熊本県のファミリー（家族）・子育て向け賃貸（アパート・マンション）情報を探す

熊本県では、15歳未満の子どもの人口は23.3万人、総人口の13.3％にあたります。

県の子育て支援として、子どもの医療費助成制度や一部市町村で病児、病後保育を実施しています。子どもの医療費助成制度の内容は、中学3年生まで医療費が無料のところや、高校生または18歳まで無料のところなど、市町村によりさまざまです。

また、第一子から出産祝い金を支給する市町村や第3子以降に出産祝い金を支給する市町村もあります。第5子以降は50万円支給、第3子以降は5歳まで毎年5万円を支給する市町村など、子育て世帯を応援している市町村が多いことも特徴です。

しかし、子どもの人数が増えると心配なのが保育料ではないでしょうか。熊本県では、多子世帯に対して市町村が独自の保育料軽減を図っている地域もあり、保育料負担の軽減が可能です。教育にも力を入れており、市町村によっては先進的なICT教育を取り入れて、学力の向上を目指しています。

子育てに関する制度だけでなく、支援施設も充実。例えば「熊本市子ども文化会館」は、創作室やボールプール、プレイルームで子どもたちが自由に遊べる施設です。0歳から2歳までの子どもが遊べるスペースがあるため、小さな子どもでも安心して遊ばせられるでしょう。「熊本市植木健康福祉センターかがやき館」には1年中遊べる屋内温水プールがあり、キッズプールやジャグジーも備わっている他、赤ちゃんや小さな子どものいる親子が遊べるスペースも用意されています。

楽しい子育てを応援してくれる「熊本市総合子育て支援センター」は、育児の不安や子どもの遊び場探しなど、悩みを抱える方のサポートをしてくれる施設です。親子同士の交流促進や悩み相談の受付、地域の子育て情報を提供してくれます。同じく熊本市内の「夢もやい館」は図書コーナーや中庭があり、親子で自由に遊べます。どんぐりプールや滑り台など、木のおもちゃで遊べる「カンガルーのぽっけ」は、阿蘇郡にある子育て支援施設です。

熊本県では、親子で遊びながら他の親子と交流したり、子育ての悩みを聞いてくれたりする施設が充実しています。

熊本県内には大型ショッピングモールが点在しており、子どもとの買い物に便利です。例えば荒尾市の「あらおシティモール」、熊本市の「ゆめタウンサンピアン」、八代市の「ゆめタウン八代」、宇土市の「宇土シティモール」、天草市の「イオン天草ショッピングセンター」などがあり、ほとんどの地域に大型のショッピングモールが建てられています。

熊本市内の主な医療機関は、熊本医療センター・熊本赤十字病院(こども医療センター)・熊本大学病院・熊本中央病院の4つの総合病院です。また、宇城市には「こども総合療育センター」もあります。夜間のケガや急な病気への対処方法や応急処置、受診可能な医療機関に関することは「子ども医療電話相談(♯8000)」で相談が可能です。

熊本県は、親子で遊びながら学べる施設も多様です。現代アートを楽しめる「熊本市現代美術館」、八代市の歴史や工芸品を学べる「八代市立博物館・未来の森ミュージアム」、荒尾市には月2回の発明クラブ活動を実施している「こども科学館」が挙げられます。また、恐竜に関する博物館「御船町恐竜博物館」、玉名市の歴史をめぐる「歴史博物館こころピア」などもチェックしてみましょう。

休日に訪れたい観光スポットは、江戸時代の藩主の暮らしや歴史を間近で感じられる「熊本城」、たくさんの動物や植物が迎えてくれる「熊本市動植物園」など、大人も童心にかえって楽しめるスポットが豊富です。天草市の「わくわく海中水族館シードーナツ」では、イルカと触れ合うこともできます。荒尾市に位置する「グリーンランド」は、アトラクションやキャラクターイベントが楽しめる遊園地です。宿泊施設や体験施設、癒しの空間など多彩な施設を有する阿蘇郡の「阿蘇ファームランド」では1日中思いきり遊べるでしょう。

熊本県でファミリー向けの賃貸物件が多く集まっているエリアは、熊本市です。県内のファミリー向けの賃貸物件の多くが熊本市に集中しており、居住地として人気のエリアでもあります。熊本市内には子育て支援施設や医療機関が多数集まっているので、子育て世帯が住みやすいエリアでしょう。 また、大型ショッピングモールがある八代市や宇土市に加え、玉名市もファミリー向け賃貸物件が多い傾向にあります。いずれのエリアも休日にドライブを楽しみながら熊本市まで遊びに行くにはちょうど良い距離でしょう。 休日は家族でお出かけを楽しみ、普段は自然に近い場所で子育てをしたいと考える方にもおすすめです。