兵庫県の南西部に位置する姫路市は、姫路駅を中心に市街地が広がる都市です。
瀬戸内海に面する姫路市の気候は四季を通じて温暖な日が多く、自然災害が比較的少ない街として知られています。
市内にはJR西日本の山陽新幹線や山陽本線が通っており、あらゆる方面への交通アクセスが良好です。
姫路市は子育て制度も充実しており、子育て世帯には魅力的な街として人気があります。
この記事では、姫路市の子育て環境や支援制度、おすすめの施設などをご紹介します。
これから姫路市への引っ越しを検討する方は、参考にしてください。
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目次
姫路市は子育て支援に力を入れている
姫路市では、子育て世帯に向けた支援に力を入れています。
姫路市で実施している子育て支援制度を、詳しくチェックしていきましょう。
姫路市子ども・子育て支援事業計画を策定
姫路市は、子ども・子育て世帯の現状と課題を分析し、今後取り組むべき施策を示すために姫路市子ども・子育て支援事業計画を策定しています。
小学校就学前の教育・保育の充実や放課後の居場所づくりなど次世代を担う子どもたちの成長を育む環境整備に取り組んでいます。
また、妊娠期の支援や妊娠に関する相談や情報提供の充実など、安心して子どもを産み育てる支援制度が充実しているのも特徴です。
幼児教育・保育の無償化の促進
2019年10月1日、姫路市では3〜5歳までの幼稚園・保育園・認定こども園などを利用する子どもたちの利用料が無償化されました。
幼児教育・保育の無償化は、満3歳になったあとの4月1日から小学校入学前までの3年間が対象です。
0〜2歳までの子どもは住民税非課税世帯を対象として利用料が無償化されるため、子育て世帯の費用負担を軽減できます。
姫路市の子育て環境
姫路市の子育て環境を確認していきましょう。
子どもの人口
2022年12月31日時点のデータによると、姫路市の0〜14歳の子どもの人口は6万7,411人です。
これは、高松市の人口全体の約12.75％に相当します。
参考：最新の人口統計表／姫路市
教育施設の数
姫路市の教育施設の数は、下記のとおりです。
| 幼稚園 | 42園 |
|---|---|
| 小学校 | 66校 |
| 中学校 | 37校 |
| 高等学校 | 22校 |
なかでも、しげる幼稚園は姫路市の中心部にありながら自然に恵まれた環境にある幼稚園です。
自然に触れ合う体験を重視し、子どもの人間性や感受性を育んでいます。
遊ぶ活動や園外保育が多く、子どもがのびのびと過ごせる環境も魅力です。
子どもたちの丈夫な体をつくるために、広い運動場や屋外プール、さまざまな遊具を設置しています。
参考：しげる幼稚園
周辺環境
犯罪情報や交通事故の情報、防災情報など、姫路市の周辺環境を確認しましょう。
犯罪情報の確認
姫路市内の犯罪発生状況は、兵庫県警察の公式サイトで確認できます。
2023年に発生した刑法犯の認知件数は、114件でした。
オレオレ詐欺や架空請求詐欺などの特殊詐欺も発生しています。
交通事故の多い場所を確認
姫路市内の交通事故発生状況は、兵庫県警察の公式サイトで確認できます。
2023年1月時点、姫路市で発生した交通事故件数は1,280件でした。
前年と比較すると、37件増加しています。
参考：交通事故統計／姫路市
防災情報の確認
想定される災害リスクの情報は、ひめじ防災Webで確認できます。
風水害や土砂災害、地震に関する情報、災害に対する備えなど、防災情報がまとめられています。
また姫路の公式サイトでは、各種ハザードマップや姫路市版携帯・災害避難カードに関する情報が提供されています。
参考：ひめじ防災Web
スーパーや医療機関の数
姫路市には、スーパーが約93店舗あります。
また、市内にある医療機関数は一般診療所が200ヵ所、病院が34ヵ所です。
引っ越し前に周辺環境に関して詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
姫路市の主な子育て支援制度
姫路市の主な子育て支援制度を確認しましょう。
わくわくチャイルド
わくわくチャイルドは、姫路市が運営・管理する子育て応援サイトです。
子どもを預けられる幼稚園・保育所の情報や妊娠・出産に関する手当・助成、育児に関する教室・講座、子どもに関する医療など、さまざまな子育て支援情報が提供されています。
参考：わくわくチャイルド
妊産婦タクシー利用料金助成事業
妊産婦タクシー利用料金助成事業は、タクシーを利用するときに使用できるクーポンを配布する制度です。
妊産婦さんが安全・安心に健診を受診し、無事に出産・子育てできるように配布されています。
対象者は姫路市に住民登録がある方のうち、母子健康手帳の交付を受けた妊産婦さんです。
こどもの未来健康支援センター
こどもの未来健康支援センター(愛称：みらいえ)は、2023年4月にオープンする予定の施設です。
妊娠中や子育て中の親子はもちろん、小中学生や高校生などの幅広い世代が利用できます。
施設はJR東姫路駅近くにあるため、買い物の途中など気軽に立ち寄れるのもうれしいポイントです。
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姫路市の待機児童数
姫路市の待機児童数は、2022年4月1日時点で43人でした。
2021年の98人と比べると、待機児童数は減少傾向にあります。
姫路市で子育てにおすすめの施設
最後に、姫路市で子育てにおすすめの施設を確認しましょう。
姫路城
姫路城は、姫路市でも多くの観光客が訪れる観光名所です。
シラサギが羽を広げたような優美な姿から、白鷺城の愛称で親しまれています。
また、日本初のユネスコの世界文化遺産に登録されており、世界的にも評価されているのも特徴です。
参考：姫路城公式サイト
姫路市立水族館
姫路市立水族館は、地元の生態系をわかりやすく展示する地域密着型の水族館です。
生きものに触れるタッチプールや体験型のハンズオン、コイやマダイへのエサやり体験など、子どもが楽しく学べる工夫が施されています。
小川で水遊びができる屋上ビオトープもあるため、小さな子どもも飽きずに遊べるでしょう。
参考：姫路市立水族館
サファリリゾート 姫路セントラルパーク
姫路セントラルパークは、サファリパーク型の動物園・遊園地・プール・アイススケートなどが融合した複合型レジャー施設です。
サファリパークでは、動物と直接触れ合えたり30種類以上のアトラクションを楽しめたりなど、1日中遊べます。
まとめ：姫路市に家族で住むならファミリー物件が豊富な賃貸サイトを利用しよう
姫路市は姫路駅を中心に市街地が広がる都市で、多くの子育て世帯が住んでいます。
子どもたちと一緒に楽しめる観光地も多く、交通機関も充実した住みやすい街です。
姫路市では、わくわくチャイルドや妊産婦タクシー利用料金助成事業、こどもの未来健康支援センターなどの子育て支援制度もあります。
姫路市で賃貸物件を探すなら、子育て世帯向けの物件が豊富な賃貸サイトを利用しましょう。
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