宮崎県のファミリー（家族）・子育て向け賃貸（アパート・マンション）情報を探す

宮崎県における15歳未満の子どもの人口は約14万人で、県全体の人口のうち約13％を占めています。県を挙げて子育て世帯を応援するため、支援制度を充実させています。子育て応援カードは、妊娠中の方や高校生以下の子どもがいる世帯を対象に交付するカードです。協賛店でカードを提示すれば、割引など各種優待サービスを受けられます。乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)は、生後4ヵ月までの乳児がいる世帯をすべて訪問し、子育ての情報提供や養育環境の把握、助言をおこなう事業です。また、母親だけでなく父親の育児参加を促す父子手帳・パパのイクメン手帳も用意。妊娠から子どもの就学までに必要な情報をまとめるほか、記念写真や思い出を盛り込めるダウンロード式の手帳です。

各自治体においても、子育てを支援する気運が高まっています。小林市の放課後に住民が児童の勉強を見守る寺子屋制度や、綾町での出産祝い金事業など、自治体それぞれで異なる制度にも注目してみましょう。

支援制度だけでなく、点在する子育て施設も役立ちます。みやざき子育て支援センターは子育て世帯同士の交流の場を提供したり、子育てに関する情報提供や助言をしたりなど、子育て世帯の心強い存在です。高岡地域子育て支援センターでは、子どもと一緒に参加できる親子講座を受けられます。外出が難しいときに利用できるオンライン子育て相談は、ありがたいサービスです。また、県内各地に地域子育て支援拠点・子育て支援センターが点在しています。就学後にも利用できる地域の児童館・児童センターや放課後児童クラブなどの施設が充実しているため、安心して子育てができるでしょう。

県内にはファミリーに人気の施設が多く、休日の過ごし方には困らないでしょう。イオンモール宮崎は、子どもと楽しめるショップやイベントが充実。アミュプラザ宮崎には流行りのショップやグルメが集まっています。宮崎ナナイロは複数のアミューズメントやショップ、フードコートなどが入っており、子どもも一日退屈しません。

総合病院は宮崎県立宮崎病院のほか、宮崎県立日南病院、宮崎県済生会日向病院など県内各地に点在。子どもを専門に診察する身近なクリニックや医院なども多く、地元の人々の暮らしに寄り添っています。

子育て世帯を支援する施設として、宮崎県立図書館内には児童図書室を設置。絵本や紙芝居などの子ども向けの蔵書も充実しています。田野児童センターでは、遊びや体験活動を通して子どもたちの自主性や社会性を育てられます。宮崎総合博物館では子ども向けのイベントが豊富です。迫力のあるナウマンゾウの全身骨格や、樹齢200年ほどのタブノキなどが見どころ。

休日には自然あふれるスポットでリフレッシュするのも良いでしょう。フローランテ宮崎は四季折々の花が咲き誇っています。広々とした園内で、美しい花を眺めながらゆったりと過ごすことができます。こどものくには、豊かな自然のなかでさまざまなアクティビティを楽しめます。宮崎市フェニックス自然動物園では、たくさんの動物たちとふれあえる動物展示ゾーンや遊園地ゾーンがあり、さらに夏の時期限定で流れるプールがオープンするため、ファミリーで思う存分楽しめるでしょう。

ファミリー層に人気のエリアは宮崎市・都城市・延岡市・日向市など。県内でも賃貸物件が集中しているエリアのため、子育て世帯向けの物件も豊富です。間取りや家賃、周辺環境などニーズにあった物件を見つけられるでしょう。 人気の4エリアは子育てのサポートも充実しています。特に宮崎市では、地域の子育て世帯に対する育児支援を実施しており、助成制度も充実しています。都城市は結婚以降、ライフステージごとに切れ目のない子育て支援を推進。日向市や延岡市も子育て支援に力を入れており、自然豊かで治安の良い人気エリアです。物件の条件だけでなく、周辺が子育てしやすい環境が整っているか、そして子育て支援制度や施設が充実しているかどうかも確認しましょう。