有していること

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テラスハウスの賃貸物件はまだまだ少ない

テラスハウスの賃貸物件は、市場でもまだまだ数が少ない物件です。

総務省が発表した「平成30年時点の住宅・土地統計調査住宅数概数集計結果の概要」によると、テラスハウスなどの長屋は全住宅のうち2.6%の割合しかありませんでした。

テラスハウスの賃貸物件はまだまだ少ない

イギリスでは昔からテラスハウスが導入されており、市街地に多くあるものの、日本ではまだ広がっていません。

テラスハウスを希望しても、選択肢が少ないのが実状です。

参照:平成30年住宅・土地統計調査住宅数概数集計結果の概要

賃貸でテラスハウスを借りるメリット

賃貸契約をするための物件選びでテラスハウスの選択には、4つのメリットがあります。

メリットになるポイントは、以下のとおりです。

おしゃれな外装・内装の物件が多い

テラスハウスは、おしゃれな外装・内装の物件が多いことが特徴です。

一般的な賃貸マンションやアパートは、幅広い層から好印象を持たれるような作りを狙っており、無難な作りになりがちです。

その点、テラスハウスではもっとターゲット層を絞った戦略が取られています。

若者向け、女性向けのように、ターゲットに合わせてスタイリッシュなデザインを採用している物件が多い印象です。

戸建てと同じ感覚で住める

テラスハウスは、安い賃料で戸建てと同じ感覚で住めるメリットがあります。

一般的なアパートやマンションと比較すると、テラスハウスは戸建てのように室内が広い物件が多いことが特徴です。

また、上下階にほかの方が居住せず、戸建てのように自分たちで両方とも使えるため、上下階の生活音が気になりません。

特に子どもがいる家庭には、うれしいポイントでしょう。

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専用の庭や駐車場が設けられていることもある

テラスハウスには、専用の庭や駐車場が設けられていることもあります。

住戸ごとに駐車スペースがあれば家のすぐ前に車を停められ、荷物の積み下ろしも楽になるでしょう。

専用の庭が設けられていれば、ガーデニングをしたり休日にくつろいだりと自由に過ごせます。

庭付きの物件は賃貸マンションやアパートではほとんどないため、テラスハウスにするメリットでしょう。

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目的に応じて住居スペースを分けられる

テラスハウスは、目的に応じて住居スペースを分けられます。

リビングと個室・寝室を別の階に分けるなど、1階と2階のレイアウトを自由に工夫すし、自分たちの目的にあわせた使い方ができます。

そのため、シェアハウスにも向いている建物構造です。

共有スペースと個人のスペースを作れるため、プライベートが守られ、同居人と適度な距離感を保てるでしょう。

賃貸でテラスハウスを借りるデメリット

メリットが多いものの、賃貸でテラスハウスを借りるにはデメリットが3つあります。

そのデメリットは以下のとおりです。

窓が少なく開放感を感じられない

テラスハウスには窓が少ないため、開放感を感じられにくいことがあります。

テラスハウスは端の部屋以外は2面が隣の家と隣接しています。

その隣接している部分には窓がつけられないため、部屋のなかに窓が少なくなり、開放感を感じられないでしょう。

もちろんマンションやアパートも同じ特徴を持ちますが、戸建てと比べたときにはデメリットだといえます。

角部屋なら窓があるものの、人気があるためほかの部屋よりも物件探しが困難になります。

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隣の家の騒音が気になることがある

隣の入居者の騒音が気になることがあるのもデメリットに挙げられます。

1階と2階の両方とも自分たちだけで使える特徴があり、上下階からの生活音は気にならないものの、隣の居住者とは壁を共有しているため騒音が聞こえることがあります。

完全に戸建住宅と同じように使えるわけではないと理解しましょう。

集合住宅同様のルールを守らなくてはならない

テラスハウスは戸建てではないため、集合住宅同様のルールを守らなくてはなりません。

戸建てに似ていますが、テラスハウスは集合住宅の形態です。

生活音の配慮が必要なほか、ゴミ出しやペットの飼育に関する制限など、その住宅独自の制限やルールが定められている場合もあるため確認しましょう。

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テラスハウスを賃貸するのに向いている方

テラスハウスを賃貸するのに向いている方の特徴は、以下のとおりです。

  • 子どもと一緒に家族で住みたい方
  • 部屋を広々と使いたい方
  • おしゃれな部屋で生活したい方
  • プライベート空間に客人を入れたくない方
  • 家賃を抑えて戸建てに住みたい方
  • 専用の庭がほしい方

テラスハウスは戸建てのように使えるため、子どもと住みたい方や広々とした部屋に住みたい方、専用の庭が欲しい方などにぴったりです。

また若い世代などターゲットを絞って設計されているため比較的おしゃれな物件が多く、見た目にもこだわりたい方にもおすすめします。

テラスハウスの内見のときにチェックすべき項目

次の住まいをテラスハウスにしようと考えて物件探しをする場合には、内見でチェックすべき項目があります。

押さえたいポイントは、以下のとおりです。

防音性がどれくらいか

建物の防音性を確認しましょう。

防音性は隣の家との騒音問題を防ぐためにも大切なポイントです。

特に木造の建物だと、隣の家の生活音が聞こえやすいです。

その他の共同住宅でも同じではあるものの、テラスハウスは階段の上り下りの音が響くこともあります。

内見では、コンコンと壁を軽く叩くことでチェックできます。

軽い音や、出た音が響くようであれば壁が薄いかもしれません。

階段は急すぎないか

階段は急すぎないかも確認しましょう。

テラスハウスは構造の特性上、階段が急になっている場合が多いため、実際に昇り降りして試しましょう。

庭や駐車場はあるか

庭や駐車場があるかの確認もします。

ほかの共同住宅では付いていない場合が多いものの、テラスハウスには付いていると思い込んで契約してしまうのは注意が必要です。

庭があっても、専用で使えるのか共用なのかもチェックします。

また、庭や駐車場のルールが設けられていることもあるため確認しましょう。

1階と2階の設備を確認する

1階と2階それぞれの設備を確認しましょう。

テラスハウスは物件によって設備の配置が違い、例えば1階に浴室があるとは限らず実際は2階にあることも考えられます。

生活するイメージを想像しながら、設備の確認をしましょう。

間取りの確認をする

希望する間取りなのかを確認しましょう。

基本的にマンションやアパートよりも特殊な間取りとなっている場合が多いため、実際の生活をイメージしながら生活に不便はないかの確認が大切です。

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まとめ

二階建ての長屋のような形をしたテラスハウスは、集合住宅でありながら戸建てのように使えます。

戸建てに住みたいけれど賃貸物件にしなければならない方や、おしゃれな住まいで広々と生活したい方にぴったりです。

テラスハウスのメリットとデメリットを理解し、物件探しに役立てましょう。

物件の検索は、地元の不動産会社を紹介してもらえる賃貸スタイルがおすすめです。

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