「子育てがしやすい街」とも言われる愛知県。出産・育児に際し引っ越し先を検討されているご家庭は特に、せっかくなら子育てしやすい街でお子さまを育てたいですよね。
愛知県はなぜ「子育てしやすい街」と言われるのでしょうか。
この記事では、愛知県が「子育てしやすい街」と言われる理由や愛知県の子育て支援制度、子ども医療制度などについて具体的にご紹介します。
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愛知県が取り組む子育て支援事業とは
愛知県では、内閣府の「子ども・子育て支援新制度」にもとづき、さまざまな子育て支援事業を行っています。
あいちはぐみんネット
愛知県では子育てポータルサイトとして「あいちはぐみんネット」を運営しています。「子どもを生みたい」「子どもを育てたい」など目的別にページが分かれており、必要な施設・サービスなどを探すことができます。
そのほかにも、症状別に対処法が掲載されている「子どもの救急」や緊急時にすぐに診てもらえる病院を探すことができる「病院検索」などのリンクがあるので、いざという時も頼りになります。
参考：あいちはぐみんネット
毎月19日は「子育て応援の日（はぐみんデー）」
愛知県では、毎月19日を「子育て応援の日（はぐみんデー）」、毎年11月を「子育て応援の日（はぐみんデー）普及推進強化月間」と定め、子育てを推進する県民運動を行っています。
「家族で協力して家事育児をする」「だんらんの機会をつくる」など子育てを支える取組みを一人ひとりが実施する日になっており、子育てに協力してほしい家族への声かけもしやすくなるのではないでしょうか。
子ども医療制度
子どもが医療（通院・入院）の給付を受けた時、自己負担額を「子ども医療費」として支給する制度です。
県内の各自治体によって運営されており、病院が各自治体に自己負担額分を請求するため、病院で費用を支払う必要はありません。
詳細は各自治体の公式HPをご確認ください。
参考：愛知県 子ども医療制度
子ども医療制度の自治体別助成期間比較
愛知県の子ども医療制度は「通院は義務教育前まで、入院は中学校卒業まで」を助成の対象としていますが、運営は各自治体が行っているため、自治体によって助成期間が異なります。
ここでは、愛知県内の自治体をAグループ（18歳年度末まで）・Bグループ（中学校卒業まで）に分けてご紹介しますので、参考にされてみてください。
Aグループ（18歳年度末まで）
津島市・犬山市・東郷町・飛鳥村・南知多町・設楽町・東栄町・豊根村
Bグループ（中学校卒業まで）
名古屋市（入院については2020年1月に「18歳年度末まで」に変更予定）・豊橋市・岡崎市・一宮市・瀬戸市・半田市（2020年4月に「18歳年度末まで」に変更予定）春日井市・豊川市・碧南市・刈谷市・豊田氏・安城市（入院については「18歳年度末まで」）・西尾市・蒲郡市・常滑市・江南氏・小牧市・稲沢市・新城市・東海市・大府市・知多市・知立市・尾張旭氏・高浜市・岩倉市・豊明市・日進市・田原市・安西市・清須市・北名古屋市・弥富市・みよし市・あま市・長久手市・豊山町・大口町・扶桑町・大治町・蟹江町・阿久比町・東浦町・美浜町・武豊町・幸田町
なお、一部自治体では「市外の医療機関は償還払い」「中学校卒業後は所得制限あり」「小学1年生以上は償還払い」などの制限があります。詳しくは各自治体の公式HPをご確認ください。
日本一若い街も！愛知県が子育てしやすい理由
愛知県はこのように子育て支援も充実していますが、他にも子育てしやすいと言われる理由がいくつかあります。以下で見ていきましょう。
交通の便が良い
愛知県は東京や大阪へのアクセスが良いのが特徴のひとつです。日本列島の中央に位置しているため、家族での旅行もさまざまな場所に行きやすく、東京に比べてラッシュ時の密度も低く通勤で消耗しすぎないので、育児に使う体力を残せます。
自然が豊か
愛知県は自然が豊かなエリアが多く、子どもを外で遊ばせやすいのも人気の理由のひとつです。
公園も多く、都市公園は県内になんと4,695ヶ所もあります（平成29年3月31日現在）。体の基礎を作る幼少期は特に、近所に緑の多い公園があるのは嬉しいポイントですよね。
「日本一若い街」長久手市がある
愛知県長久手市は、2017年に実施された国勢調査で「日本で一番住民の平均年齢が若い街」となっており、「子育て世代が暮らしやすい街」であると言われています。
また、雑木林の中に作られ、のびのびと走り回れる「もりのようちえん」があることも人気の理由のひとつです。
「子育てがしやすい街」愛知県
愛知県では、あいちはぐみんネットや「子育て応援の日（はぐみんデー）」の制定をはじめ、さまざまな子育て支援事業を行っています。
その一つである子ども医療制度は、一定期間の医療費を支給されるという嬉しい制度です。なお、愛知県には「日本一若い街」といわれる長久手市があり、「子育てがしやすい街」と言われています。
愛知県で子育てをお考えの方は、ぜひ参考にされてみてください。
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