お正月に子どもたちがもらうお年玉はどのように管理したり、使ったりしていますか?
お金の価値がわかるまで親が管理している方が多いと思いますが、何歳くらいから子どもにいくら使わせるか悩むこともあると思います。
今回は、大学生を頭に三人の子どもを持つ筆者が、親としてどのようにお年玉を管理していたのかを紹介します。
幼児期から高校卒業までの間に、お年玉の扱い方を変えていった内容を詳しくお伝えします。
迷ったときは一つの例として、参考にしてくださいね。
マンガ:サダイチ
子ども名義の通帳を作って管理
我が家では、子どもがお年玉をもらったら、一度全部親が預かります。
その後、子ども名義の通帳にそれぞれ貯金しました。
この通帳は子どもが生まれたときに作っていて、お年玉だけでなく出産祝いや入園祝いなども入金していました。
小学生になるまでは、全額貯金をして子どもに使わせることはありませんでした。
もちろん、親が使うことも控えました。
小学生からはひとつだけほしいものを買ってから貯金
小学校に入学したあとは、ひとつだけほしいものを子どもと一緒に買いに行きました。
一度は全額を子どもに持たせます。
それだけでも、子どもにとってはドキドキの体験です。
大体数千円のおもちゃかゲームを買っていましたが、そのときに買い物の仕方も教えます。
店員さんにどのように接すればいいのかを教える良い機会にもなりましたよ。
残りはそれまでと同じように、子ども名義の口座に貯金します。
貯金しているお金について子どもに説明
小学校3〜4年生くらいになると、お年玉がどのように管理されているのかをきちんと説明します。
通帳を見せて、子どもが知りたがった場合は、どのくらい貯金しているのかも見せていたと思います。
そして、高校や大学に入るときにお金がたくさん必要だから、そのときのために貯金していると伝えました。
子どもは、自分の将来のために使われると知って納得していたようでした。
高額なものを欲しがることは、特にありませんでしたよ。
このやり方で、中学生卒業まで管理しました。
お金の大切さを教えるチャンス
高校生になってからは、お年玉を全額渡して自分で管理をさせました。
そして、高校卒業後に通帳を渡し、印鑑の登録も変更しました。
大学進学のための資金は、お年玉貯金を使わずに済んだので、貯金した全額を本人に渡すことができました。
しかし、足りない場合は使う予定でしたし、中学生の末っ子(原稿執筆時)の貯金も同様に扱うつもりです。
お年玉は子どもが日頃手にしない金額になることもありますが、どのように扱うかを教えるチャンスでもあります。
小さいころからお金との付き合い方を少しずつ教えていくことが、子どもにとってかけがえのない財産になると思います。
ママライタープロフィール
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大学生の息子、娘、中学生の息子を持つママライター。(※原稿執筆時)
知的好奇心を満たしてくれるものが大好物。 今ハマっているのはCOTEN RADIOとKevin’s English Room。苦手なのは計算と掃除。
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