出産を終えて退院した後、自宅で赤ちゃんとの生活がスタートします。そんなタイミングで市区町村から案内が届くのが「新生児訪問」です。
「どんな人が来るの?」「何を聞かれるの?」「部屋を片づけておかないとダメ?」など、初めてのママにとっては気になることがたくさん。
この記事では、新生児訪問の目的や内容、訪問当日の流れ、事前に準備しておくと安心なポイントを詳しく紹介します。
目次
ママライタープロフィール

夫と1歳と3歳の男児2人と暮らすママ。
妊娠中からのノンカフェイン飲料集めが趣味。3歳児がイヤイヤ期に突入。彼がお風呂に「入らない!」と大騒ぎした直後、30分もお風呂を満喫する姿に笑う毎日。子育てで絵カードやおもちゃを駆使して頑張っています。
新生児訪問とは?誰がいつ来る?目的とタイミングを知っておこう

新生児訪問とは、赤ちゃんが生まれて間もない家庭を対象に、自治体が行うサポートのひとつです。
訪問するのは主に保健師さんや助産師さんで、赤ちゃんの健康状態や発育のチェック、ママの体調や心の状態を確認し、育児の悩み相談にも乗ってくれます。
多くの自治体では、生後2週間〜1か月頃に実施されることが多く、母子健康手帳交付時にも案内が渡されます。
出産後、役所に出生届を出すと、保健センターなどから訪問日時の連絡が届く流れです。
新生児訪問の目的は、「赤ちゃんとママの健康を守ること」。
産後間もない時期は、心も体も不安定になりやすいため、専門職が家庭を訪れ、早めのサポートにつなげることが狙いです。
新生児訪問当日の流れとチェック内容

「どんなことをされるの?」と不安になるママも多いですよね。実際の訪問では、以下のような流れで進むことが一般的です。
① 赤ちゃんの健康チェック
まずは赤ちゃんの体重・体温・肌の様子・おへその状態などを確認します。 体重計を持参してくれることが多く、増え方を見ながら「母乳は足りているか?」「ミルクの量は適切か?」などの相談もできます。
② ママの体調やメンタルの確認
次に、ママの体調についてヒアリングがあります。
「睡眠は取れていますか?」「食欲はありますか?」「気分が沈むことはありませんか?」「赤ちゃんはかわいいと思えますか?」といった質問を通して、産後うつの兆候がないかも確認してくれます。
上記質問から、「赤ちゃんがかわいくない」などと言ったらちょっと不謹慎かもしれない……と、どんなママも思うと思います。
ただ、実はこれも大切な産後うつの一つのサイン。ママだけに負担がかかっていないか、家族や医療や行政で力になれないか皆で模索、対応していきます。
③ 育児や授乳の相談
授乳の姿勢や抱っこの仕方、沐浴方法など、実際に目の前でアドバイスしてもらうことも可能です。 ちょっとした疑問でも遠慮なく質問してOK。保健師さんが丁寧に答えてくれます。
保健師さんって一体どんな職業なの?
保健師さんとは、実は看護師資格も持ち合わせた公衆衛生や健康相談にアドバイスできる国家資格です。
保健師さんがそんな資格だとは、筆者も一人目を産んだ時調べるまで知らなかったのですが、医療からミルク、離乳食までなんでも相談できるので心強いですね。
新生児訪問前に準備しておくと安心なこと

新生児訪問では、特別な準備は不要ですが、最低限これだけしておくと安心です。
母子健康手帳を手元に用意
赤ちゃんの出生記録や体重の経過を確認するため、母子手帳はすぐ出せる場所に置いておきましょう。
気になることをメモしておく
「母乳が足りていない気がする」「寝かしつけがうまくいかない」など、気になることをメモしておくとスムーズです。訪問中は緊張して聞き忘れることもあるため、事前に書いておくのが◎。
部屋は軽く整える程度でOK
「片づけなきゃ!」と頑張る必要はありません。
保健師さんたちは「生の子育て生活現場」を見ながらサポートしてくれるので、無理して完璧にする必要はありません。むしろ、普段の様子を見ながらサポート内容を確認する目的もあります。
赤ちゃんとママが快適に過ごせる空間であれば十分です。
新生児訪問でよくある質問とその答え

Q1. 訪問を断ることはできる?
原則として任意ですが、ママや赤ちゃんの健康チェックを兼ねているため、受けるのがおすすめです。どうしても都合がつかない場合は、日時の変更や電話相談など、別の形で対応してもらえることもあります。
Q2. 里帰り中でも受けられる?
可能です。里帰り先の自治体に連絡すれば、滞在先で訪問を受けることができます。また、戻った後に改めて地元で受けるケースもあります。
Q3. パパも同席できる?
もちろんOKです。パパが育児のサポートを学ぶ良い機会でもありますし、保健師さんや助産師さんに直接質問できる貴重な時間になります。
新生児訪問後も続くサポート体制を活用しよう

新生児訪問は「一度きり」で終わりではありません。必要に応じて、地域の保健センターがフォローをしてくれる場合があります。
例えば、発達相談・母乳相談・離乳食講座・子育てサロンなど、継続的にママを支える仕組みが整っています。
また、訪問時に信頼できる担当者と出会えたら、その後の相談窓口として心強い存在に。
「ちょっと気になるけど病院に行くほどじゃない」そんなときも、電話一本で気軽に話を聞いてもらえます。ただし、平日の開庁時間でないと受け付けられないので、時間をしっかりチェックしておいてくださいね。
まとめ:新生児訪問は“育児のスタートを支える安心時間”

新生児訪問は、ママと赤ちゃんに寄り添う心強いサポートです。体調や心のケア、授乳・睡眠・お世話の悩みまで、ひとりで抱え込まずに相談できる大切な機会。
訪問を通して、「これで大丈夫」という安心感が得られるはずです。ただ、一度大丈夫と思っても、なかなか育児は思い通りにいかないのが当たり前。
完璧でなくても大丈夫です。専門家の力を借りながら、少しずつ自分のペースを見つけていきましょう。
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