子どもが少年野球や野球部で活躍するのはうれしいことですが、ユニフォームの洗濯が大変ですよね。
スライディングや雨の日の練習で、泥だらけになってしまったユニフォームを持ち帰ってくることもあります。
子どもが野球を始めたいようだけれど、洗濯が億劫で躊躇している、なんて方もいるかもしれません。
今回は子どもの野球のユニフォームの洗い方や、泥汚れの落とし方をご紹介します。
\ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい /
野球のユニフォーム、基本の洗濯方法
まずは、野球のユニフォームに付く汚れを理解しましょう。
汚れの種類によって洗い方や使う洗剤が異なります。
汚れたユニフォームの基本の洗濯方法、洗う順番やポイント、洗剤選びをお伝えします。
ユニフォームに付くのはどんな汚れ?
野球のユニフォームには、大きく分けると、3種類の汚れが付きます。
1つ目は水溶性で水で落とすことができる汗汚れです。
水で落ちるため、洗濯機で洗うことで対応できます。
2つ目は油溶性で油汚れ用(アルカリ性)の洗剤で落せる皮脂汚れです。
こちらも洗濯機で洗うことで対応できます。
3つ目は不溶性で水にも油にも溶けない泥汚れです。
この汚れは洗濯機で落とすことができないため、水溶性・油溶性の汚れとは異なる対処をしなければなりません。
この3種類の汚れをきれいにするためには、以下のポイントをおさえておく必要があります。
泥汚れの落とし方
泥汚れは不溶性の汚れのため、水にも油にも溶けません。
そのため水洗いすると、かえって汚れが広がってしまいます。
泥汚れは洗濯機に入れる前、ユニフォームを乾かした状態で、ブラシや歯ブラシで汚れを掻き出すようにブラッシングするか、払って落とすようにしましょう。
雨で濡れてしまった場合も、まずは乾かしてからブラッシングで泥を落とすのが基本です。
とはいえ、家でたくさんの泥を払うのは大変です。
持って帰る際には、できるだけ泥をはたいて落としてからビニール袋に入れるようにすると、家をあまり汚すことなくスムーズに洗濯できます。
洗濯する順番がポイント
洗濯する順番も重要です。
洗濯するときは、まずユニフォームを乾かしてから泥や砂を落としましょう。
ある程度落ちたら、シャワーでユニフォームの生地に水をかけ、水圧で泥を浮かして押し出します。
泥や砂が落ちたら、次に汗や皮脂の汚れを落とします。
ユニフォーム全体をチェックし、汚れがひどい部分は液体洗剤を直接塗布してをしてもみ洗いします。
それでも取れないようなひどい汚れが付いているときは、つけ置き洗いをしてみましょう。
そのあと、洗濯ネットに入れたうえで洗濯機で洗い、陰干しするようにしてください。
洗剤選びも大事!
まずは洗濯表示を確認し、使える洗剤を確認してみましょう。
ユニフォームの洗濯では、汗や泥汚れに適した洗剤を選ぶことが重要です。
ユニフォーム専用洗剤は、少々高価格ですが、蛍光剤や漂白剤が配合されていることが多いため、簡単に汚れをきれいにできるのでおすすめです。
また、泥汚れは不溶性の汚れなので、酸素系漂白剤のオキシクリーンや塩素系漂白剤、界面活性剤では落ちません。
全体をキレイにするときはワイドハイターなどの漂白剤を使うようにするといいでしょう。
野球ユニフォームのアイテム別洗濯方法
野球のユニフォームにはさまざまなアイテムがあるため、それぞれに応じた方法で洗うことも大切です。
ここからは、ユニフォームの各アイテムごとに、付いている汚れの種類や、それに合わせた洗濯方法と干し方を紹介します。
ユニフォームの洗濯ポイント
前述したように、泥汚れは基本的に水や洗剤だけでは落ちません。
洗う前にユニフォームを乾かし、泥を叩いて落としておきましょう。
繊維の中に泥が入り込んでいると叩いただけでは落ちないので、泥汚れ用の洗剤や、洗剤を水で薄めた洗剤液を汚れに塗布し、スポンジで叩くことで泥を押し出します。
汚れがしつこい場合は洗剤を付けたまま一晩放置し、洗剤が汚れを押し出してくれるのを待ちましょう。
上着は裏返し、ファスナーを閉めて洗濯機に入れたら、温かい風呂の残り湯を使って洗いましょう。
野球用ユニフォームパンツは、干すときに裏返し、ウエスト部分から風が入るようにピンチハンガーで広げて陰干しするとキレイに早く乾きます。
洗濯板も活躍!靴下の洗濯ポイント
靴下は泥汚れだけでなく、汗や皮脂汚れも付きやすく、特に汚れが気になるアイテムの一つです。
脱いでから時間が経ってしまうと黄ばんでしまうことがあるので、できるだけ早めに洗濯するようにしてください。
まずはユニフォームと同様に、洗う前によく乾かし、泥や土を叩いて落としましょう。
黒ずんだ汚れがあれば、液体洗剤をつけてもみ洗いします。
その際、洗濯板を使ったり、ブラシでこすったりすると効果的。
水で軽くすすいでから洗濯機に入れれば、他の衣類に泥汚れが付くのを防げます。
干すときはつま先部分を上にして干し、ゴムが伸びないようにしましょう。
アンダーストッキングの洗濯ポイント
野球用のアンダーストッキングは、主にウールやアクリルなど伸縮性のあるニット素材でできています。
そのため、おしゃれ着用洗剤を使用し、手洗いするのが基本。
泥や土を手で払い落としたら、汚れの付いた部分に洗剤を直接つけ、なじませていきます。
そのあとに、洗濯液につけて軽く押し洗いすればOKです。
すすぎのあとに洗濯機で脱水すると生地を傷めてしまうので、タオルドライで優しく脱水するようにしましょう。
ストッキングを干す際は、ゴムの部分を上にして、陰干しをするようにすれば、変色や退色の予防になります。
アンダーシャツの洗濯ポイント
アンダーシャツなどのインナーは泥汚れが付くことは少ないですが、汗や皮脂がしみこんでいます。
薄手の生地なので、丁寧に扱いながらもしっかり汚れを落とすのが大切です。
洗濯機に入れる前につけ置き洗いをするとキレイになります。
まずは洗面器や洗濯桶に40度以下の水を適量入れ、洗剤と酸素系漂白剤を加えて洗剤液を作ります。
アンダーシャツを洗濯ネットに入れてから洗濯液に浸して、30分〜2時間ほど放置しましょう。
そのあと洗濯機に入れて洗い、脱水が終わったらすぐに取り出して干すようにしてください。
アンダーシャツは裏返しにして陰干しするか、部屋干しをすれば変色や退色を防げます。
野球帽の洗濯ポイント
表面は泥汚れ、内側は汗や皮脂などで意外と汚れている野球帽。
そのまま放置しておくと、ニオイや黄ばみ、黒ずみの原因になるのでこまめに洗濯するようにしましょう。
洗う前に必ずタグの洗濯表示を確認してください。
自宅で洗えることを確認したら、色あせや型くずれを防止する効果のあるおしゃれ着用洗剤を使って洗います。
泥を手で払い落としたら、汚れが気になる部分に洗剤を塗布し、スポンジで軽くたたいてなじませます。
洗濯ネットに入れて洗濯機で洗い、軽く脱水しましょう。
2リットルのペットボトル容器などにかけて干すと、型崩れなくキレイに乾かせるのでおすすめです。
まとめ:それぞれの汚れに適した洗濯を
野球のユニフォームの洗濯は、さまざまな種類の汚れが付いているうえに、アイテムごとに洗い方や干し方が異なります。
洗濯機ですべてを一度にキレイにするのは難しいため、それぞれの汚れや形状、素材の特徴に合わせた洗い方が必要です。
気持ちよく練習してもらうためにも、頑張って洗濯してくださいね。
賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、チャットでお客様のご相談を24時間受け付けております。
ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。
\ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい /