賃貸でも可能!子どもと一緒にベランダでガーデニング

賃貸でも可能!子どもと一緒にベランダでガーデニング

ガーデニングが好きでも、「賃貸物件だから」「庭がないから」と、諦めている方もいるのではないでしょうか。しかし、賃貸物件でもベランダがあればガーデニングを楽しむことができます。

では、ベランダでガーデニングをする時に何を気を付ければいいのか、どの植物を育てればいいのかわからないとお悩みの方もいるのではないでしょうか。この記事では、賃貸物件のベランダでガーデニングをする際の気を付けるポイントやメリット、おすすめの植物や育て方のコツなどをご紹介します。

1:賃貸でガーデニングをするうえで気を付けるポイント

賃貸物件のベランダでガーデニングをする際には、気を付けるべきポイントがいくつかあります。以下でそのポイントをご紹介します。

近隣への配慮を忘れない

ベランダでのガーデニングは、気を付けないと水や土が落ちて、下の階の洗濯物にかかってしまう恐れがあります。

特に子どもに水やりや苗の植え替えを任せると、たくさんこぼして苦情につながってしまうことも。水やりや植え替えは、大人と一緒に気を付けながら行いましょう。

大きすぎるものを育てない

ベランダには重量制限があるため、木や大きな苗など大きすぎる植物は育てることができません。

どれくらいの大きさのものなら育てていいのか、マンションやアパートの規約を事前に確認しておきましょう。

2:子どもと一緒にガーデニングをするメリット

実際に子どもと一緒にガーデニングをすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。以下で見ていきましょう。

植物が育つ様子を一緒に見られる

花や野菜など、植物を植えてから日々その成長を一緒に見守るので、子どもの情操教育にも役立ちます。

自分が植えた種が少しずつ大きくなり、きれいな花やおいしそうな実をつけるところを見ることで、お世話の大変さや結果が出たときの喜びを体験できるでしょう。

自分で育てた野菜なら野菜が嫌いでも食べることも

他の花や野菜と一緒に、あえて子どもが嫌いな野菜を育てるのもおすすめです。自分が手間ひまかけて育てた野菜なら、「自分が育てたものだから」と食べることもあります。

それがきっかけで食わず嫌いを克服したり、「次はこの野菜を食べてみたい」と思うようになるかもしれません。

ママ賃貸

3:賃貸で子どもと一緒に育てるのにおすすめの植物とそのコツ

子どもと賃貸のベランダでガーデニングをするにあたって、具体的にどんな植物を育てるのがよいのでしょうか。「観葉植物」と「野菜」の2種類に分けて、おすすめの植物と育て方のコツをご紹介します。

【観葉植物】

パンジー・アサガオなどの花が咲くもの・種が取りやすいもの

パンジー・アサガオなどの花が咲く植物は、見た目もきれいで成果が分かりやすいので、子どもとのガーデニングに向いているといえます。

パンジーは可愛らしい花ですが丈夫で咲いている期間が長いため、ガーデニングが初めての方や寄せ植えがしたい方にもおすすめです。水はけのよい土を用意してあげると、よりうまく育ちます。
アサガオは大きな花が咲くうえ種が取りやすいので、繰り返し育てることもできます。つるがベランダに巻き付かないよう、棒も忘れずに用意しましょう。

多肉植物などの手間がかかりにくいもの

ママが忙しい場合や子どもが飽きっぽい場合は、育てるのにあまり手間のかからない多肉植物もおすすめです。

サボテンに代表される多肉植物は、花のような形をしているものや赤や黄色などの鮮やかな色をしているものなど、可愛らしい種類もたくさんあります。日当たりのよい場所に置き、水をやりすぎないよう注意しましょう。

【野菜】

ラディッシュ・シソなどのすぐ収穫できるもの

ラディッシュやシソなどはすぐ収穫できるため、子どもが飽きてしまう前に実がついて、興味を持続させやすいといえるでしょう。

ラディッシュは1ヶ月ほどで収穫でき、見た目も可愛いのでおすすめです。プランターで育てる場合は発芽したら1株ずつ間引きしましょう。シソは非常に丈夫なのでしっかりと育ちやすく、薬味や一夜漬けとして食べられます。葉が育ってきたら定期的に収穫して、常に5~6枚残っているようにすると長持ちします。

ミニトマト・ナスなどの手入れが簡単なもの

手入れが簡単なミニトマトやナスは、実も大きめで成果が目に見えやすい特徴があります。

ミニトマトは鉢でもプランターでも育てられますが、水をあげすぎないよう注意しましょう。ナスは実がなる前に花が咲くのも子どもが喜ぶポイントです。暖かい時期に苗で育てると失敗しづらいでしょう。

スティックブロッコリー・きゅうりなど子どもが食べやすいもの

小さなスティックブロッコリーのように食べやすい大きさのものや、きゅうりのように味が薄めで食べやすいものも子どもとのガーデニングにはおすすめです。

スティックブロッコリーは脇芽が20cmほどになったら、蕾が開いてしまう前に収穫しましょう。きゅうりはそのほとんどが水分なので、水を切らさないようたっぷりと水やりしましょう。

ハーブやミントなどの香りを楽しめるもの

ハーブは基本的に丈夫なのであまり手がかかりませんが、それぞれのハーブにあった日当たりや水の量を確認しておくとよりよく育つでしょう。

ミントは日当たりが良すぎない半日影の場所が適しているので、ちょうどいい場所を探しておいてあげましょう。

まとめ

賃貸物件のベランダでガーデニングをすることは、身近に緑を感じられるだけでなく、子どもと植物の成長を楽しむことができます。まずは、育てやすい野菜やハーブなどから始めてみるとよいでしょう。

賃貸物件のベランダでガーデニングをする際は、近隣へ迷惑をかけないことや避難経路の確保など、気をつけるポイントがあります。それらにきちんと配慮して、自分好みのベランダガーデニングを楽しんでください。

子供の学校周辺で賃貸を探す時は、ママ賃貸がオススメです。

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