歯医者さんが怖い!6歳の娘が歯医者を楽しめるようになるまで

子ども歯医者サムネ

お子さんは歯医者へ行くのが好きですか?

我が家の6歳の娘は歯医者に行く前から歯医者をとても怖がっていて、なかなか行きたがりませんでした。

説得してようやく歯医者に連れて行くと、その後は歯医者を大好きになり楽しみに行くようになりました。

何があったのでしょう?

娘が歯医者を大好きになるまでのエピソードをご紹介します。

子ども歯医者1

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マンガ:サダイチ

事前情報で歯医者に恐怖心

子どもたちは歯医者に行く前から虫歯や歯医者に関する知識を持っていますが、それはあまり良いイメージじゃないことが多いようです。

絵本やテレビを見たり、先生や友達から話を聞いたりして、虫歯はとても怖い、歯医者に行ったら痛いことをされるという恐怖感を事前に持ってしまうことがあるようです。

6歳になる娘も例に漏れず、歯医者を恐れていました。

これまでにも予防や検診で歯医者に行ったことはありましたが、頻繁ではなかったので覚えていないようで、「歯医者に行こうか」と言うと、「いやだ、歯医者行きたなくない」と拒否されました。

子どもの恐怖心を和らげる効果的な方法

「虫歯じゃないから痛いことはないよ」と、なんとか説得して歯医者に連れて行きました。

歯医者の先生は緊張している娘に対して、これからどのようなことをするのか、どのような道具を使って、それにはどのような役割があるのかをとても丁寧に説明してくれました。

それでも口の中に器具を入れることを怖がっていたので、まずは娘の手に対して、それらの器具を使うとどのような感触がするのか、一つひとつやってみてくれました。

それから娘に器具を触らせて、じっくり時間をかけて説明してくれました。

先生の話を聞きながら、徐々に娘の緊張がほぐれていくのがわかりました。

日常でも使える説明手法

初診時の先生の説明を聴きながら、「ほお!」と思った私はその説明手法を思わずメモしていました。

この手法はいろんな場面で参考になると感じました。

恐怖を和らげるときだけでなく、何か理解してほしいことがあるときや、共感してほしいことがあるときにも効果的な手法です。

歯科医の先生は長年の経験から、最初にじっくり時間をかけて説明して信用を得ると、今後の治療がスムーズに進むことがわかっているのです。

大人でも未知なものにはストレスを感じるし、身構えてしまいますが、あらかじめこれから何が起きるのかわかっていると安心できます。

未知なものに対して相手が身構えているとき、まずは概要を丁寧に説明して、これから起きることを想像できる状態にしてあげることで、相手の受け入れがスムーズになります。

この説明手法を日常生活にもうまく取り入れたいなと思いました。

ママライタープロフィール

ryo

小3の息子、小1の娘を持つママライター。(※原稿執筆時)
ズボラな性格も相まってライフハックが大好きです。
食べることも好きで、簡単でおいしいレシピを集めています。
キャンプや野外フェスなど、アウトドア活動を好みます。デジタルイラスト練習中。


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