おままごと遊びは、子どもの創造力と想像力を育みます。
今回の記事では、子どものおままごと用に、簡単なおもちゃのサンドイッチのセットを手作りします。
世界に一つだけの手作りおもちゃを作ってみませんか?
今回も、安心して遊べるように、フェルトを使っておもちゃを作ります。
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ママライタープロフィール
小学6年生の娘を持つママライター(記事執筆時)。
塾講師など教育経験が長い、元大学教員の博士ママ。現在はフリーで活動中。
厳選した蔵書は300冊以上の絵本マニア。
絵本、ボードゲーム、勉強法など、子どもの学習のお悩みや子育てのヒントになる情報を発信しています。
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おままごと遊びと手作りおもちゃの魅力とは
今回は、おままごと遊びのおもちゃを手作りします。
では、おままごと遊びと手作りおもちゃの魅力とは何でしょうか?
おままごと遊びの魅力
子どもたちはおままごと遊びが大好きです。
小さな子どもたちが、お母さんやお父さんになりきって、料理をしたり、掃除をしたりする姿は可愛らしいですよね。
お母さんの口まねをしている姿を見ると、家庭の様子が垣間見えます。
おままごとは、おもちゃを本物の道具や食べ物に見立てて遊ぶことで、子どもたちの想像力と創造力を育てます。
また、料理などの家事を通じて大人を真似することで、社会性や協調性を身に付けることができます。
家族や友だちと協力して遊ぶことで、自然と役割分担をして、コミュニケーションを取るようになります。
今回のように、身近な食材のおもちゃを使うことで、食に関する関心も高まります。
手作りおもちゃの魅力
手作りおもちゃの最大の魅力は、既製品のおもちゃとは異なり、自分の子どもの成長や好みに合わせることができる点です。
パンが好きならパンを、おにぎりが好きならおにぎりを作ることができますし、子どもの好きな具材も自由に作ることができます。
そして、自分が納得のいく素材を使用できます。
たとえば、壊れてもすぐに作り直したい方は、低価格の材料を選ぶことができます。
汚れたらすぐに洗いたい場合は、洗える素材を選びます。
子どもの成長に合わせて、安全性にも配慮しながらつくることができます。
たとえば小さな子どもの場合は誤飲のリスクも考える必要がありますので、今回の記事ではボタンやビーズのようなものは使用していません。
こうして、子どものために世界で一つのおもちゃが作れますし、子どもが大きくなったら一緒に手作りを楽しむこともできるでしょう。
フェルトで手作りおもちゃを作る
フェルトで作るおもちゃは、市販のプラスチック製のおもちゃとは異なり、やわらかくて温かみがあります。
また、プラスチック製や木製のおもちゃは、子どもが投げてしまうと怪我をしたり、おもちゃが壊れたりしますよね。
フェルトは投げても危険はありませんし、角もフワフワしています。
そして、フェルトは軽いので、お出かけ先に持ち歩くおもちゃとしてもおすすめです。
今回の記事でも、おもちゃをかなりシンプルに制作していますので、子どもの好みに合わせて楽しくアレンジしながら作ってみてください。
今回作るもの
今回は食パンと、サンドイッチが作れるように具材になる物を作ってみます。
具材は、レタス、チーズ、ハム、目玉焼きです。
不器用な方や初めての方でも「作ってみたいな」と思っていただきたかったので、切るだけというものもあります。
すべてを手作りにしなくても、例えば食パンは難しそうだから市販のおもちゃで、具材は子どもの好きな物を手作りする、といったさまざまな遊び方がありますよ。
今回の材料
※筆者撮影
それでは、おままごとのおもちゃを制作します。
今回も、100円ショップでそろえられるものです。
家にある材料でも良いですし、手芸ショップで材料選びに出かけても楽しいですね。
〇フェルト:大きなフェルトや小さめのフェルト、シールフェルトなど
〇手芸わたやキルト芯:やわらかく丸みのある仕上がりになります。
〇刺しゅう糸:フェルトに合わせて色を選びます。
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食パン
※筆者撮影
まず、食パンを作ります。
サンドイッチにしたいので、2枚作りました。
1枚でも、トーストに見立てて遊べます。
今回制作するもののなかで一番時間がかかりますが、直線に縫えば良いので、ぜひチャレンジしてみてください。
※筆者撮影
作り方(難易度☆☆☆☆……難易度は目安です)
- フェルト(白)を正方形に4枚カットします。
写真の白い部分は、9センチメートルの正方形です。
お子さんや自分の好みに合わせて、大きさを決めてください。 - 耳の部分のフェルト(茶や黄土色)を、写真のようにカットします。
茶色の耳の部分は、幅が1センチメートル、長さは18センチメートルになっています。 - 白い正方形のフェルトに、茶色の耳を縫い付けます。
私は巻きかがり縫いで縫い合わせました。 - 食パンのなかには、キルト芯やわた、スポンジなどを入れてください。
好きな触り心地の物を選んでみてください。 - 最後に、閉じて完成です。
顔を描いたり、イラストを描いても可愛いですね。
チーズ
※筆者撮影
作り方(難易度☆……難易度は目安です)
- チーズ色のフェルトを選びます。
私はスライスチーズをイメージした色合いの物を選びました。
オレンジ色はチェダーチーズのイメージです。 - 食パンの大きさ(9センチメートルの正方形)に合わせて、ハサミでカットして完成です。
- 私はスライスチーズのイメージからフェルトをカットするだけにしましたが、2枚のフェルトを縫い合わせてキルト芯等を入れるとフワフワしたスライスチーズを作ることができます。
ハム
※筆者撮影
作り方(難易度☆☆……難易度は目安です)
- フェルト(濃いピンク)を丸くカットします。
私は、食パンの大きさに合わせて、直径9センチメートルの丸にしました。 - (1)の丸いハムに使用したピンク色よりも薄いピンク色のシールフェルトを、油部分に見立てて、写真のような形にカットします。
- (1)の丸いハムに、(2)の油部分を貼り付けて、完成です。
シールフェルトが無ければ、糸で縫い付けます。
レタス
※筆者撮影
作り方(難易度☆☆……難易度は目安です)
- フェルト(緑)を、レタスのような形にはさみでカットします。
- 葉っぱらしくしたいので、下の部分を少しつまんで、糸で縫い付けて完成です。
もちろん、縫わずに、カットしただけでも可愛らしいレタスになります。
目玉焼き
※筆者撮影
作り方(難易度☆☆☆……難易度は目安です)
※筆者撮影
- 写真のように、フェルト(白)を、卵の白身の部分に見立てて、はさみでカットします。
食パンに合わせた大きさにしましょう。 - フェルト(黄)を、卵の黄身の部分に見立てて、同様にカットします。
写真の黄身は、直径4センチメートルの円です。 - (1)のフェルト(白)に、(2)のフェルト(黄)を好きな場所に配置し、縫い付けます。
写真の黄身は、返し縫いで縫っています。 - 黄身のフェルトのなかに、わたを入れると、ふっくらした仕上がりになります。
縫い付けるのが苦手な方は、黄色のシールフェルトを丸く切り、貼り付けるだけでも、かわいく仕上がります。
まとめ
※筆者撮影
おもちゃを手作りする、ゆったりとした時間はいかがでしょうか?
手芸ショップで材料を選んだり、チクチクと縫ったりしていると、ストレスも解消できるように感じます。
そして、自分が作ったおもちゃを子どもが喜び、遊んでいる姿は、温かい思い出になります。
手作りおもちゃで、ぜひ素敵な家族時間を過ごしてください。
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ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。
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