【初節句】お返し(内祝い)はどうする?マナーやおすすめギフトをご紹介

【初節句】お返し(内祝い)はどうする?マナーやおすすめギフトをご紹介

子どもが初節句を迎えると、さまざまなところからお祝いをいただくことがあります。

うれしいものですが「お返しをどうしようか」と悩む方も多いでしょう。

初節句のお返し(内祝い)は地域差があります。

それでも一般的なマナーを知っていると何かと便利です。

この記事では初節句のお返しのマナーや注意点、おすすめギフトを紹介します。

特にこれから子どもが初節句を迎える方は、ぜひ参考にしてください。

初節句のお返しはするべき?

初節句のお返しはするべき?

はじめに、初節句のお返し(内祝い)は必要なのか、どのような手順で手配すれば良いのかなど、一般的なマナーをご紹介します。

初節句のお祝いは、地域によって差があるので、わからないことはお互いの両親や親戚に聞くのが確実です。

しかし、それとは別に一般的なマナーを知っていれば何かと役に立ちます。

初節句のお返しは必要?

お互いの両親、もしくは祖父母などからひな人形や五月人形をはじめ、現金などのお祝いをもらったら、家族とはいえお返しをするのが基本です。

最良のお返しは、双方の両親や自宅に招いていただいた節句飾りを飾って皆でお祝いをすることです。

しかし、お互いの家が遠い、狭いなどの事情があるご家庭もいるでしょう。

料亭やレストランで席を設けてお祝いをする方法もあります。

その場合、手土産として地元の銘菓を持参したり、子どもが節句飾りと一緒に写った写真を持参したりすると良いでしょう。

どうしても顔を合わせるのが難しい場合は、内祝いにお礼状、子どもが節句飾りと一緒に写っている写真などを送ると良いですね。

初節句の内祝いはいつまでに渡す?

お祝いを送っていただいたら、まずは電話でお礼を伝えましょう。

到着したその日に電話するのがマナーです。

電話がつながらない場合はメールやSNSで無事に到着したことや、あとで電話をかけることなどを伝えるとスムーズです。

お返し(内祝い)を送るタイミングは、初節句から3週間~1ヵ月までの間が一般的です。

女の子の節句なら3月中に、男の子の場合は5月中に送るようにしましょう。

贈り主が近くに住んでいる場合は、訪問して手渡しするのが一番です。

遠方の場合は、品物だけでなくお礼状や子どもの写真も同封すると相手に喜ばれるでしょう。

初節句の内祝いの相場は?

初節句のお返し(内祝い)は、他のお返しや内祝い同様、半返しが相場です。

現金で1万円いただいたら、5,000円程度の品物を用意しましょう。

ただし、ひな人形や五月人形、鯉のぼりなどの高価な品物は、半返しだと結構な金額になります。

高価すぎる内祝いは相手も恐縮するので、3分の1程度の金額やそれ以下でも大丈夫です。

例えば、地域の銘菓とカタログギフトや、子どもの名前入りの記念品などがおすすめです。

地域独自の風習がある場合は、それに沿ったお返しをしてくださいね。

初節句のお返しの注意点やマナー

初節句のお返しの注意点やマナー

次にご紹介するのは、初節句のお返しをする際のマナーや注意点です。

特に、初めて子どもが初節句を迎えるご家庭は、準備するタスクも多くついうっかりしてしまいがちです。

初節句を控えている方は、やってはいけないことやマナー違反を事前にしっかりと確認しておきましょう。

内祝いを「お返し」と呼ばないようにする

初節句でお祝いをいただいた際、お菓子や記念品などを相手に贈ることを「お返し」と言わず「内祝い」と言いましょう。

お返しは、もらったものを返すことになり、あまり良い意味ではありません。

内祝いは、「身内で喜ばしいことがあったので、この気持ちをお裾分けします」といった意味で使う言葉です。

熨斗や礼状には、お返しではなく「内祝い」と表記してください。

お返しを手渡しする場合も「内祝いです」など伝える言葉に気を配りましょう。

内祝いの熨斗紙の書き方は?

初節句はお祝いごとなので、内祝いも熨斗をつけて贈ります。

熨斗は紅白の蝶結びのものを用いましょう。

表書きは「内祝」「初節句内祝」「御礼」などから選んでください。

蝶結びの下に書く名前は初節句の主役である赤ちゃんの名前です。

両親の名前を書く必要はありませんが、名字だけでは不十分です。

熨斗を書いてもらう場合、お店に「初節句の内祝いで」と伝えればふさわしいものを用意してもらえます。

インターネット通販でお返しの品を注文する場合は、熨斗をつけ忘れないように注意してください。

郵送の場合はお礼状を添えて送ろう

お祝いをくださった方が遠方に住んでいる場合、郵送でお返しを贈ります。

その際、前述したように贈り物だけでなく、お礼状や子どもの写真なども一緒に贈ると丁寧です。

お礼状には、いただいたものの感想などを添えるとより喜ばれるでしょう。

インターネット通販を利用したり百貨店から発送したりする場合は、別途、郵送でお礼状を送りましょう。

なお、配送日と時間がわかったら、事前にその旨を伝えておけば不在も防げます。

お礼状とお返しは別の日に届いてもマナー違反ではありません。

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初節句内祝いにおすすめのギフトと注意点

初節句内祝いにおすすめのギフトと注意点

最後に、初節句の内祝いにおすすめなギフトと、反対に避けたほうが良いギフト、内祝いを選ぶ際のマナーなどを紹介します。

内祝いの品は数多くあり、インターネット通販からでも選べます。

マナーを知らないと思わぬトラブルの原因になるので気をつけましょう。

初節句内祝いにおすすめのギフト

お返しは消え物が基本です。

相手の好みがわかっている場合は、有名店などの和菓子や日持ちのする焼き菓子、地域の銘菓から相手が好きなものを選びましょう。

お酒やジュースなど飲料もおすすめです。

食品、スイーツ、果物を特集したカタログギフトなどもあるので、好きなものをチョイスしてもらうのも良いでしょう。

生活用品などのカタログギフトも近年はおしゃれなものを選べるようになりました。

なお、同じカタログギフトでも百貨店のもののほうが、高級感があり内祝いとして適しています。

食品を避ける場合は、タオルなどは、何枚あっても重宝されます。

今治のタオルなどブランド品を選ぶと喜ばれるでしょう。

地域によってお返しの定番がある場合は、地元の会社に相談してみると良いでしょう。

初節句内祝いのNGやマナー

緑茶や海苔は、特に年配の方にとっては弔事のお返しのイメージが強いため、地域の名産であっても内祝いとして贈るのは控えましょう。

なお、カタログギフトに掲載されている場合は問題ありません。

また、包丁をはじめとする刃物、火を連載するキャンドルなどはお祝いのお返しとしてはふさわしくないので控えましょう。

これらに加えて、ハンカチは別れを連想する方もいます。

スリッパや靴下なども「目上の方を踏みつける」といったマイナスの捉え方をされる可能性があるため、避けたほうが無難です。

ハンカチ同様に使えるものを選びたい場合は、フェイスタオルを選びましょう。

まとめ:初節句のお返しは早めに

3月から5月は入園、入学準備、会社の異動、転勤などの時期でもあるので、何かと慌ただしい日々が続きがちです。

また、赤ちゃんのお世話で手一杯なうちに初節句を迎えるケースもあります。

初節句をどうするのか、お返しは何を選ぶのか、年が明けたくらいから夫婦で話し合って計画を立てておきましょう。

お祝いをいただいたらパソコンなどで贈り主の名前や住所を管理しておけば、お返しを贈る場合もスムーズにいきますよ。

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