栃木県のファミリー（家族）・子育て向け賃貸（アパート・マンション）情報を探す

栃木県の子どもの人口は約24万人で、県全体の12.15％です。日本全体の子どもの人口は12.23％なので、平均とほぼ同じ水準といえます。

栃木県では「とちぎの子ども・子育て支援条例」を制定し、「父子手帳」をPDFで配布するなど、子育てに力を入れており、待機児童率は0.08%と極めて低い水準です。テレワークが進む昨今でもメリハリをつけて働けるように共働き家庭を支援しています。

具体的な子育て支援制度として、県内の各市に「子育てサロン」を設置し、親ならではの悩みを気軽に共有できる場として開放しています。ユニークな制度では「ファミリー・サポート・センター」が挙げられるでしょう。これは助けてほしい子育て世帯と手助けしたいサポーターをつなぐサービスです。また「こども医療費助成制度」として、生まれた日から小学校６年生までの医療費自己負担を補助しています。助成制度自体は県の全体でおこなわれていますが、栃木市や小山市など一部の市では中学3年生まで対象を広げています。

栃木県は、ファミリー向けレジャー施設の多さ・豊富さは北関東でも随一です。特に、広大な自然を活かした動物とのふれあい広場や、雨でも遊べる全天型屋内施設が注目を集めています。

子どもが中学生・高校生になれば、日光東照宮など歴史的建造物を見に行ってもおもしろいでしょう。また、「佐野市こどもの国」をはじめとして県営の公園が多いことも大きな特徴です。「とちのきファミリーランド」では週末になればヒーローショーや大道芸人によるショーも観覧できます。地元の方に昔から親しまれている「一万人プール(マンプー)」も併設しているため、県外に出なくても水場で思いっきり遊べます。

花畑が名物の公園「とちぎわんぱく公園」では農業体験ができる他、「壬生町おもちゃ博物館」も併設されています。こうした県営のレジャー施設は近隣住民であれば入園料が無料になるなど利用料のサービスも多く、お財布にも優しいでしょう。

また、栃木県内では動物とのふれあい体験もあちこちでできます。「那須どうぶつ王国」は県外からの来場客も多い動物園で、特に王国ファームエリアでのヤギ・ヒツジふれあい体験が人気です。他にも、屋外公園と科学博物館がセットになった「栃木県子ども総合科学館」など科学博物館も外せません。こちらは宇都宮市からも比較的近く、時間のある平日でも足を運びやすいでしょう。

栃木県には、一日中楽しめるショッピングモールやファミリー向けレジャー施設が多くあります。

塩原市「那須ガーデンアウトレット」は約150店舗が軒を連ねるショッピングエリアの他、ブルーベリーや乳製品といった新鮮な産直品が買える直売所が併設されています。県内には「佐野プレミアム・アウトレット」「ベルモール」など複合ショッピング施設がいくつもあり、激戦区となっています。また地元民から根強い人気を誇る「福田屋」も県内に点在。栃木県では日用品から家電、インテリア、ファッション用品まで、どんな買い物も県内で完結できるでしょう。

また、家族で行きたいおすすめスポットも充実。「東武ワールドスクウェア」ではギザのピラミッド、サグラダ・ファミリアなど世界の名所のミニチュアが展示されています。「那須とりっくあーとぴあ」「とりっくあーとぴあ日光」では、名画をモチーフにしたトリックアートが体験可能。まるで絵のなかに入り込んだような写真は週末プチ旅行のいい思い出になるでしょう。北関東のなかでもショッピングモールやレジャー施設が充実している栃木県は、週末のお出かけ先に困ることはありません。

医療機関として名が挙がる「獨協医科大学病院」「自治医科大学附属病院」は、病床数の多さでも県内随一です。他にも「済生会宇都宮病院」「足利赤十字病院」「佐野厚生総合病院」などの大病院が点在しています。

栃木県が運営する「とちぎ医療情報ネット」では、医療機関や医療情報を簡単に検索できるため、休日や夜間に何かあったときにも、すぐに相談できる医療機関を見つけられるでしょう。

宇都宮市は栃木県でも人口が一番多いため、物件の募集も選択肢が豊富です。どうしても譲れない条件がある方は宇都宮市を中心に探すと良いでしょう。県の中心に位置することから、他の市にも出やすい点がメリットです。 また、子育て世帯には小山市もおすすめです。全国でも数少ない小中一貫校(義務教育学校)の設置をはじめ、学校教育・子育てに対する意識も高い自治体です。栃木県の最南端に位置するため、宇都宮市と比べて東京に出やすい点もメリットといえるでしょう。 ファミリーで暮らす場合、商業施設や病院の多い県南部のほうがおすすめです。普段の暮らしから万が一のときまで、安心して過ごせるでしょう。