福岡県のファミリー（家族）・子育て向け賃貸（アパート・マンション）情報を探す

2020年(令和2年)時点で、福岡県の子どもの人口は約66万2000人となり、福岡県全体の13.3%を占めています。

福岡県では、子育て世帯が安心して医療を受けられる「子ども医療費支給制度」があり、中学3年生までの医療費の一部が助成され、3歳未満の子どもは無料で医療を受けることが可能です。この他、「出産育児一時金」では子ども1人につき42万円が支給され、「子育て短期支援事業」は保護者の急な病気や養育が難しい状況になった場合に、子どもを保護してもらえます。「高等学校等就学支援金制度」では、対象となる家庭に給付金が支給されるなど子育て支援制度が充実していることも特徴です。

福岡県の待機児童は令和3年4月1日時点で625人と、全国的に見ても少なくはありません。しかし、前年は1200人近くいたことから、大きく減少しています。福岡県は保育所の整備や保育士・保育所支援センターの開設など、待機児童を減らすためにさまざまな取り組みをしているため、今後も待機児童は減少していくでしょう。

また、福岡県内には子育てに役立つ支援施設も数多くあります。プレイゾーンやルームを完備した「北九州市立子育てふれあい交流プラザ元気のもり」「すくすくプラザ 須玖児童センター」や、イベントや子育てサロンを開催している「太宰府市子育て支援センター」、大型遊具で遊べる子育て「交流プラザくるるん」、大浴場やふれあい農園がある「遠賀ふれあいの里」など、個性豊かな施設が点在しています。

福岡県は、子どもと一緒に出かけたくなるショッピングモールや大型商業施設が充実しています。県内屈指の規模を誇る「キャナルシティ博多」をはじめ、保育園や歯医者も併設されている「イオン乙金ショッピングセンター」、キッズやベビー用品が多く揃う「木の葉モール橋本」、美術館や映画館も利用できる「リバーウォーク北九州」など、どの施設も子育て世帯に配慮されています。

子どもの体調が良くないときにも、福岡県内には大規模な病院が多く安心です。主な医療機関は、福岡市立こども病院・福岡大学病院・福岡赤十字病院・久留米大学病院・飯塚病院などが挙げられます。また、夜に急な病気やケガなど困ったときには「小児救急医療電話相談(#8000)」に相談できるため、強い味方になるでしょう。

休日には博物館や科学館へ行くのも良いでしょう。ステゴサウルスやティラノザウルスの化石が展示された「北九州市立いのちのたび博物館」や、多様な文化の展示物が見られる「九州国立博物館」、運転シミュレーターや九州の鉄道大パノラマがある「九州鉄道記念館」、プラネタリウムが見られる「福岡県青少年科学館」、サイエンス体験ができる「福岡市科学館」など、楽しく学べる施設が充実しています。

さらに、自然を堪能できる場所や一日満喫できるレジャー施設も豊富です。四季折々の花が鑑賞でき、小動物ともふれあえる「海の中道海浜公園」や、トラやキリンなど人気の動物に出会える「福岡市動物園」が人気です。2歳からアトラクションが利用できる「だざいふ遊園地」や木工体験・農業体験ができる「糸島市農業公園ファームパーク伊都国」など、福岡県には家族の思い出が作れるスポットが多くあります。

福岡県で家族で暮らす物件を探すなら、福岡市・春日市・大野城市の3エリアがおすすめです。いずれのエリアも福岡県内で住みやすい街と言われており、家族で暮らしやすい物件が豊富です。 福岡市は、地下鉄・バスなどの公共交通機関が街中を縦横無尽に走っているため、車がなくても不便なく暮らせるでしょう。オフィスやショッピング施設も集約しているため、利便性が高く快適に暮らしたい方におすすめです。 春日市は、福岡市から近いベッドタウンとして人気があります。福岡市内へのアクセスが良いため通勤や通学にも困りません。春日公園や白水大池公園などの大きな公園もあるため、子どもと一緒にのびのびと遊べます。 大野城市は「シティブランド・ランキング―住みよい街2017―」(日経BP社)で全国1位を獲得したことのある地域です。商業施設が充実しているため利便性が高いだけでなく、自然を満喫できるスポットも充実しています。 福岡県で子育てするなら、大型商業施設や公園が多いエリアに住み、休日は自然を満喫できるスポットやレジャー施設に出かけてみてはいかがでしょうか。