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北海道に住む15歳未満の子どもは、総人口の11.3％で約60万8,000人います。北海道では北の大地☆子ども未来づくり北海道計画を制定し、医療費助成や幼児教育・保育の無償化などの子育て支援や少子化対策に積極的に取り組んでいます。その一つがどさんこ・子育て特典制度です。妊娠中や小学生までの子どもがいる世帯は、協賛店の買い物の際に割引やドリンクサービス、プレゼントなどさまざまな特典が受けられます。

また、多くの施設でオムツ替えや授乳ができる赤ちゃんのほっとステーションを設置しているため、赤ちゃん同伴のお出かけでも安心です。さらに、ほっかいどう未来輝く子育て大賞として、道内で子育て支援の活動に積極的に取り組む企業や個人を毎年表彰するなど、広く意欲的な子育て活動を奨励しています。

地域ぐるみで子どもを見守るせわずき・せわやき隊などのボランティア活動も盛んです。登下校時の見守り活動や本の読み聞かせ、地域イベントの企画実施、地域によっては訪問や預かり保育なども実施しています。

さらに、保健福祉部子ども未来推進局子ども子育て支援課では、結婚・妊娠・育児に関する総合ポータルサイトHAGUKUMU（ハグクム）を立ち上げ、北海道全域の子どもの預け先の紹介や、各自治体が取り組む子育て支援制度、イベントやセミナーなどの情報を発信しています。

道内には子育て支援センターや子育てひろばなど地方自治体や社会福祉法人が運営する、独自の名称がつけられた交流施設があります。乳児から未就学児の子どもを持つ親子を対象に相談やイベント、遊び場などを提供して子育てを応援しています。保育施設のなかには、夜間保育や病児保育、送迎、一時預かりなどに対応しているところもあるので、緊急時も安心です。

また、地域の子育て支援組織のファミリー・サポート・センターでは、子育ての援助を受けたい方とおこないたい方が会員となって、放課後児童クラブの送迎や一時預かりなどの援助活動が円滑におこなわれています。このように、北海道の大自然のなかで子どもを伸び伸び育てたい保護者のために、手厚い子育て支援制度や施設が充実しているので、安心して子育てができるでしょう。

主要都市や主要駅周辺、規模の大きい住宅地周辺には、ショッピングモールや大型スーパーなどが多数出店しているので、日常の生活に不便はないでしょう。なかでも、大型商業施設の千歳アウトレットモール・レラやサッポロファクトリー、アリオ札幌は、地域住民だけでなく観光客も多く訪れる人気スポットです。

道民が多く居住する地域では、総合病院やクリニック、医院などが一通り揃っています。道庁所在地の札幌市には、北海道医療センターや北海道大学病院、北海道立子ども総合医療・療育センターなどがあり、医療の中枢を担っています。また、北海道内の各エリアで30ヵ所の医療施設が地域周産期母子医療センターとして指定または認定されているため、妊娠や出産の際にも安心です。

北海道は、充実した設備を持つ公共施設もあちこちに点在しています。北海道の自然や歴史などが学べる北海道博物館や、札幌市埋蔵文化財センターと併設された大規模の札幌市中央図書館、乳幼児から高校生までを対象にしたイベントが盛んな札幌市中央区にある中島児童会館などです。

北海道には自然スポットや観光スポットが数多く存在します。子連れで行くなら、目いっぱい体を動かせて、子どもから大人まで楽しめるカムイの杜公園がおすすめ。ほかにも、動物や海の生き物が間近で見られる旭山動物園やおたる水族館も人気の施設です。白い恋人パークは、お菓子のテーマパークとして工場見学やお菓子作り体験、ミニ鉄道などがあるので子どもも十分楽しめるでしょう。

広大な土地にたくさんのお出かけスポットがあり、子どもの成長に合わせて行動範囲も広げられます。子育てを楽しめる環境が整っているので、ファミリー世帯も安心して住み続けられるでしょう。