鉄道が大好きな子ども、いわゆる”子鉄”が鉄道に注ぐ愛情は強烈です。
朝から晩までプラレールを離さず、鉄道のDVDを繰り返し見続ける子どもの様子に「こんなに鉄道ばかり好きで大丈夫かな」と思っている保護者の皆さん。
実は「鉄道好きは受験に有利」「鉄道好きは勉強ができる」といわれることがあります。
この記事では、鉄道好きの息子を持つライターが実感した「鉄道好きは受験に役立つ」ポイントを紹介します。
わが子の場合は、高校受験、大学受験でも大いに役立ちました。
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鉄道はさまざまな科目に関連している
幼少期はプラレールで遊び、DVDや図鑑を見て車両を覚え、時刻表で旅の計画を立て、自分で路線図を描き、実際に乗りに行く。
こうした鉄道好きの行動は、学校での勉強にさまざまな形で関連しています。
【社会・地理】路線図や地図を見ているから地名や地形、データに強い

鉄道好きで路線図をよく見るタイプなら、地理が得意になる可能性があります。
わが子はこのタイプで、「なぜここに線路や駅があるのか」という疑問から地形の特徴や人の営みを考えているうちに地理が好きになったと話していました。
鉄道や交通に関するデータを覚えているので「データを見て説く問題」のデータを見ずに解ける場合もあるようです。
例えば、息子が覚えていた「世界の駅の乗降客数ランキング」も、テストで役立ったことがあるのだとか。
その他にも、県庁所在地や都道府県の場所は、苦労せずに覚えることができました。
【国語】時刻表や図鑑を読むから、漢字が得意で読解力もある
時刻表や図鑑で駅名を読むので、難読漢字や地名に強くなります。
学校で学ぶ漢字の知識とは別に、鉄道で知った漢字のストックがとても多いです。
また、興味を持つ鉄道の本が大人向けであることも多く、小さな頃から大人を対象にした文章への理解力が高かったです。
【理科・物理】鉄道の仕組みを知ることが理科への興味につながる

鉄道の仕組みに興味を持つと理科が得意になります。
例えば、電車のパンタグラフ(集電装置)の仕組み1つをとっても理科(物理)が好きになる要素が詰まっています。
わが子の場合、理科の自由研究の題材は、たいてい鉄道や電気を選びました。
好きなものの自由研究なので苦にならず、理科の先生と研究の話で盛り上がったり、理科展で賞を取ったりして自信も付きました。
【算数・数学】時速や時間の問題に抵抗がない

時速を学ぶときに鉄道好きであることが役立ちました。
時間と速さの単元はつまづきやすい子が多いようですが、鉄道のスピードが頭にあるのですんなりと理解しやすかったようです。
その他にも、時刻表を見ながら架空の旅行スケジュールを立て、必要な運賃を計算したり、時刻表から駅と通過時間を把握したり……。
鉄道が好きな子どもの遊びは、数字や計算に関連することも多いと感じます。
好きなものを突き詰める能力が育まれる
鉄道を中心に興味がさまざまな方向に広がるので、どこまでも突き詰めて夢中になることができます。
上に書いた社会、国語、理科、算数の力は親が強制して身についたものではなく、息子が好きで調べているうちに知識として蓄えられたものです。
「知りたい」と思う気持ちが強ければ強いほど、探究する能力や集中力も付くと考えられます。
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間接的にも受験に役立つ
鉄道好きであることは、受験会場への移動という点でも役立ちます。
わが子が鉄道好きだと忘れがちですが、鉄道に特に興味がない子どもにとって、鉄道は移動手段にすぎず、一人で鉄道に乗るときは多少なりとも不安を抱くものです。
対して、鉄道好きの子どもにとって鉄道に乗ることはご褒美であり、レジャーです。
鉄道に乗りたいという気持ちに常に満ちており、このことが受験に役立ちます。
私は遠くに出かける際に、息子に乗り継ぎを相談しますが、すらすらと答えてくれます。
当然のことながら、電車に一人で乗るのにまったく不安がありません。
受験会場の最寄り駅まで迷わずに行くことができ、急なトラブルにも対応できる鉄道知識を持っています。
受験時は鉄道で移動することが増えますが、親としては安心して送り出すことができます。
この点だけでも、鉄道好きは受験に役立つといえるでしょう。
鉄道好きなら、興味をとことん伸ばしてあげよう!
この記事を書くにあたり息子に尋ねたところ「地理が得意なのは100%鉄道のおかげ」と言い切っていました。
もちろん、鉄道以外の興味も勉強に良い影響を与えていると思いますが、親の目から見ても鉄道によって息子の好奇心が刺激され、知識が増えていったと感じます。
しかし、鉄道好きが強制されたものであったなら、こうはならなかったでしょう。
「勉強に役立つから鉄道を好きにさせる」のではなく、もし子どもが鉄道好きなら、とことん突き詰めさせてあげてほしいと思います。
「その先にもしかしたら勉強に役立つことがあるかもしれない」ぐらいに考えて、一緒に鉄道にはまって、親子で楽しんでほしいです。
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ママライタープロフィール

中学生と高校生の息子たちを子育て中のママライター。(※原稿執筆時)
息子たちの興味に合わせて、鉄道、天体観測、自学などを楽しんできましたが、思春期になったいま、息子との会話は専らスポーツ観戦です。
DIYやお笑い鑑賞、フリマアプリで不用品を売ったり、ポイ活をしたりと、種類を問わず興味のおもむくままに楽しんでいます。

































