福井県のファミリー（家族）・子育て向け賃貸（アパート・マンション）情報を探す

福井県に住む15歳未満の子どもは約9万4,000人で、福井県全体の人口の約12%にあたります。福井県独自の子育て支援制度は、子どもが3人以上いる世帯や、アレルギーのある子どもを持つ世帯へのサポートが特に充実しています。たとえば、3人目以降の子どもが小学校に就学するまでの保育料等を無料化する新ふくい3人っ子応援プロジェクトや、食物アレルギーがある子どもを持つ家庭向けの、アレルギー対応レシピ集の公開などはその代表例です。また独自制度だけでなく、ほかの都道府県と似た子育て支援制度もしっかり押さえており、子育てについて話す場所を提供するぺんぎんクラブや、子どもの医療費助成といった制度も用意されています。なかでもぺんぎんクラブでは、同じように子育てに取り組む親同士での相談はもちろん、専門知識を持つ児童精神科医・臨床心理士・保健師への相談も可能です。周りの人には相談しにくいような出産・育児の悩みを専門スタッフに相談できるのは、初めて子育てに取り組む人にとって心強いサポートとなるでしょう。

福井県では子育て支援制度以外に、子どもと親が一緒に遊べる施設も充実しています。福井県児童科学館（エンゼルランドふくい）は、さまざまな要素が組み合わさった大型児童館で、遊具や展示物、プラネタリウムなどを通じて学びを深めることができます。また、日本最大級のボールプールが魅力の福井県こども家族館では、アクティビティだけでなくものづくりも体験できます。その他、自然をテーマにした屋内施設を楽しめるキッズパークつるが、広々とした芝生エリアで屋外アクティビティを楽しめる福井少年運動公園なども子育て世帯にうってつけのスポットです。

福井県には、県庁所在地である福井市を中心に大型の商業施設が複数立地しているため、普段の買い物や週末のお出かけの場所選びに不自由しません。地元の協同組合が運営するラブリーパートナーエルパや、大手スーパーを複数展開するユニー運営のフェアモール福井、さまざまな施設が複合したハピリンなどが代表的です。また、医療機関は福井県立病院や福井県済生会病院、福井大学医学部附属病院などの大きな病院が点在しているため、子どもが病気やケガを負った際も安心です。

子どもの遊びや教育の面では、福井県立図書館や福井県立恐竜博物館、こども家族館といった施設が役立ちます。その他にも越前松島水族館やかつやまディノパーク、足羽山公園遊園地などがあり、親子一緒に遊べるスポットとして子育て世帯に人気です。商業施設や医療機関の充実によって安心して暮らせるうえ、子どもと一緒に楽しみながら学べる施設が充実しているのも魅力の一つです。

また、福井県は刑法犯の検挙率が高いのもうれしいポイント。福井県警が公表している「令和3年福井県の治安情勢」によると、令和3年の刑法犯検挙率は全国で2番目に高い78.1％でした。県内で起きた事件をしっかりと解決できているため、小さな子どもがいる家庭でも安心して暮らせる、治安の良い環境といえるでしょう。

交通の便が良い福井市と敦賀市にほとんどの物件が集中しているため、県内外への移動が多い世帯には、この2つのエリアがおすすめです。駅からのアクセスが良好な物件や希望する学校に通いやすい物件、周辺の医療環境が整っている物件など、求める条件に応じた部屋を見つけられるでしょう。魅力的なエリアが多数ある福井県で、特に子育て世帯が住みやすいとされているのは福井市、坂井市、越前市の3エリア。県庁所在地である福井市は都市機能が充実しており、さらに福井市に隣接する坂井市と越前市では、都市機能と自然が調和した環境で、のびのびと子育てができるでしょう。