誕生日や敬老の日、入学式、卒業式などの特別な日には、心を込めた手作りのカードで気持ちを伝えたいですよね。
そんな特別な日には、開いた瞬間にあっと驚く「飛び出すカード」を手作りしませんか?
この記事では、誰でも簡単にできる飛び出すカードの作り方をご紹介します。
花束や誕生日向けに、さまざまな飛び出すカードをデザインしてみましょう。
初心者の方でも作れるように、基本的な作り方を解説していきます。
子どものために、子どもと一緒に、楽しくカードを作っていきましょう!
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ママライタープロフィール
小学6年生の娘を持つママライター(記事執筆時)。
塾講師など教育経験が長い、元大学教員の博士ママ。現在はフリーで活動中。
厳選した蔵書は300冊以上の絵本マニア。
絵本、ボードゲーム、勉強法など、子どもの学習のお悩みや子育てのヒントになる情報を発信しています。
飛び出すカードって?
飛び出すカードは、「ポップアップカード」とも呼ばれています。
これは、カードを開くと、絵が飛び出してくるカードのことです。
カードのなかから可愛いイラストが飛び出してくると、思わず笑顔になりますよね。
特に、花束や風船、ケーキなどのモチーフは、誕生日や記念日のお祝いに最適です。
飛び出すカードというと、複雑そう、難しそうと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、子どもと一緒に手作りを楽しんでいただけるように、簡単な仕掛けの飛び出すカードを作ります。
では、早速作ってみましょう!
飛び出すカード作りの材料と道具
写真:筆者作成
まず、飛び出すカードを作るために必要な材料と道具を紹介します。
子どもと一緒に作る場合は、年齢に合わせた、安全性の高い道具を使うことをおすすめします。
材料(例)
基本的な材料は、次のとおりです。
- 画用紙:カードの基礎部分や、パーツを作るために使います。
- 折り紙:普通の折り紙の他、さまざまな模様の折り紙もあるので、幅広い活用方法があります。
- シールやスタンプ、マスキングテープ:絵が苦手な人は、シールやスタンプが手軽です。マスキングテープも便利です。
道具(例)
先にも書きましたが、子どもの年齢に合わせて、安全性を考慮した道具選びをしましょう。
- のりや両面テープ:カードやパーツを取り付けます。
- はさみやカッター:小さい子どもが使用する場合は、子ども用のはさみが安全です。
- 鉛筆や色鉛筆、ペン、クレヨン等:メッセージや絵を描きます。
- 定規:長さを測ったり、図形を描くときに使用します。
- カッターマット:カッターマットを敷くことで、机を傷つけたり、汚したりすることを防ぎます。小さい子どもがクレヨンなどを使用する場合は、新聞紙を敷いておいても良いでしょう。(記事のカッターマットはA4サイズの物を使用。)
簡単!飛び出すカードの基本の作り方
この記事では、2種類の飛び出すカードの基礎部分を紹介します。
どちらも簡単な方法なので、どちらか好きな方を選んで作ってみてください。
貼り付け型カード
写真:筆者作成
1つ目は、四角形を作り、土台となる紙に貼り付けるだけです。
まず、四角形のパーツを作ります。
次に、土台となる紙の角に貼り付けます。
この四角形にさまざまなパーツを取り付けると、開くと飛び出すカードになります。
娘は幼稚園でこの作り方を習って以来、ずっとこの方法を使っていました。
切り込み型カード
写真:筆者作成
2つ目は、土台の紙に切り込みを入れる方法です。
花束の下の部分や、ケーキなどを作るときは、この方法が簡単です。
ただし、切り込みの部分が裏に出てしまうので、別の紙を土台の紙の後ろに貼り付けて、隠します。
この2種類の土台を使用して、飛び出すカードを作ってみましょう。
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花束デザインの作り方
今回は、上記の2種類の土台を使って、花束デザインのカードを作ってみます。
花束デザインは、お祝い事にも、日頃の感謝を伝えるときにも使える、便利なカードです。
貼り付け型カード
写真:筆者作成
こちらのカードは、貼り付け型で作った花束の飛び出すカードです。
小学6年生の娘が全て作っています。
花や蝶のパーツを作り、配置を考えながら貼り付けました。
ハートとリボンはシールを利用しました。
子どもの手書きのメッセージは、温かみがあり、思わず笑みがこぼれます。
小さな子どもがカード作りに参加したい場合は、クレヨンや色鉛筆で花を描かせたり、花のイラストを塗り絵にしたりして作ると良いでしょう。
切り込み型カード
写真:筆者作成
切り込み部分を花束にした、飛び出すカードです。
作り方の手順は次のとおりです。
カードの土台を作る
外側になる画用紙を好きなサイズにカットして、真ん中で折り、カードの形にします。
内側のデザインに当たる画用紙は、外側よりも少し小さいサイズにカットします。
切り込みを入れて、花束のデザインを作る
内側の画用紙に切り込みを入れて、花束のラッピング部分を作ります。
この切り込み部分に、花の部品を貼り付けていきます。
周りをデコレーションする
空いているスペースには、「おめでとう」や「いつもありがとう」などのお祝いの言葉や日頃の感謝の言葉を入れましょう。
例えば、敬老の日のカードであれば、子どもにおじいちゃんおばあちゃんの絵を描いてもらうと、とても喜ばれます!
子どもの写真をプリントして貼っても素敵ですね。
2枚の用紙を貼り付ける
内側と外側の画用紙をきれいに貼り付け、完成です。
誕生日向けのデザインの作り方
誕生日向けのデザインも、2種類の土台を使ってカードを作ってみます。
誕生日向けのパーツを用意する
バースデーカードによく用いられるモチーフは、誕生日ケーキですよね。
その他、風船や誕生日プレゼントの箱など、思わず嬉しくなるようなものを考えましょう。
子ども向けであれば、子どもの好きなキャラクターをたくさん貼ると喜びます。
誕生日用のシールもたくさん販売されているので、好みのデザインを選んでみても。
貼り付け型カード
写真:筆者作成
四角形の土台に、誕生日ケーキのイラストを貼り付けて作っています。
これも、小学生の娘がデザインした、誕生日のお祝いカードです。
貼り付け型カードは、子どもでも簡単に作れるので、おすすめです。
切り込み型カード
写真:筆者作成
切り込み部分を誕生日ケーキに見立てて作ったカードです。
こちらの作り方の手順は次のとおりです。
カードの土台を作る
先ほどの花束のカードと同様に、外側の画用紙と内側の画用紙を用意します。
切り込みを入れて、ケーキのデザインを作る
内側の画用紙に切り込みを入れて、誕生日ケーキの部分を作ります。
この切り込み部分に、ケーキに見えるように色を塗ったり、ろうそくなどのパーツを貼り付けたりして、飾ります。
周りをデコレーションする
「おめでとう」「HAPPY BIRTHDAY」などのお祝いの言葉を入れましょう。
誕生日の主役の写真をプリントして、王冠を頭に付けて貼り付けても可愛く仕上がります。
ぜひ、心のこもったメッセージを入れてください。
2枚の用紙を貼り付ける
花束のカードと同じように、内側と外側の画用紙をきれいに貼り付け、完成です。
まとめ
いかがでしたか?
誕生日や記念日にぴったりの飛び出すカードは、作る過程も楽しく、こどもの創造力を刺激します。
子どもの笑顔を想像しながら作る時間も、子どもと一緒にカードを作っている時間も、家族の大切な思い出になりますよ。
ぜひ一緒に、世界にひとつだけの飛び出すカードを作ってみてください!
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