子どもの寝かしつけに時間がかかると「もう!早く寝て!!」とイライラしてしまいますよね。
1日の終わりはゆったりとした気持ちで過ごしたいものです。
おやすみの絵本を読み聞かせたり、眠れる音楽をかけたりしても全然眠くなる様子がない!なんて経験はありませんか?
実は、子どもの寝かしつけは朝から始まっています。
寝かしつけ効く朝の過ごし方
子どもが早く寝付いて、朝もスッキリ起きてくれると、保護者はとても助かります。
ヒトは1日を過ごすなかで眠くなるタイミングがあります。
眠くなるタイミングが寝かしつけの時間になるように、生活リズムを整えてあげると寝かしつけがしやすくなります。
ヒトは朝に起きて光を浴びた14〜16時間後に眠くなります。
これは、概日リズムや睡眠に関連したホルモンであるメラトニンの影響です。
良い睡眠をとるポイントは、光と食事です。
朝にカーテンをあけ、太陽の光をしっかりと浴びましょう。
そして、メラトニンは必須アミノ酸の一つであるトリプトファンから作られます。
ぜひ、トリプトファンを含んだ食品を朝ごはんに取り入れてみてください。
(参考)読売新聞オンライン:[Gトレ! 子どもの栄養]<3>良い睡眠は朝食から
もうママも子どももイライラしない!夜に眠れる朝ごはん
メラトニンになるトリプトファンを含む朝ごはんのメニューをご紹介します。
トリプトファンは幸せホルモンといわれるセロトニンになったあとにメラトニンになります。
セロトニンは起床時に光を浴びると自律神経に作用して覚醒を促します。
落ち着いた気持ちで日中を過ごすのを助けてくれます。
朝ごはんにトリプトファンをきちんと摂ると、朝の目覚めが良くなり夜の寝つきが良くなります。
トリプトファンは、乳製品、大豆製品、ナッツ類、卵類、肉類、魚類、バナナ、アボカドなどに多く含まれています。
朝に時間や食欲がない方は、バナナに豆乳や牛乳、ヨーグルトを合わせるのがおすすめです。
和食が好みの方はご飯に納豆と魚、洋食が好みの方はパンにスクランブルエッグとチーズやナッツなどを組み合わせてみましょう。
(参考)文部科学省・食品成分データベース:成分|アミノ酸|トリプトファン
夜はリラックスできる環境作りを
子どもの健やかな成長には十分な睡眠時間が必要です。
寝付くのが遅くなり、朝すっきり起きれないと園や学校の準備がスムーズにいかず、登園後や登校後も集中力がなくなったりイライラしたりと元気に過ごせません。
寝かしつけの時間が遅くなると睡眠不足や不規則な生活リズムになりやすくなります。
寝かしつけの時間に眠れるからだづくりのポイントは、光とご飯。
日中は活動的に過ごし、夕方以降はなるべく照明を落とし、夜は体が興奮しないようなリラックスできる環境作りを心がけましょう。
お昼寝のしすぎも寝付けない原因のひとつです。
ママライタープロフィール
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9歳の息子と6歳の娘を持つ京都出身、福岡在住のママ。(※原稿執筆時)
Webサイト制作を中心にフリーランスで活動中。
上級睡眠健康指導士、株好きのFP2級でもある。
趣味は旅行、読書、牧場巡り。
最近、長男がバスケを始めた。
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