【体験談】中学生でスマホデビュー。ルールや制限、トラブルは?

子どもにスマホをいつ持たせる?

子どもにスマホは何歳から持たせるのが妥当でしょうか?

正解はありませんし、家庭によってタイミングは異なります。

我が家では娘が中学3年生の時にスマホを購入しました。

今回は、なぜ中学3年生というタイミングだったのか、スマホを買う際のルールや制限、買った後にどんなトラブルがあり、親である自分が何を感じたかについて体験談をご紹介します。

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ママライタープロフィール

yumyum

大学1年生、中学2年生の子どもを育てる母です。(※原稿執筆時)
悩んで育てた子育ても佳境に入ったので、自分の活動を再開したいと模索中。
家事は「無理をしない」がモットー。
料理は時短で、掃除は見た目キレイで済ませます。
家族の休日は自分も休みたく、週末にはデパ地下総菜が並ぶズボラ母です。

子どもにスマホをいつから持たせるか?

我が家には大学生の娘がいますが、娘にスマホを買ったのは中学3年生の時でした。

現在大学生の娘から「友達がスマホを買ってもらったらしい」とよく聞くようになったのは、小学校卒業の6年生~中学校に上がるタイミングでした。

ですが、我が家では中学入学と同時に購入することはせず、「スマホは高校生になるまで必要ない」と考えていました。

高校生になるまでスマホを禁止した理由

SNSやスマホゲームにはまることを心配した

スマホゲームにはまる

一番の理由はやはり、SNSやスマホゲームにはまることを心配しました。

スマホにばかり気を取られて、勉強をしなくなることも心配でしたし、グループLINEなどで友達とのトラブルに巻き込まれることも心配でした。

小学校高学年~中学生という年齢は、自制心がしっかりと養えていないと考えていました。

ただ、子どもが習い事を始めた小学校4年生の時に、スマホではなくガラケーを持たせました。

多くの保護者の方と同じで、子どもとの連絡に必要だと考えたからです。

キッズケータイという選択肢もありましたが、電話番号の登録件数が限られるのが不便だったためガラケーにしました。

ノートパソコンを買うことになっていたから

もう1つの理由としては、娘の中学校では、生徒にノートパソコンの購入が義務付けられていました。

ノートパソコンがあるなら、YouTubeやゲーム、チャットなどスマホで使いたい機能が揃っていますので、中学生の段階ではスマホは必要ないだろうという判断でした。

スマホを我慢できる限界は中学3年生

このような理由でスマホを買わない親に、スマホをねだることをあきらめていた娘でしたが、中学3年生の時に限界がきました。

「友達みんなが持ってて、仲間に入れない。高校生になって買ってくれるつもりなら、少し早めて買ってくれないか」と強く訴えてきました。

我慢強い性格の娘は、親に何かをねだるということが、今までほとんどなかったので、これだけ強く訴えるのは、よほど辛い思いをしているのだろうと考え、高校生になる前にスマホを買うことにしました。

スマホを買う際に決めたルールとは?

さて、スマホを買うことが決まったら、もちろん、しっかりとルールを決めなければいけません。

どんなルールを決めたかをご紹介します。

食事中は家族全員スマホの使用禁止

我が家では、食事中は家でも外食先でも家族全員、スマホ禁止です。

電話がかかってきた場合のみ出ても良いというルールにしています。

せっかく家族が一緒に食事をしているのだから、その時間は家族でコミュニケーションを取ることを大切にしたいと思っています。

夜寝る時はリビングで保管

布団でスマホを見る

夜、布団に入った後もスマホを触って、寝るのが遅くなることが心配だったため、寝る時にはリビングで保管することをルールにしました。

夜な夜なスマホを触ることで朝起きられなかったり、寝不足から体調を崩すことを心配しました。

フィルター制限は自動的にかかっていた

中学生の娘にスマホを購入する際、携帯電話の販売店で「使うのが中学生なら、自動的に利用制限がかかります」と言われました。

このフィルター制限は、小学生、中学生、高校生によって制限されるものが異なりますが、違法情報や出会い系、アダルト情報など子どもにとって有害だと思われるサイトが制限されます。

さらに、LINEやツイッター、インスタグラム、Facebookといった主要なアプリも制限されていました。

これらのアプリを子どもが使いたい場合は、契約者が1つずつ解除する必要がありました。

契約と同時に娘が使いたいLINE制限を解除し、その後インスタグラムも解除しました。

LINEについてのルール

LINEのルール

LINEの利用時間は、朝5:00~夜12:00までとしました。

また、当然のことですが、グループLINEで仲間外れにしたり、他人を誹謗中傷するようなことは書き込まないこと、LINEに気を取られて勉強や宿題が進まないということがないようにするよう約束しました。

インスタグラムについてのルール

インスタグラムについては、娘本人から、アカウントは非公開にすると言ってきました。

その他のルールとして以下のようなことを決めました。

  • 家の場所が分かるような投稿はしないこと
  • 個人の顔写真は載せないこと
  • 制服での写真は投稿しないこと
  • 自分の居場所が特定できるリアルタイムの投稿はしないこと

スマホの家庭でのルール決めについては、こちらの記事もおすすめです!

学年が上がるにつれ、スマホは必要不可欠な存在に

高校生になり、学年が上がっていくとスマホが勉強にも必要不可欠になっていきました。

無料で講義が受けられるアプリや日々の勉強記録や学習管理ができるアプリが不可欠となり、一日の勉強量やおすすめの問題集が友達や塾の先生と共有でき、いいね!やコメントをもらうことが励みになっているようでした。

また、高校3年生で通った大手受験塾では、受講するにも面談するにも全て手続きは本人のスマホからというのが前提でした。

大学入試の手続きや合否確認をアプリから手続きする大学も増えていました。

高校生とスマホは切っても切れない関係だと感じました。

中学生にスマホを持たせた結果は?

結論から言うと、中学生だった娘はスマホにはまってしまいました。

食事中のスマホ禁止と夜寝る時はリビングで保管することに関しては守れていましたが、使用できる時間帯はすっかりスマホにはまっていました。

クラスLINEやグループLINEには常に気を取られ、YouTubeで配信されるオリジナルコンテンツも親に気づかれないように見ていましたし(気づいていましたが)、一緒に勉強すると言って夜遅くまで友達とLINEをつないでました。

スマホを巡るトラブルも

トラブルというほどのことではないかもしれませんが、娘はインスタグラムで知り合った、会ったことのない人とライブに行くと言い始めました。

マイナーな人のライブで、学校など周囲にファンがいないため、インスタグラムでつながった女子高生と行くということでした。

これには、親である私は心配になり、もし相手が女子高生を装う男性だったら…、別の目的で近づいてきているとしたら…などと悪い想像ばかりしてしまいました。

結局、ライブの当日にインスタグラムで知り合った相手との待ち合わせ場所まで私も同行し、相手が同年代の女子高生だと確認してから帰りましたが、見えない相手と会うというハードルが低いと感じました。

この出来事を通して、親がどんなことを心配しているのか、見えない相手にはどんな危険性が伴うかということを伝えました。

中学生の子どもにスマホを与えて感じたこと

スマホにはまってしまっていると気づいたときに、もっと細々とルールを決めれば良かったかもしれませんが、勉強で使いたいと言われると取り上げることはできませんでしたし、学年が上がっていくにつれ、子どもとは言え、どこまで親が管理すべきかということに自分自身も悩みました。

親が子どもを何歳まで管理できるかは分かりませんが、自分が思春期に親に隠し事があったように、中高校生ぐらいになると、子どもの全てを管理することは難しいです。

子どもには最低限やってはいけないことを伝えて、あとは信じて使わせるしかないと感じました。

まとめ

当初はしっかりと決めていたルールも、学年が上がるにつれ、目をつむることが増えていきました。

初めは子どもにスマホを持たせることに自分自身が抵抗がありましたが、実際に持たせてみると、情報化社会が進む現代では、スマホを「いつ持たせるか」よりも「どのように持たせるか」が重要だと感じました。

何歳から持たせても、ある程度はスマホに夢中になります。

個人的には、多少のことは目をつむり、妥協点を探していくことが大事だと感じました。

私の経験が少しでもこれからお子さんにスマホを買い与える際の参考になれば嬉しいです。

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