二次性徴が始まる思春期。
男の子の変化は、母親にとって経験したことがなくわからないことだらけです。
その一つが髭。
「鼻の下の産毛がなんとなく濃くなってる気が……」
「ツルツルだったお肌に髭が……」
などと衝撃を受けている場合ではありません。
髭剃りを始めるタイミングを迎えた我が家の体験談を紹介します。
女性は未経験ゆえにわからない！髭剃りのあれこれ
姉妹のなかで育った私は父親と夫の髭剃りしか見たことがなく、男の子の初めての髭剃りがどのようなものかわかりませんでした。
子どもたちを病院に連れて行ったり、学校の連絡を確認したり、子どもたちに関する大抵のことは担ってきましたが、この件に関してはまったくのお手上げ状態。
夫にお任せしたところ「髭剃り用の電気シェーバーを使って毎日剃るようになるのは、太く濃い髭になってから」「髭剃りは刃物を使うのでケガをしないように気を付けることが大事」「泡をたっぷりつけて滑らせるように剃る」と話が始まり、息子も素直に聞いていました。
髭剃りというきっかけは、思春期の男の子と父親がコミュニケーションをとる良い機会になるかもしれません。
初めての髭剃りは父親など身近な男性をお手本に
初めての髭剃りは、多くの男性が成長過程で通る道です。
当時の心境を息子に聞いてみたところ「思春期だし、髭の話をするのは恥ずかしい」「友達と髭の話なんてしなかった」とのことでした。
一方で「刃物を使うから最初に剃り方を教えてもらえて良かった」とも。
息子は高校生になったタイミングで電気シェーバーへ移行し、今は頻繁に髭を剃っていますが、電気シェーバー購入時も父親のアドバイスを聞いていました。
髭の濃さや生え始めるタイミングは個人差が大きく、初めての髭剃りがいつになるかは人それぞれ。
遺伝的に髭のタイプが似ている父親や兄弟は良いお手本になるようです。
安全に髭を剃るために
髭剃りをするときに最も気を付けたいのが安全性。
息子は「髭剃りの方法を聞いて気を付けていても、唇の近くを誤って切ってしまったことがある」と話していました。
そのあとは「唇を口の内側に巻き込むようにして慎重に剃るようになった」そうで、何度か剃っているうちに上達していったといいます。
子どもは髭について恥ずかしくて話せないことが多いので、産毛を気にして自己流でこっそり剃る前に、周囲の大人が声をかけて剃り方を伝授してあげましょう。
夫はT字剃刀を薦めていましたが、産毛剃り用のシェーバーを使う方法もあります。
産毛剃り用のシェーバーなら持っているお母さんも多そうですね。
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ママライタープロフィール
15歳と18歳の息子を持つ福岡在住のライター。(※原稿執筆時)
情報誌勤務を経てフリーランスのライターとして活動中。
DIYやお笑い鑑賞、フリマアプリで不用品を売ったり、ポイ活をしたりと、興味のおもむくままに楽しんでいます。
息子たちには野球マニア、潮干狩りのプロと呼ばれています。
