高知県のファミリー（家族）・子育て向け賃貸（アパート・マンション）情報を探す

高知県の子どもの人口は、15歳未満が約73,600人で高知県全体の約11%を占めています。

県内の各自治体では子育てに関する支援制度が充実しており、いの町では子育てを支援してほしい人が子育てを援助したい人からサポートを受けられる「いの町ファミリー・サポート制度」があります。檮原町では「幼保小中学校一貫教育」がおこなわれ、子ども一人ひとりの特徴や強みを伸ばす教育が魅力。黒瀬町では「在宅子育て応援補助」を受けられる制度があり、保育所を利用せず子育てをする家庭を支援しています。また、県庁所在地の高知市では、2人目以降の保育料が無料な他、北川村では生徒通学費の助成があるなど、県内全域で子育て世帯に優しい環境が整えられているといえるでしょう。

子育てを支援する施設も県内のあちこちに点在しています。高知市内には子育て中の親子が立ち寄りやすい「地域子育て支援センターあい」や週末でも利用できる「子育て支援センターさくらんぼの森」、スーパーの中に開設された「子育て支援センターおもいっきりひろば」をはじめ数々の施設が。高知市外にも、閉園した保育園を活用した宿毛市の地域子育て支援センター「すくすくひろば」、子育て世帯だけでなく地域の交流の場としても活躍している「下分ふれあいプラザ」などもあり、子育てしながら地域の方との交流も深められます。

高知県には子どもと一緒に出かけやすいスポットが多く、ショッピングモールや大型商業施設もあります。イオンモール高知は、ショッピングだけでなく食事や映画も楽しめるため、子どもと一日中過ごせるでしょう。県内唯一の百貨店である高知大丸は高知駅から近く、レストランや子ども服売り場も充実。子育て広場とことこがあるアピアさつきや、ゲームセンターのあるサニーアクシス南国店など、子どもと一緒に利用しやすいショッピング施設もあります。

高知の代表的な博物館といえば、両親の出身地である香美市に建てられた「やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」。小さい子どもに大人気のアンパンマンをテーマにしたアミューズメント施設で、何度行っても楽しめるでしょう。高知県立のいち動物公園は、間近で動物を見たり触れたりできる他、世界のさまざまな地域に生息する動物に出会えます。サイエンスショーやプラネタリウムが魅力の高知みらい科学館、高知の歴史と文化が学べる高知県立高知城歴史博物館（ジョーハク）も人気のスポットです。

そして、高知県の自然を満喫するなら、一年中多彩な植物が観察できる牧野植物園や、キャンプや川遊びができるかわうそ自然公園などがおすすめ。国の天然記念物に指定されている龍河洞県立自然公園は、自然のエネルギーと神秘を体感できるでしょう。

子どもが体調を崩したときには、高知県立あき総合病院や高知赤十字病院、JA高知病院など小児科を備えた医療機関があるため安心です。高知医療センターや高知大学医学部附属病院では、一般外来だけでなく小児科の専門外来にも対応。また、高知県では「こうちこども救急ダイヤル」を設置しているため、病院がやっていない夜間でも子どもの体調について相談可能です。「お子さんの急病対応ブック」も用意されており、何かあれば参考にできるため子育て世帯の強い味方になるでしょう。

高知県で子育て世帯に人気のエリアは、高知市と南国市、土佐市です。3つのエリアともに高知の住みやすい街として知られ、子育て世帯から注目を集めています。 高知市は県内で最も都心部なことから、ショッピングモールをはじめドラッグストアやスーパーなど、生活に必要な環境が整っています。保育園や幼稚園も多く、働きながら子育てしやすい地域です。 南国市は子育て支援施設が多く、市内からすぐ近くに海も山もあるため、子どもと過ごす時間を充実させたい方におすすめです。空港や路線バスも利用でき、県内外の都市へのアクセスも便利。 高知県のほぼ中央にある土佐市は、波介山展望公園や横浪半島などの観光スポット、仁淀川や海でのアクティビティが充実しているため、休日に家族でたくさん出かけたい人にぴったりです。 高知県で暮らすなら、生活に必要な環境が揃った都市部を選び、休みの日は観光名所や自然を楽しむ過ごし方も良いでしょう。