転勤や新居の購入などで出産と引っ越しが重なるケースは少なくありません。
妊娠中の引っ越し自体大変ですが、出産間近の臨月となれば心配なことも増えますよね。
そこでこの記事では、出産と引っ越しが重なるママに向けて、おすすめの引っ越しプランや、引っ越し業者を選ぶ方法、引っ越し前後にやるべきことなどを詳しく解説します。
ママとお腹の赤ちゃんの負担を最小限に抑えて、安心して引っ越しができるようにしましょう。
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ママの体調を最優先した楽な引っ越しプラン
引っ越し業者ではさまざまなプランを設けており、出産を控えたママの体調を最優先にできる楽なプランもあります。
荷造り・荷解き・設置をすべてお任せ
大きなおなかのママが荷物をまとめたり、引っ越し先で荷解きをしたり、片付けたりするのは大変です。
無理をすると具合が悪くなる可能性もあるため、なるべく最小限の作業で済ませたいですよね。
そこで、体のことを最優先し、ママに負担のかかる作業は業者に任せられるプランを選びましょう。
「お任せプラン」や「お任せパック」など引っ越し業者によってプランの名称は異なりますが、ほとんどの引っ越し業者に荷造り・荷解き・収納・家具の設置をすべてお任せできるプランがあります。
プライベートな荷物のみ自分たちで荷造り
すべてお任せできるのはうれしいけれど、プライベートな荷物まで見られるのは抵抗がある方も多いはず。
生理用品や下着類など、引っ越し業者に見られたり触れられたりしたくない荷物だけは自分たちで梱包しましょう。
数箱分の荷造りなら、ママの体調を見ながらマイペースに進められます。
お任せプランの引っ越しの流れ
お任せプランでお願いすると、自分たちはどのような流れで引っ越し作業を進めればいいのか気になりますよね。
ここからは、お任せプランの引っ越しの流れを確認してみましょう。
【引っ越し前日まで】不用品の処分
引っ越し業者のスタッフは、依頼主の荷物を勝手に処分できません。
必要なのか不用品なのか迷った場合は梱包されてしまうため、新居に持って行かないものは前日までに処分しておきます。
引っ越し業者に引き取ってもらうものがある場合は分けて置いておく、分別が間に合わない場合は引っ越し後にのんびり処分しましょう。
【引っ越し前日まで】新居でのモノの配置を決めておく
家具や家電、小物など新居に設置するモノの配置を決めておくことも大切です。
当日考えながら指示をするとスムーズに進まない可能性があります。
間取り図にどこに何を置くのか書き込んでおくと指示が出しやすく、引っ越し業者のスタッフも作業しやすくなります。
【引っ越し前日まで】貴重品・プライベートな荷物をまとめる
現金や通帳、貴金属類などの貴重品、生理用品や下着などプライベートな荷物は、前日までにまとめておきましょう。
そもそも引っ越し業者では、貴重品は対応してもらえませんし、万が一引っ越しでバタバタしている最中に紛失してしまうと大変です。
【引っ越し前日まで】冷蔵庫と洗濯機の水抜き
あらかじめ冷蔵庫と洗濯機の水抜きをしておかないと、運ぶときに水が漏れて部屋や荷物が汚れてしまいます。
前日までに冷蔵庫を空にして、コンセントを抜いておきましょう。
洗濯機は当日でも問題ありませんが、冷蔵庫と一緒にやっておくと忘れません。
【引っ越し当日】荷物搬出後に掃除をする
引っ越し当日、荷物を搬出したら最後に室内を掃除します。
丁寧におこなう必要はないものの、掃除機をかけるくらいはしておきましょう。
移動時間によっては身体への負担が大きくなるので、最後の掃除もパパや手伝いに来てくれた方にお願いすると安心です。
【引っ越し当日】荷造り・荷解き・配置の指示をする
当日の作業は、基本的に引っ越し業者のスタッフやパパ、手伝いに来てくれた方に任せます。
ただ、荷解きや家具・家電を設置するときに、小物の収納場所や配置場所を聞かれるため、指示出しは必要です。
考えておいた配置図を確認しながら指示しましょう。
各部屋を回って指示しなければならないため、荷造りのときよりは動かなければなりません。
【引っ越し後】荷物の整理をする
収納や配置場所の指示をしても、自分が思ったとおりに収納されているとは限りません。
特に小物は自分が使いやすいような収納になっていない可能性も……。
間違っているものや入れ替えしたいものがある場合は、荷物の整理が必要です。
急いで整理する必要のないものは、体調と相談しながら余裕があるときに整理していきましょう。
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お任せプランは一括見積もりで相見積もりを取る
荷造りから荷解き、配置まですべてをおこなってくれるお任せプランは、一般的な引っ越しプランよりも料金が数万円高くなる傾向があります。
ママの身体への負担を最小限にするための必要経費とはいえ、妊娠・出産は物入りな時期なので出費はなるべく抑えたいですよね。
サービスの内容が似ているプランでも引っ越し業者によって設定金額は異なり、複数社に見積もりを依頼してみると倍近く金額が違うケースもあります。
そこで、引っ越し業者を選ぶ際は一括見積もりサービスを利用して、各社の費用を比較してみましょう。
「賃貸スタイル引越し見積もり」なら最短1分で一括見積もりの依頼が可能です。
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出産と引っ越しが重なる場合にやるべきこと
出産と引っ越しが重なる場合は、通常の引っ越し手続きに加えて出産・育児に向けた準備も必要です。
どのような準備が必要なのでしょうか。
新居周辺の病院・施設を調べておく
臨月で引っ越しをすると、引っ越し後、新居や周辺の環境になじむ前に出産を迎えます。
出産後はゆっくり時間をとれない可能性が高いため、赤ちゃんや自分たちに何かあった際に受診できる病院を調べておきましょう。
小児科・内科・耳鼻科・眼科・歯科医などを調べておくと安心です。
引っ越しに関する手続きや相談をする役所関係、子育てで利用する子育て支援センター、児童館なども調べておきましょう。
妊婦健康診査受診票を交換する
妊婦健康診査受診票は居住地の自治体で交付されるため、引っ越し先で交換する必要があります。
何度も役所に通わなくて済むように、転入届を提出するときに必要な手続きを聞いておきましょう。
補助金額も自治体によって異なるケースがあります。
なお、母子手帳は自治体が変わっても引き続き使用可能です。
予定より早く産まれる可能性も考えておく
臨月に入れば、赤ちゃんはいつ生まれてもおかしくありません。
出産予定日前後を避けて引っ越し日を決めておいても、その前に陣痛・出産を迎えるかもしれません。
万が一、引っ越し前に出産を迎えた場合は、「引っ越しを延期する」「パパだけで引っ越しを済ませてママは落ち着くまで実家に里帰りする」など、どのような対応をとるのか具体的に決めておくことも大切です。
また、引っ越し先の産院で出産する予定の場合、出産が急に早まったときに引っ越し前の産院で対応してもらえるのかどうかも確認しておきましょう。
※出典:
【医師監修】臨月に入った妊婦さんの正しい過ごし方 やっていいこと・ダメなこと! |たまひよ
まとめ
出産と引っ越しが重なる場合は、ママの体調を最優先してお任せプランで対応するのがおすすめです。
ママは最小限の作業のみおこない、必要な作業はパパや手伝いに来てくれた方にお願いしましょう。
また、引っ越しに関する手続きだけでなく、新居周辺の病院・施設を調べたり、妊婦健康診査受診票を交換したり、引っ越し前に赤ちゃんが生まれたときのことを考えたりするのも大切です。
一括見積もりを利用して引っ越し業者を選ぶとともに、事前の準備をしっかりおこない引っ越しを完了させましょう。
引っ越し後は疲れが出ないよう、ゆっくり過ごしながら赤ちゃんを迎えてくださいね。
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